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第30回管理栄養士国家試験問題81~120

問題をクリックすると解答が開きます。

    • Q81

    • 血漿、間質液(組織間液)および細胞内液に存在する電解質として、最も濃度の高い陽イオンの組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

    •                          血漿   間質液   細胞内液

    •                (1)カリウムーナトリウムーナトリウム

    •                (2)カリウムーカリウムーナトリウム

    •                (3)ナトリウムーカリウムーカリウム

    •                (4)ナトリウムーナトリウムーカリウム

    •                (5)ナトリウムーナトリウムーナトリウム

 

  • A81

  • 正解(4)

    血漿と間質液は細胞外液でそれ以外が細胞内液。細胞内液はカリウムが多く含まれているがナトリウムは少ない。細胞外液にはナトリウムが多く含まれているがカリウムは少ない。

  • Q82

  • エネルギー代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)基礎代謝量は、除脂肪体重より体重との相関が高い。

  •        (2)基礎代謝量は、甲状腺機能が低下すると上昇する。

  •                (3)身体活動レベル(PAL)は、総エネルギー消費量を安静時のエネルギー消費量で

  •         除して求める

  •                (4)メッツ(METs)は、各種身体活動時のエネルギー消費量を安静時の消費エネルギ

  •         ーで除して求める。

  •                (5)食事誘発性熱産生は、脂質が一番高い。

  • A82

  • 正解(4)

    (1)基礎代謝量は除脂肪体重の方が体重より相関が高い。(2)基礎代謝量は甲状腺機能が亢進すると上昇。(3)身体活動レベル(PAL)は総エネルギー消費量を基礎代謝時のエネルギー消費量で除して求める。(5)食事誘発性熱産生はたんぱく質が一番高い。

  • Q83

  • エネルギー代謝の測定に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)直接法では、体温の変化を測定する。

  •        (2)二重標識水法では、呼気中の安定同位体の経日的変化を測定する。

  •                (3)呼吸商は、酸素消費量を二酸化炭素産生量で除して求める。

  •                (4)グルコースのみが燃焼した場合の呼吸商は、0.7である。

  •                (5)たんぱく質の燃焼量(g)は、尿中窒素排泄量(g)に6.25を乗じて求める。

  • A83

  • 正解(5)

    (1)直接法は活動時に産生された熱を水温の上昇で測定。(2)二重標識水法は尿中の安定同位体の経日変化を測定。(3)呼吸商は二酸化炭素産生量を酸素消費量で除して求める。(4)グルコースのみが燃焼した場合の呼吸商は1.0。

  • Q84

  • 栄養ケア・マネジメントの手順としては、栄養スクリーニング後、[a]、[b]、[c]、[d]の順で行い、[d]に続き、必要に応じて再度[a]を行う。[ ]に入る正しいものの組合せはどれか。1つ選べ。

  •             a                       b                      c                    d

  •      (1)栄養アセスメントー栄養ケアプランー栄養介入ーモニタリング・評価

  •        (2)栄養アセスメントーモニタリング・評価ー栄養ケアプランー栄養介入

  •                (3)栄養ケアプランー栄養アセスメントー栄養介入ーモニタリング・評価

  •                (4)モニタリング・評価ー栄養介入ー栄養アセスメントー栄養ケアプラン

  •                (5)栄養介入ーモニタリング・評価ー栄養ケアプランー栄養アセスメント

  • A84

  • 正解(1)

    栄養ケア・マネジメントの手順として栄養スクリーニング後、(a)栄養アセスメント (b)栄養ケアプラン (c)栄養介入 (d)モニタリング・評価の順で行い (d)モニタリング・評価に続き必要に応じて再度 (a)栄養アセスメントを行う。

  • Q85

  • 静的栄養アセスメントの指標である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)血清アルブミン

  •        (2)血清トランスフェリン

  •                (3)血清レチノール結合たんぱく質

  •                (4)血清トランスサイレチン

  •                (5)ヘパプラスチンテスト

  • A85

  • 正解(1)

