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ゲノム編集食品について

2019.04.14

こんにちは。外部スタッフ 管理栄養士の神宮です。

桜の開花、満開の便りを次々と耳にする季節となりました。

新年度を迎え、新しい元号が発表され、新しいことにチャレンジしたくなる季節ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

先日、厚生労働省から「ゲノム編集食品が今夏にも市場に流通する見込み」との発表がありました。

年内にも私たちの食卓に登場するかもしれません。

 

ゲノム編集食品とは、生物の遺伝子を狙いどおりに効率よく改変できる技術を使った食品です。

国内では、収穫量が増えるイネや、大きくなるマダイ、毒素を持たないジャガイモ、有効成分が多いトマトなどの開発が進められています。

出荷量増加、安定供給、健康増進と消費者にとっても生産者にとってもメリットが期待されます。

また、従来の品種改良が効率よく狙いどおりに生産できるようになり、将来的には我々の食卓に大きな影響があるのではないかと想像します。

 

ただし、やはり安全面への懸念が心配されます。

ゲノム編集食品の中には、特定の外来遺伝子が残存せず、人工制限酵素により遺伝子の改変を施しても、品種改良と同様に自然界で起こりうるものとみなされる食品があります。

よって、従来の安全性審査の対象外となり、開発者は厚生労働省の調査会に情報を届けるだけで販売できるようになりました。

背景には、外来遺伝子がないので遺伝子組み換え技術のような追跡はできず、自然界で突然変異したものと比較しても区別が付かないことなどが挙げられます。

つまり、申告がない限り、ゲノム編集食品かどうかの見極めが不可能な状況になります。

 

従来の遺伝子組み換え食品は、国の安全審議を受けたもののみが流通し、品種も8種の農作物に限定されていますが、

それでも「遺伝子組み換えでない」と記載された任意表示のパッケージを目にする機会が多いかと思います。

私もこの表示をつい確認し、安堵感を感じています。

しかし、家畜の原料や加工食品の原料などには大量の遺伝子組み換え食品が使用されており、現在日本に輸入される対象の農作物の内、8割が遺伝子組み換え食品であるという現実もあります。

既に我々の生活にはかかせない技術であり、今後ますます新たな技術により生まれた食品が流通する様になると考えられます。

 

ただし、食べ物である以上、消費者が安心して食べられることが一番大切です。

 

実際に一般販売が開始されるまで、この課題点についてはさらなる議論がなされると考えます。

一消費者として、適切な検討を継続して欲しいと願います。

近い将来、我々の食生活にどのように影響してくるのか、今後の動向に注目したいと思います。

 

【参照】

  1. 2018年11月19日遺伝子組み換え食品等調査会資料
  2. 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会 新開発食品調査部会 報告書 ゲノム編集技術を利用して得たれた食品等の食品衛生上の取扱いについて

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