MENU

栄養士・管理栄養士の求人情報サイト Dietitian job

第32回管理栄養士国家試験問題1~40

問題をクリックすると解答が開きます。

Q1
減塩に関する活動と、関連する概念の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 地域住民を対象とした減塩教室の実施ーPDCAサイクルのC(Check)
  2. 高血圧症患者に対する減塩の食事療法ーポピュレーションアプローチ
  3. 一般家庭への減塩食品の普及ーハイリスクアプローチ
  4. マスメディアを用いた減塩キャンペーンー一次予防
  5. 塩指導の高血圧予防効果に関するメタアナリシスーインフォームド・コンセント
A1正解(4)
  • (1)減塩教室実施はPDCAサイクルのD(Do)。P(Plan)は企画。C(Check)は実施結果の評価。A(Act)は見直し改善。(2)(3)住民や国民全体に対して広く保健教育や生活改善対策を行うことをポピュレーションアプローチ。特定の疾患に対し集中的・特異的・優先的に予防対策等を行うことをハイリスクアプローチ。 (5)過去の複数の独立的研究結果を統合し統計解析を行うことをメタアナリシス。研究対象者が治療・試験・治験内容について医師等から説明を受け理解したうえで自由意志にて合意することをインフォームド・コンセンント。

Q2
わが国の環境汚染に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 微小粒子状物質は、大気に浮遊する粒径10μm以下の粒子をいう。
  2. 二酸化硫黄の主な発生源は、自動車の排気ガスである。
  3. 光化学オキシダントの環境基準達成率は、90%を超える。
  4. ジクロロメタンは、主にクリーニング用洗浄剤として使用される。
  5. ベンゼンは、白血病の原因となる。
A2 正解(5)
  • (1)特に小さい粒径2.5μm(PM2.5)以下をいう。(2)ボイラー・焼却炉等の重油・石炭の燃焼。自動車排気ガスは一酸化炭素や窒素酸化物。(3)極めて低い状況が続く。工場・自動車等から出る窒素酸化物が紫外線による光化学反応で出来る酸化物質(オゾン等)。 (4)溶媒や溶剤(金属機械の油脂洗浄剤)に利用。クリーニング用洗浄剤はトリクロロエチレン。毒性があるので最近は界面活性剤。

Q3 電離放射線の曝露により早期に発生する健康影響である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 白内障
  2. 白血病
  3. 胎児の障害
  4. 皮膚の紅斑
  5. 皮膚がん
A3 正解(4)
  • (1)晩期。赤外線・レーザー光線により起こることも。(2)晩期。ベンゼンの曝露により起こることも。(3)晩期。染色体異常を伴う遺伝子的なもの。(5)晩期。ヒ素、ヒ素化合物、コールタール等により発症。

Q4
  • わが国の保健統計に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 平均寿命と健康寿命の差は、女性より男性の方が大きい。
  2. 平均寿命が延伸した理由に、乳児死亡率の低下がある。
  3. 特定死因を除去した場合の平均寿命の延びが最も大きい死因は、心疾患である。
  4. 老年人口割合の増加にも関わらず、老年人口指数は低下している。
  5. 周産期死亡においては、死産数よりも早期新生児死亡数の方が多い。
A4 正解(2)
  • (1)女性。差とは日常生活に制限のある不健康な期間をさす。男性は8~9年、女性は12~13年。(3)悪性新生物。(4)上昇。指数とは生産年齢人口(15~64歳)に対する65歳以上の人口比率。(5)死産数のが多い。

Q5
  • ある地域の40歳以上の男性を対象としたコホート研究において、喫煙群と非喫煙群を各々20万人年観察し、疾患A、Bの罹患者の人数を調査した結果を表にまとめた。喫煙と疾患Aおよび疾患Bとの関連に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 4万人を5年間追跡した場合と、5万人を4年間追跡した場合の観察人年は同じである。
  2. 喫煙による疾患Aの相対危険は、0.10である。
  3. 喫煙による相対危険は、疾患Aより疾患Bが大きい。
  4. 喫煙群における罹患者数は、疾患Bより疾患Aで多い。
  5. 禁煙による寄与危険は、疾患Aより疾患Bが大きい。
A5 正解ー
  • 採点対象除外

