お米作り体験 ~稲刈り編~

こんにちは、Dietitian Job運営会社 株式会社東洋システムサイエンス 管理栄養士の増田です。

6月からお米作り体験交流会シリーズとしてブログ掲載中ですが、今回は「~稲刈り編~」です!
今回も東京都日野市にある石坂ファームハウスさんに伺いました。
(前回は8月に「お米作り体験交流会~お米のお花観察会&収穫体験~」に参加しました。)

一週間前から天気予報をチェックしていたのですが、当日の予報は雨。前日も雨、、翌日も雨、、、!

田んぼがぬかるんでいる状態では稲穂が汚れてしまうため収穫が難しく、前日のお天気も重要となってきます。

通常稲刈りは、お米のお花が咲いてから45日前後が目安とされてます。

お天気が悪かったからといって稲刈りを翌週まで延期はできないので、稲刈り体験は中止となり収穫は石坂ファームハウスさんにお任せすることになります。

ベストなタイミングで収穫するためにも、どうにか天気予報が変わってほしいと願いながら一週間を過ごしました。

前日は予報通りの大雨で開催が危ぶまれる状況でしたが、願いが通じたのか当日は雲の合間からぞく青空と心地良い秋風を感じる好天の中での稲刈りとなりました。

稲刈り

今回も稲刈りを始める前に、石坂ファームハウスさんから稲刈りの手順や刈った後の稲の束ね方に関するご説明がありました。

稲刈りではギザギザの刃がついた「のこぎり鎌」という特殊な鎌を使用します。扱い方を誤ると大きな怪我につながるため、皆さん真剣にお話を聞いていました。

クイズでは2株でご飯茶碗約1杯分のお米が収穫できることを学びました。

いざ稲刈りへ!

①稲の生えているところから5cm~10cmくらいのところに鎌をあてて、のこぎりで切るように、ザクザクと刈っていきます。簡単そうに思えましたが、コツを掴むまで少し時間がかかりました。

② 次に3、4株をまとめてひと束にします。
3本ほどの藁をひものようにして縛ります。2周巻いてから余った藁を何度もねじって、ひもの隙間にねじこみます。

③ 最後はまとめた束を半分に開いてパイプに干します。

ここまでが稲刈りの一通りの手順になります。

前日の大雨の影響で田んぼがぬかるんでいたため、普通に歩こうとすると足をとられそうになるので慎重に歩きました。

あぜ道から刈る稲のある場所まで約5、6メートルの間を慎重に歩きながら行ったり来たり、、、これだけでも足腰に負担がかかります(汗)

さらに中腰になって稲を刈る、、
本当に体力のいる仕事なんだなと実感しました。

今回は田んぼがぬかるんでおり、長靴ではない方が田んぼに入るのは難しいため、普通の靴を履いている参加者の方に刈った稲を束ねて干してもらうといった役割分担で作業を進めることになりました。

皆さんで協力し合いながら、無事稲刈りが終了しました!!

(稲刈り後の田んぼの様子)

現代の稲刈り

稲刈り体験後には、実際にコンバインを動かしているところを見学させてもらい、刈り取りや脱穀の様子を見ることができました。

(脱穀して、ワラを自動で束ねます)

(ワラカッターで細かく砕いて、田んぼへの肥料として還元しています)

私たちの作業時間よりも何倍も速く、そして正確に作業を行う機械を目の当たりにし、農家の方々にとって、いかに機械が力となってくれているのかも実感できました。

実りの秋、収穫の秋

稲刈り体験後、石坂ファームハウスさんの畑で秋野菜の収穫体験も行われました。
この日に収穫できる野菜は、里芋・さつま芋・すだち・長ネギの4種類!

収穫を終えた参加者の皆さん、袋がずしりと重そうでした。

収穫体験以外でも、石坂ファームハウスさんでは秋の味覚に出会えます。

私は今回、お土産に坊ちゃんかぼちゃとバターナッツかぼちゃを買って帰りました。

普段スーパーでは見かけることの少ないバターナッツかぼちゃですが、ネットを検索してみると色々な調理方法が紹介されていたので、その中からグラタンを選んで作ってみました。

バターナッツかぼちゃの形を活かして、中身をくり抜いてグラタン皿に見立てるバージョンです!

バターナッツかぼちゃの甘さがベーコンとチーズの塩気によってより際立ち、美味しかったです。今回もまた、農家の方々や収穫された作物に感謝の気持ちでいただきました。

次回は、しめ縄体験でまたお邪魔させていただきます♪
「お米作り体験交流会~しめ縄編~」としてブログにて掲載予定ですので、そちらもぜひご覧になってください!

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