    血清アルブミン・血清トランスフェリン・血清レチノール結合たんぱく質・血清トランスサイレチン(プレアルブミン)は血漿たんぱく質であるが、代謝回転に違いがあり、血清アルブミンは約1ヶ月で入れ代わるのに対して、血清トランスフェリン・血清レチノール結合たんぱく質・血清トランスサイレチン(プレアルブミン)は、数時間から数日で入れ代わる為動的栄養アセスメントに用いられる。

  • Q86

  • 日本人の食事摂取基準(2015年版)の策定に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。


  •      (1)対象者には、高血圧や高血糖のリスクのある者は含まない。

  •        (2)成人のエネルギーの指標には、BMI(kg/m2)を用いる。

  •                (3)食物繊維の目標量(DG)は、1歳以上の全ての年齢区分で設定された。

  •      (4)生活習慣病の重症化予防は、策定方針に含まれている。

  •                (5)成人男子のナトリウム(食塩相当量)の目標量(DG)は、9.0g/日未満である。

  • A86

  • 正解(2)かつ(4)

    (1)対象者は高血圧や高血糖のリスクのある者で自立した日常生活を営んでいる者を含む。(3)食物繊維の目標量(DG)は6歳以上の全ての年齢区分で設定。(5)成人男性のナトリウム(食塩相当量)の目標量(DG)は8.0g/日未満、成人女性は7.0g/日未満。

  • Q87

  • 日本人の食事摂取基準(2015年版)における水溶性ビタミンの推定平均必要量(EAR)の設定根拠に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。


  •      (1)ビタミンB1は、脚気を予防できる最小摂取量から算定された。

  •        (2)ビタミンB2は、尿中ビタミンB2排泄量が増大し始める摂取量から算定

  •         された。

  •                (3)ナイアシンは、ペラグラを予防できる最小摂取量から算定された。

  •      (4)ビタミンB12は、尿中ビタミンB12排泄量が増大し始める摂取量から算定

  •         された。

  •                (5)ビタミンCは、壊血病を予防できる最小摂取量から算定された。

  • A87

  • 正解(2)かつ(3)

    (1)ビタミンB1は尿中ビタミンB1排泄量が増大し始める摂取量から算定。(4)ビタミンB12は内因子を欠損した悪性貧血患者が貧血を治癒する為に必要な量をもとに算定。(5)ビタミンCは壊血病の予防ではなく、心臓血管系の疾病予防効果並びに抗酸化作用効果から算定。

  • Q88

  • 日本人の食事摂取基準(2015年版)におけるエネルギー産生栄養素バランスに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)エネルギー産生栄養素バランスは、目安量(AI)として設定された。

  •        (2)炭水化物のエネルギーには、アルコールを含む。

  •                (3)たんぱく質の下限は、たんぱく質の下限は(RDA)以上であると設定された。

  •      (4)脂質の上限は、飽和脂肪酸の目標量(DG)を考慮して設定された。

  •                (5)活用時には、基準とした値の幅を柔軟に用いる。

  • A88

  • 正解(1)

    (1)エネルギー産生栄養素バランスは目標量(DG)として設定。

  • Q89

  • 日本人の食事摂取基準(2015年版)の科学的根拠に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。


  •      (1)系統的レビューの方法を用いた。

  •        (2)各々の栄養素のエビデンスレベルは、異なる。

  •                (3)目安量(AI)の算定根拠は、症例報告が多い。

  •      (4)耐容上限量(UL)の算定根拠は、介入研究が多い。

  •                (5)目標量(DG)の算定根拠となる研究の典型的な観察期間は、数か月である。

  • A89

  • 正解(1)かつ(2)

    (3)目安量(AI)の算定根拠は国民健康・栄養調査の数値を多く採用。(4)耐容上限量(UL)の算定根拠は症例報告が多い。(5)目標量(DG)の算定根拠となる研究の典型的な観察期間は数年から数十年。

  • Q90

  • 成人期に比較して高齢期に起こる変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)消化管機能は、亢進する。

  •        (2)肺活量は、増加する。

  •                (3)血管抵抗は、増大する。

  •      (4)免疫機能は、亢進する。

  •                (5)腎血流量は、増加する。

  • A90

  • 正解(3)

