大失敗ダイエット!?

みなさん、こんにちは。東京人材事業部の草野です。

緊急事態宣言や新しい生活様式、目まぐるしく変わる毎日、コロナの影響で食生活も乱れ、在宅でリモートワークなど、運動不足やストレスにより太ってしまった。

という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

無理なダイエットでは免疫を落としかねませんし、かといって肥満ではコロナの基礎疾患になりうる可能性もあるし…。

管理栄養士の端くれとして、なによりただただ太っているのは恥ずかしい…そんなことを毎日考えているだけでストレスが溜まります。

今日は、私が、今までダイエットや健康によいと思って食べていたものが実は体に悪影響を及ぼしていた体験をお話をしたいと思います。

健康診断前の努力

私は、もともと露出の少ない冬に太る傾向にあります。

栄養士の皆さんなら意識されているかもしれませんが、管理栄養士の端くれとして私も普段からBMI22を超えないように注意しています。

年々、飲酒量が増えているように思うのですが、春の健康診断前にはいつも悪あがきのダイエットを試みます(笑)

 

その年のブームは、糖質コントロールで、糖質オフ麺にはまりました。

『食物繊維が20g以上含まれていて糖質も50%オフ!!』に踊らされて?勝手に踊って!

食物繊維をしっかりとって一石二鳥…、オリーブ油もかけて血糖値の上昇を抑制などと0kcalぐらいの気持ちで、

「今まで我慢していたものが食べられるー!」と、

毎日…、いや、朝、昼、夜、夜中を問わず、糖質オフ麺を食べまくりました。

思い込みと勘違い

実際は、糖質オフ麺と言っても1食分で糖質30g以上も含まれていました。

それを2個も3個も食べれば、ご飯を食べてるのと変わらず、もちろんまったく痩せていませんでした。

いや、むしろ太っている?

と、思いましたが太った状態を改善できないまま健康診断をむかえました。

診断結果は、中性脂肪値は基準値内ギリギリ、血圧は、初めて130mmHg超えの正常高血圧値をたたき出してしまいました。

ドはまりしていた糖質オフ麺を一切断ち、食生活を改めて見直してみたら、今までダイエットと思って食べていたものが実はそうでもなかった?ということに気づきました。

気を付けたい食品

①糖質コントロール食品

失敗しない ダイエット

糖質コントロール食品と聞くと、低エネルギーで食物繊維が多く含まれると勝手にトータルで健康的な食品だと思い込んでいました。

しかし、もともとエネルギーの高い糖質を半分程度に減らしただけのものもあり、もちろん0kcalなわけはなく、さらに糖質の代わりに増やした味のノリにくい材料や独特な香りを消すために塩味を利かせたものが多かったのです。

インスタント食品や加工食品、ラーメンなどに含まれる食塩量は、全般的に多めですが、なぜか糖質コントロール食品は、減塩にも配慮されていると思っていたのです。

また、1日分の野菜がとれるタイプや香辛料がたっぷり入った辛い低エネルギースープなども、想像以上に食塩相当量が多かったです。

満足感を得るためにラーメンのスープは飲み切っていましたし、空腹感を抑えるため1日に何個も野菜スープを飲んだこともありましたので、それに気づいた時は衝撃でした。

お金をかけて不健康になっていたとは思いもよりませんでした。

②市販のもずく酢

次にご紹介するのは、モズク酢です。

もずくは、低カロリーで食物繊維が豊富、ミネラルを多く含み、独特のぬめりにも健康効果がある食品として知られています。

しかし、市販のもずく酢には、1個70gあたり0.9gも食塩が含まれていたのです。

私は、味のないもの、こんにゃく、海藻などが苦手でしたが、もずく酢は、食べられました。

「食物繊維と酢が手軽にとれる。」

と、もずく酢を食事の前に毎日2個づつ、1日で6個食べていました。

2020年の20歳以上の女性の食塩摂取目標量は1日6.5g未満ですから、とんでもないことですね。

カロリーほど減塩を気にしたことがなかったと改めて気づきました。

そこで、ここは栄養士らしく!?食事記録法による3日分の栄養摂取調査を行い、栄養価となんとなく1日のエネルギー必要量も算出してみました。

できるだけ動きたくない運動嫌いの私の身体活動レベルなど限りなく低く、1日の消費カロリーは微々たるもの…

結果的には、運動もせず、糖質も全く制限されていないうえ、糖質以外は我慢しなくていいとおかずをモリモリ食べたことで明らかな摂取カロリーオーバー食塩の過剰摂取と飲酒で痩せるはずがなかったのです。

今でも、あの糖質オフ麺の『味』が好きらしく、ついつい食べたくなってしまうのですが、前みたいな爆食いはやめました。

また、しっかりと栄養成分表示も確認し、もずくも味のないものを選ぶようにしています。

おかげで翌年は、正常値に戻りました。

そして、この経験を生かして!?

栄養指導、特定保健指導で悪い例として皆さんにお話しします。

怠けている話は無関心期の方に、食事や運動の失敗談は、頑張っているのに全く成果がみえないという自信たっぷりの方に割と響いてくれます。

自分も、もしかしたら…と、色々と話してくださったり、さっきまで「無理して健康になって長生きするつもりはない!」と、おっしゃっていた方も、「自分でもわかってるんだ~」と少し聞く耳を持って下さる方もいます。

水なのに砂糖が含まれているものがあると思わなかったという方、糖質コントロール食・100%オレンジジュースや野菜ジュース・乳酸菌飲料は血糖値が上がらないと思っている方、テレビやインターネットの一部の偏った情報で誤った解釈をしている人もたくさんいて、「今日は勉強になった。来てよかった。」などと、言っていただけると、本当にうれしい気持ちになります。

日々、経験を積むことはとても重要で、また、そのような誤った情報を精査して、正しくお伝えできるように、こちらも日々、勉強しないといけないと思う今日この頃です。

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