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栄養士がスポーツ競技の特性について知る大切さ

2019.12.21

皆さんこんにちは。執筆スタッフ 管理栄養士の中村達也です。

東京オリンピックの話題もどんどん出てきている中で、スポーツ栄養に興味を持つ管理栄養士さんが増えてきているのではないでしょうか。


スポーツ栄養に携わりたいです!!といった声を僕自身も聞く機会がありますが、どのようなスポーツに関わり、どんな栄養管理をしたいですか?

 

スポーツに関わることができたら、どれでもいいですか?

 

この質問に、答え自体はありません。(笑)

 

ただ、「競技をきちんと知らないと、対象者の栄養管理はできません。」

当たり前のこと何言ってんの!!

 

なんて思うかもしれません。

 

しかし、この当たり前のことが実はとても重要だったりします。

 

と、今はこのようなことを書いていますが、「スポーツや運動の強度毎に必要な栄養量のガイドラインがあるから、それを参考にすればいいじゃないか。」と

僕はスポーツ栄養分野に関わるときに実際にそのように感じ、競技について深く考えることもなく、取り組み出した経緯もあります・・・

 

スポーツで関わるとして、例であげるなら、

 

陸上競技長距離、短距離、十種競技など。球技でも、野球、サッカー、ラグビーなど様々なスポーツがあります。

みなさんでも、試合の内容や試合時間は大体はお分かりになるのではないかと思います。

 

では、試合間のインターバル、試合での天気や湿度などの環境、メインの大会はいつなのかなどはいかがですか?

 

スポーツ栄養に関わるにおいて、試合のことだけでなく、試合以外の部分も考えていくことが重要になります。

 

最高のパフォーマンスを上げてもらうためには、どの時点での栄養補給が必要なのか、そしてどのような組成にするのか、どのような形態で補給してもらうのかなど・・・

 

栄養士サイドが「これだ!!!」と思って提供したものでも、実際に選手が食べないと意味がありません。

 

試合と試合のインターバルが10分しかない状況、2時間以上空く状況、状況によっても、提供するものが変わるでしょう。

 

なぜここまで細かく考えなければいけないのかと言うと・・・

 

「選手が結果を残すこと」に繋げなければいけないのです!!

 

栄養士が選手に関わって、結果が変わった、結果が変わらなかった。

 

この2者によって選手もですし、我々栄養士の今後も変わるでしょう。

 

1人の選手が、最高のパフォーマンスを出せ、自分のキャリアハイを出すためのお手伝いをしていくためにも、栄養素のことだけでなく、スポーツの特性、環境、時間など様々な観点から観ていくことが必要となります。

 

そのためには、普段の仕事から、幅広い視野を持って選手と関わる意識を持つことをオススメします。

 

栄養管理については、教科書やセミナー等で色々学習されることが多いかと思います。

 

学ぶ機会はたくさんあります。

 

しかし、せっかく学習したものを活かさないと、知識をただ入れたでだけで宝の持ち腐れになってしまいます。

 

活用したことをどんどん使っていくためにも、競技を知ることが大切になってくるのです。

 

そして、自分から対象者に向けて、しっかり発信していきましょう。

 

「木を見て森を見ず」

 

この意味は、目の前のことばかりに意識がいき過ぎて、周りが見えなくなる様子を示すことわざですね。

 

スポーツ栄養でも同じようなことが言えるのかなと思います。

 

選手をしっかり見て、選手の要望に応じたアドバイスをしていくことも大切です。

 

ただ、それだけでは無く、タイムスケジュール、競技の特性など・・・

 

その選手がトレーニングにどのように取り組んでいるのか、メンタル的な部分はどうかなど・・・

 

そうした上で、選手それぞれで、年間のスケジュールや、短期的スパンでのスケジュールを立てていくことができると、深い栄養管理も可能になってくるでしょう!

 

スポーツ分野だけでなく、対ヒトを相手とする栄養業務は、点をみる考えだけでなく、広く観ていく考え方も必要です。

 

相手も自分も満足し、結果の残せる栄養管理をしていきましょう。

 

以下、ご参考までに

国立スポーツセンターのスポーツ栄養に関するホームページです。

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