    (1)消化管機能は低下。(2)肺活量は減少。(3)血管抵抗は増大する為血圧が上がる。(4)免疫機能は低下。(5)腎血流量は減少。

    • Q91

    • 初乳より成熟乳に多く含まれる母乳成分である。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)たんぱく質

    •                (2)乳糖

    •                (3)IgA

    •                (4)ラクトフェリン

    •                (5)リゾチーム

 

  • A91

  • 正解(2)

    初乳に多く含まれる成分は感染予防の為のIgA・ラクトフェリン・リゾチームが多く含まれ、栄養成分としてはたんぱく質が成熟乳よりも多く含まれるが、乳糖のみは成熟乳に多く含まれる。

    • Q92

    • 日本人の食事摂取基準(2015年版)において、妊婦に付加量が設定されている栄養素である。正しいのはどれか。2つ選べ。


    •      (1)ビタミンA

    •                (2)ナイアシン

    •                (3)ビタミンC

    •                (4)ナトリウム

    •                (5)カルシウム

 

  • A92

  • 正解(1)かつ(3)

    妊婦の付加量が設定されているものはエネルギー・たんぱく質・VA・VB1・VB2・VB6・VB12・葉酸・VC・Mg・Fe・Zn・Cu・I・Se。

    • Q93

    • 離乳の進め方に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)哺乳反射の減弱は、離乳開始の目安となる。

    •                (2)離乳の開始は、生後5、6か月頃が適当である。

    •                (3)フォローアップミルクを使用する場合は、生後9か月以降とする。

    •                (4)離乳の完了は、乳汁を飲んでいない状態を意味する。

    •                (5)食事量の評価は、成長の経過で行う。

 

  • A93

  • 正解(4)

    離乳の完了は乳汁以外の食べ物が主になる状態の時。

    • Q94

    • 思春期の女子の生理的特徴に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)エストロゲンの分泌量は、低下する。

    •                (2)卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌量は、低下する。

    •                (3)黄体形成ホルモン(LH)の分泌量は、低下する。

    •                (4)1日当たりのカルシウム蓄積量は、思春期前半に最大となる。

    •                (5)鉄損失量は、変化しない。

 

  • A94

  • 正解(4)

    (1)エストロゲンの分泌量は増加。(2)卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌量は増加。(3)黄体形成ホルモン(LH)の分泌量は増加。(5)鉄損失量は月経血の損失がある為変化。

    • Q95

    • 高齢者の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。


    •      (1)褥瘡の予防では、体位変換が有効である。

    •                (2)フレイルティ(虚弱)の予防では、除脂肪体重を減少させる。

    •                (3)変形性膝関節症では、肥満がリスク因子となる。

    •                (4)便秘の予防では、水分摂取を控える。

    •                (5)骨粗鬆症の予防では、リンを多く含む食品を摂取する。

 

  • A95

  • 正解(1)かつ(3)

    (2)フレイルティ(虚弱)予防は除脂肪体重を増加。(4)便秘予防は水分や食物繊維の摂取を勧める。(5)骨粗鬆症予防はカルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取。

    • Q96

    • 高齢者の口腔機能と栄養に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)そしゃく機能に障害のある者は、誤嚥しやすい。

    •                (2)水やお茶などは、誤嚥しにくい。

    •                (3)酸味の強い食べ物は、誤嚥しやすい。

    •                (4)凝集性は、嚥下調整食の物性指標である。

    •                (5)嚥下障害は、低栄養のリスク因子である。

 

  • A96

  • 正解(2)

    (2)水やお茶等は誤嚥しやすい。嚥下障害者はとろみのある食べ物を摂取することで嚥下しやすくなる。

    • Q97

    • 体力の測定項目と評価項目の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)上体起こしー敏捷性

    •                (2)握力ー瞬発力

    •                (3)反復横とびー筋力

    •                (4)20mシャトルランー全身持久力

    •                (5)立ち幅とびー筋持久力

 

  • A97

  • 正解(4)

    (1)上体起しは腹筋持久力、敏捷性はスピード競技 (2)握力は筋力、瞬発力はパワー競技 (3)反復横跳びは敏捷性 (5)立ち幅跳びは柔軟性、筋持久力はランベルマシン

    • Q98

    • 運動時の身体への影響に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。


    •      (1)筋肉のクレアチンリン酸は、短時間の運動で利用される。

    •                (2)肝臓のグリコーゲンは、長時間の運動で減少する。

    •                (3)糖新生は、長時間の運動で抑制される。

    •                (4)速筋繊維は、有酸素運動により肥大する。

    •                (5)消化管の血流量は、激しい運動で増加する。

 

  • A98

  • 正解(1)かつ(2)

    (3)糖新生は長時間の運動で亢進。(4)速筋繊維はスプリンターで無酸素運動により肥大。マラソン選手は遅筋繊維が有酸素運動により肥大。(5)消化管の血流量は激しい運動で減少。

    • Q99

    • 高温環境に暴露されたときに起こる身体変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)皮膚血管は、収縮する。

    •                (2)換気量は、低下する。

    •                (3)熱産生は、亢進する。

    •                (4)腎臓でのナトリウムの再吸収は、増加する。

    •                (5)バソプレシンの分泌は、低下する。

 

  • A99

  • 正解(4)

    (1)皮膚血管は拡張。(2)換気量は増加。(3)熱産生は抑制。(5)発汗する為バソプレシンの分泌は増加し尿量が減少。

    • Q100

    • 児童の野菜摂取に関する行動の記述である。オペラント条件づけに当てはまるものとして、正しいのはどれか。2つ選べ。


    •      (1)先生に「野菜を食べましょう」と言われたので、食べた。

    •                (2)野菜を食べたら先生に褒められたので、次も食べた。

    •                (3)運動後おなかが空いたので、野菜も食べた。

    •                (4)友達が野菜を残したので、自分も食べなかった。

    •                (5)野菜を食べたがおいしくなかったので、食べなくなった。

 

  • A100

  • 正解(2)かつ(5)

    オペラント条件づけの「オペラント」は環境(environment)を操作(operate)する意味の造語。行動はその行動による結果に影響を及ぼすというもので、オペラント条件づけの特徴は学習により「自発的な行動」がその後の結果で変化を受けるところにある。(2)(5)はいずれも「野菜を食べた」という行動が先にあるのでオぺラント条件づけ。(1)は「先生に言われた」(3)は「お腹が空いた」(4)は「友達が残した」という刺激に対しての反応(行動)。

    • Q101

    • 生活習慣改善に消極的な中年男性に、計画的行動理論を用いた支援を行った。主観的規範を高めるための管理栄養士の発言である。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)体重が減ると、検査結果もよくなりますよ。

    •                (2)ご家族は、あなたがずっと健康でいることを願っていますよ。

    •                (3)今よりも10分だけ多く、からだを動かしてみませんか。

    •                (4)簡単にできる食事の方法を紹介しましょう。

    •                (5)健康になった10年後の自分の姿を想像してみてください。

 

  • A101

  • 正解(2)

    計画的行動理論における「主観的規範」は周囲の期待に応えたいという気持ち。(1)結果期待(社会的認知理論)(3)目標設定(4)行動のコントロール感、自己効力感を高める支援(5)感情的体験(トランスセオレテイカルモデル)

    • Q102

    • 高校運動部の生徒に対する食生活改善のための支援と、社会的認知理論の構成要素の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)食事内容を練習日記につけるよう勧めるー観察学習

    •                (2)望ましい食べ方をしている選手の例を紹介するー結果期待

    •                (3)食生活を改善すれば、体力がつくことを説明するー自己効力感

    •                (4)生徒の家族に、弁当の改善を提案するー相互決定主義

    •                (5)できることからやってみようと話すー自己制御

 

  • A102

  • 正解(4)

    (1)自己監視(セルフモニタリング)(2)代理体験(自己効力感を高める方法で観察学習に通じる)(3)結果期待(5)スモールステップ(自己効力感を高める方法)

    • Q103

    • 半年前に配偶者を亡くし、食欲が低下したままの高齢期の男性に対する栄養カウンセリングである。ラポールの形成が期待できる管理栄養士の発言として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)昨日、どのようなものを召し上がりましたか。

    •                (2)食事の量が不足していますから、もっと食べて元気になりましょう。

    •                (3)まだ半年ですから、食べる気力もでませんよね。

    •                (4)もう半年も経ちますので、そろそろ気持ちを切りかえてみませんか。

 

  • A103

  • 正解(3)

    カウンセリングにおいてラポールの形成は「傾聴」「受容」「共感的理解」等が必要。(3)食欲がない現状を受入れ、その状況を理解したことを返す発言。

    • Q104

    • 大企業において、社員の健康づくりのための減塩行動の普及を目的に、新たな取組を行うこととなった。社内で減塩行動を早く普及させるための、イノベーション普及理論に基づく初期活動である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)全社員に、減塩の意義を記載したリーフレットを配布する。

    •                (2)全社員に、減塩の意義を社内メールで知らせる。

    •                (3)部署ごとに、順次、減塩教育を行う。

    •                (4)部長を集め、減塩教育を行う。

 

  • A104

  • 正解(4)

    イノベーション普及理論は新しい情報・技術がどのように普及し社会を変化させていくかを示した理論。初期採用者に普及するとその後の普及が早くなると言われている。(1)(2)「減塩の意義」をリーフレット・メールで知らせても「減塩行動」には結び付きにくい。(3)部署ごとは社内での普及の速さに差が出る可能性がある。

    • Q105

    • 減量中の中年女性の行動である。行動変容技法のうち、刺激統制として、正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)間食の回数を減らすことを、仲の良い友人に宣言する。

    •                (2)間食を1週間我慢できたら、バッグを買うと決める。

    •                (3)菓子店のメールマガジンの配信を停止する。

    •                (4)間食をしたくなったら、友人に電話をかける。

    •                (5)間食を減らすことで得られるメリットとデメリットを考える。

 

  • A105

  • 正解(3)

    (1)行動契約(目標宣言)(2)オペラント強化(4)反応妨害・拮抗、行動置換(5)意思決定バランス

    • Q106

    • 減量のために禁酒を目標とした成人男性である。宴席に誘われてお酒を飲んでしまい、失敗したと思い込んでいる。行動変容技法のうち、認知再構成を用いた管理栄養士の支援である。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)禁酒の効果を、改めて説明する。

    •                (2)お酒を飲んだ時の状況を確認する。

    •                (3)どれくらいの量を飲んだのかを詳しく聞き取る。

    •                (4)1回くらいなら、あまり気にしなくてもよいと話す。

    •                (5)宴席に誘われた時の断り方を練習する。

 

  • A106

  • 正解(4)

    認知再構成はこれまでの考えを変える事。(1)知識・情報の提供(2)(3)現状の把握・確認(5)社会技術訓練(ソーシャルスキルトレーニング)

    • Q107

    • 食事の準備が困難であると感じている、単身男性への栄養教育に関する記述である。バランスの良い食事をとることへの自己効力感を高める支援である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)家にどのような調理器具があるかを尋ねる。

    •                (2)食事内容の記録を勧める。

    •                (3)栄養バランスの良い手作りメニューを紹介する。

    •                (4)外食を活用しても、栄養バランスがとれる方法があることを伝える。

 

  • A107

  • 正解(4)

    自己効力感はある行動を実行できるという自信。問題設定の状況は「食事の準備が困難な単身男性」にバランスの良い食事を自身もって実行出来るように支援する適切な方法を選ぶ問題。(1)(3)「食事の準備が困難」な状況にはそぐわない。(2)食事記録からバランスの確認(評価)を勧めているが「バランスの良い食事をとる」ことからは間接的。

    • Q108

    • 糖尿病教室を修了した患者が集まり、セルフヘルプグループの立ち上げを計画している。それを支援する管理栄養士の対応である。正しいのはどれか。2つ選べ。


    •      (1)他のセルフヘルプグループのリーダーを紹介した。

    •                (2)年間の活動計画は、管理栄養士が決めた。

    •                (3)募金を募り、金銭的な援助をした。

    •                (4)グループの活動に使える公共施設を紹介した。

    •                (5)運営は管理栄養士が主体的に行うこととした。

 

  • A108

  • 正解(1)かつ(4)

    (2)年間の活動計画はグループメンバーで話し合って決める。セルフヘルプグループを立ち上げる効果はグループ活動を通じてメンバー自らが気づき主体的に行動出来る能力が育成されること。(3)グループの活動計画・活動内容によって募金が必要かどうか判断。(5)運営はグループメンバーによって行われる。

    • Q109

    • 大学生を対象に、朝食を毎日食べることを目的とした栄養教育において、学習者が設定する行動目標である。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)朝食を食べる必要性を理解する。

    •                (2)早寝早起きをする。

    •                (3)家の人に朝食を用意してもらう。

    •                (4)簡単な朝食の作り方を学ぶ。

    •                (5)朝食を毎日食べている友人の話を聞く。

 

  • A109

  • 正解(2)

    「朝食を毎日食べる事」を目的として学習者が自ら設定する「行動目標」に関する問題。学習者が具体的に行動するのは(2)のみ。(1)(4)(5)学習目的(3)自分の行動ではない。

    • Q110

    • 栄養教育プログラムの実施に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)学習者に情報を伝達する経路を、プレゼンテーションという。

    •                (2)教育者の身だしなみは、非言語的コミュニケーションに含まれる。

    •                (3)学習者に教育者の持つ知識を伝える行為を、モニタリングという。

    •                (4)文字などで学習者に情報を伝達する行為を、チャネルという。

    •                (5)プログラムが計画どおり進んでいるかの確認を、コミュニケーションという。

 

  • A110

  • 正解(2)

    (1)学習者に情報を伝達する経路をチャネル。(3)学習者に教育者の知識を伝える行為をプレゼンテーション。プレゼンテーションはコミュニケーションの1つ。(4)文字等で学習者に情報を伝達する行為を言語的コミュニケーション。(5)プログラムが計画通り進んでいるか確認をモニタリング。

    • Q111

    • ロコモティブシンドローム予防を目的として行う、骨粗鬆症検診受診者を対象とした栄養教育プログラムの評価と、評価の種類の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)検診結果から学習者を決定した方法が適切だったかを確認したー経過評価

    •                (2)プログラムの参加率が低かったため、途中から開始時刻を変更したー結果評価

    •                (3)学習者が記録した毎日の歩数で、行動の実行を確認したー影響評価

    •                (4)学習者の日常生活動作の改善を確認したー形成的評価

    •                (5)学習者が書いた感想で、講義内容の理解度を確認したー企画評価

 

  • A111

  • 正解(3)

    設問はロコモティブシンドローム予防目的で骨粗鬆症検診受診者を対象。(1)企画評価(2)経過評価(4)結果評価(5)影響評価

    • Q112

    • メタボリックシンドローム改善を目的とした栄養教育の経済評価に関する記述である。[ ]に入る正しいものの組合せはどれか。1つ選べ。

    •               栄養教育の総費用は、240,000円、学習者は60人であった。学習者のうち、教育の

    •               結果目標である、「体重を5%以上減少」を達成できた者は50%であった。結果目標

    •      達成者1人当たりを効果の単位とした場合の[a]は、[b]円であったと計算できる。

    •           a   b

    •      (1)費用効果ー8,000

    •                (2)費用効果ー4,000

    •                (3)費用便益ー120,000

    •                (4)費用効用ー8,000

    •                (5)費用効用-4,000

 

  • A112

  • 正解(1)

    費用効果分析は効果1単位あたりの費用を算出する方法。費用便益分析は成果をすべて金額に換算して経済性を評価する方法。費用効用分析は質的な評価目標を用いて費用を算出する方法。240,000円を使って60人の50%の30人(60×0.5=30)が目標を達成したので1人あたりは240,000÷30=8,000の計算で8,000円。

    • Q113

    • 夏期に始業時刻を1時間早める職場において、朝食を食べる人を増加させるプログラムを計画している。プリシード・プロシードモデルに基づいて行うアセスメントの項目と、その内容の組合せである。正しいのはどれか。2つ選べ。


    •      (1)行動と生活習慣ー職場における朝の軽食サービスの有無

    •                (2)準備要因ー始業時刻が早まると朝食を食べにくいと考えている社員の割合

    •                (3)強化要因ー早朝でも朝食を入手できる職場近くの店舗の数

    •                (4)実現要因ーこのプログラムに携わるスタッフの数

    •                (5)教育戦略-朝食摂取と健康の関連を理解している社員の割合

 

  • A113

  • 正解(2)かつ(4)

    プリシード・プロシードモデルにおけるアセスメント「準備要因」は行動を起こす動機に関する要因・知識・態度等。「強化要因」は行動の継続に影響する周囲の人のサポート等。「実現要因」は行動の実現を可能にする資源、法律・制度等。(1)起床時間・就寝時間・朝食の摂取状況(3)早朝でも朝食を準備する家族の有無(5)職場において朝の軽食サービスを実践

    • Q114

    • ソーシャルマーケティングの考え方を、大学生を対象とした栄養教育に応用した。マーケティング・ミックスの4Pのプロダクト(Product)を、「学生食堂で野菜メニューを主体的に選択する」とした場合の取組である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)対象集団の細分化のため、学生の野菜摂取行動の変容に対する準備性を調査

    •                        した。

    •                (2)野菜摂取行動の変容の準備性別に、フォーカス・グループ・インタビューを

    •                         実施した。

    •                (3)プレイス(Place)として、学生食堂の受託企業と大学および学生代表からなる

    •                         協議の場を設けた。

    •                (4)プライス(Price)として、学生食堂で野菜メニューの割引を行った。

    •                (5)プロモーション(Promotion)として、学園祭で、人気野菜メニューの試食

    •                         イベントを開催した。

 

  • A114

  • 正解(3)

    ソーシャルマーケティングにおけるマーケティングミックスの4Pは、プロダクト(Product;良製品か)・プライス(Price;適正価格か)・プレイス(Place;よく流通しているか)・プロモーション(Promotion;販売促進を行っているか)。(3)プレイスとして学生食堂において野菜メニュー数を増やし選びやすく配置。

    • Q115

    • 患者の栄養管理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)栄養管理により、疾患の治癒が促進される。

    •                (2)栄養管理により、入院期間の短縮が期待される。

    •                (3)クリニカルパスには、栄養指導を含めない。

    •                (4)栄養サポートチームは、患者のQOLを優先する。

    •                (5)インフォームドコンセントが必要である。

 

  • A115

  • 正解(3)

    クリニカルパスは食事指導も含む。クリニカルパスは疾病・検査ごとに検査・処置・指導・看護・食事等の内容を時間順にまとめた表(診療計画表・パス表)。医療従事者だけでなく、患者も治療経過の情報を共有。更に実施後、評価・改善が行われるので、患者の最終目標(QOL)を目指し、医療内容の最適化、入院期間の短縮が図られる。

    • Q116

    • 寝たきりの患者の身長を推定するための計測項目である。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)頭囲

    •                (2)上腕周囲長

    •                (3)ウエスト周囲長

    •                (4)下腿周囲長

    •                (5)膝下高

 

  • A116

  • 正解(5)

    (1)頭囲は脳の大きさを反映。(2)上腕周囲長はエネルギー摂取量を反映するので体脂肪量と筋肉量(栄養状態)の指標。(3)ウエスト周囲長は内臓脂肪型肥満の指標。(4)下腿周囲長はふくらはぎの太さであり骨格筋萎縮の程度・体重等の指標。

    • Q117

    • 経腸栄養補給法が禁忌となる患者である。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)口腔がん術後

    •                (2)食道がんによる通過障害

    •                (3)胃食道逆流症

    •                (4)下部消化管完全閉塞

    •                (5)脳卒中後の意識障害

 

  • A117

  • 正解(4)

    (1)口腔がん術後においても経鼻管等の経腸経管栄養法が用いられる。腸は生体の防衛機能司っている為、腸管が一部でも機能していれば経腸栄養を用いる(例外:完全腸閉塞・消化管において栄養剤の吸収が全く出来ない場合等)。(2)食道の通過障害があっても胃瘻・空腸瘻等の経腸経管栄養法が用いられる。(3)胃食道逆流症は誤嚥性肺炎等を引起す為経腸栄養の最大の障壁。その為栄養剤の半固形化や注入ポンプを用いての栄養剤の少量持続投与等の工夫がされる。(5)意識障害でも消化管がはたらいていれば経腸栄養を行う。

    • Q118

    • 静脈栄養補給法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)末梢静脈栄養では、1日に2,000kcalの輸液を行うことができる。

    •                (2)末梢静脈栄養では、血漿浸透圧の5倍濃度の溶液を投与できる。

    •                (3)末梢静脈栄養では、アミノ酸濃度30%の溶液を投与できる。

    •                (4)中心静脈栄養の基本輸液剤には、セレンが含まれる。

    •                (5)中心静脈栄養では、ビタミンB1の投与が必要である。

 

  • A118

  • 正解(5)

    (1)末梢静脈栄養は1日800~1000kcal。一般的な輸液(グルコース濃度7.5%・アミノ酸濃度3%)2000mLの投与で、グルコース150g(=600kcal)、アミノ酸60g(=240kcal)、総エネルギー840kcal。これに20%脂肪乳剤を200mL(=400kcal)加えても総エネルギー量は1240kcalが限界。その為2週間以内の栄養法になる。(2)末梢静脈栄養の輸液の浸透圧は、血漿浸透圧の2~3倍まで(浸透圧600~900mOsm/L)。輸液はブドウ糖もしくはアミノ酸液(いずれも10~12%以下)でないと末梢静脈炎を引起す。(3)末梢静脈栄養アミノ酸濃度はアミノ酸製剤で10~12%。ブドウ糖液であれば10%、総合電解質液はブドウ糖7.5%+アミノ酸3%が浸透圧の関係から血管痛や末梢静脈炎発生の限界。(4)中心静脈栄養の基本製剤はセレンは含まれない。他にコバルト・クロム・モリブデンも含まない。

    • Q119

    • 長期絶食患者への栄養補給開始後のモニタリングに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)リフィーディング(refeeding)症候群の評価には、血清リン値を用いる。

    •                (2)エネルギー投与量の評価には、体重の変化を用いる。

    •                (3)たんぱく質投与量の評価には、窒素出納を用いる。

    •                (4)糖質投与量の評価には、血清クレアチニン値を用いる。

    •                (5)水分投与量の評価には、水分出納を用いる。

 

  • A119

  • 正解(4)

    (4)糖質投与量の評価は血糖値を用いる。糖質の急激な投与はリフィーディング症候群を引起す。血清クレアチニン値は腎機能の検査に用いられる。クレアチニンは腎臓でろ過されたのち、尿に排泄。その為腎臓疾患で高値を示す。

    • Q120

    • 食品が医薬品に及ぼす影響に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


    •      (1)クロレラは、ワルファリンの効果を減弱する。

    •                (2)納豆は、HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)の効果を増強する。

    •                (3)グレープフルーツは、カルシウム拮抗薬の効果を減弱する。

    •                (4)牛乳は、ビスホスホネート薬の効果を増強する。

    •                (5)セント・ジョーンズ・ワートは、スルホニル尿素(SU)薬の効果を増強する。

 

  • A120

  • 正解(1)

    (2)納豆はワルファリンの作用を減弱。ワルファリンはプロトロビン(血液凝固作用)の合成に必要なビタミンKの働きを拮抗阻害することで抗凝血作用をもたらす。しかし納豆やクロレラはビタミンKを多量に含む為、ワルファリン効果を減弱。スタチン(コレステロールの合成阻害剤)は食事の影響をあまり受けない。(3)グレープフルーツはカルシウム拮抗薬の効果を増強。カルシウム拮抗薬の一部は小腸で分解されるが、グレープフルーツに含まれる阻害成分(フラノクマリン)は小腸の分解酵素(CYP3A4)の働きを阻害する為吸収量が増加する。(4)牛乳はビスホスホネート薬の効果を弱める。ビスホスホネート製剤と牛乳を一緒に飲むと製剤と牛乳中のカルシウムが結合(キレート形成)する為吸収量が減少。(5)セントジョーンズワートはワルファリンやシクロスポリン(免疫抑制薬)等の効果を減弱。セントジョーンズワートは小腸および肝細胞の薬物分解酵素(CYP3A4)の働きを活性化、分解を促す。

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