Q6
  • 疫学研究と倫理に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


  1. 研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に従う。
  2. 研究参加の同意は、研究対象者から資料や生体試料を得る前でなければならない。
  3. 研究対象者は、研究参加を一度同意すると撤回できない。
  4. 研究対象者の個人情報は、適切に保護されなければならない。
  5. 研究者は、継続して研究倫理に関する教育や研修を受けなければならない。
A6 正解(3)
  • (3)撤回することが出来る。疫学研究実施は対象者の尊厳・人権を尊重し、個人情報保護の措置や事前のインフォームド・コンセントの受領、説明内容・同意の確認方法を決めておく。

Q7
  • 身体活動・運動に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 健康づくりのための身体活動基準2013では、小児の身体活動の基準値が示されている。
  2. 3メッツ以上の身体活動でなければ、健康に対する効果は得られない。
  3. 身体活動・運動は、結腸がんのリスクを低減する。
  4. 身体活動・運動は、骨格筋のインスリン抵抗性を高める。
  5. 身体活動・運動は、HDL-コレステロール値を低下させる。
  • A7 正解(3)

(1)示されていない。だが、幼児期にたいして毎日60分以上楽しく体を動かすことが望ましいと示されている。(2)年歳により基準値が異なる。18~65歳は3メッツ以上毎日60分。65歳以上は強度に問わず毎日40分。(4)抵抗性を改善。血糖値を低下。(5)増加。血管内皮機能・血流調節・動脈伸展性を改善、降圧効果があるとされている。

Q8
  • 飲酒に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 長期にわたる多量飲酒は、骨粗鬆症のリスク因子である。
  2. 適正飲酒は、HDL-コレステロール値を低下させる。
  3. アルコール依存症の発症リスクは、飲酒開始年齢と関係がない。
  4. 総死亡の相対危険は、飲酒量がゼロの時に最も低い。
  5. 飲酒した未成年者は、未成年者飲酒禁止法により罰せられる。
A8 正解(1)
  • (2)適正量は血圧を上げずHDL-コレステロール値が増加すのるので、脳血管障害や虚血性心疾患の発生率を低下させる。(3)若いほど短期間で発症することが多いと言われている。(4)健康を損ねた人が含まれいる為、飲酒0が最も低いわけではない。少量の飲酒で死亡率が下がるが、量が増えると危険度が上がる「Jカーブ効果」。(5)禁止しているだけで、処罰するきていはなく刑事処分はない。親権者や監督者は科料が処せられる。

Q9
  • ウイルス対策が重要とされているがんである。正しいのはどれか。2つ選べ。


  1. 肝がん
  2. 子宮体がん
  3. 胃がん
  4. 成人T細胞白血病
  5. 乳がん
A9 正解(1)かつ(4)
  • (2)子宮頸がんがウイルス。エストロゲンの刺激が長期間続くことが原因で発生する場合と関係ない原因で発生する場合がある。(3)生活習慣が発症原因とされ、ピロリ菌の持続感染等がリスクを高める。(5)エストロゲンの影響、遺伝、生活習慣が発症原因と考えられる。

Q10
  • ロコモティブシンドロームに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


  1. 日本整形外科学会が最初に提唱した概念である。
  2. 運動器の障害のために、要介護リスクが高くなった状態のことである。
  3. 健康日本21(第二次)では、有病率を減少させる目標が設定されている。
  4. 2ステップテストは、診断に用いられる。
  5. 予防には、アクティブガイドのプラス・テンが勧められている。
A10 正解(3)
  • (3)減少させることは目標にしていない。ロコモティブシンドローム(加齢や生活習慣等が原因で、運動器障害・衰え、歩行困難等要介護になるリスクが高まる状態)の予防をあげ、認知している国民の増加を目標としている。

Q11
  • 感染症法において、入院措置の対象となる感染症である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. コレラ
  2. 結核
  3. アメーバ赤痢
  4. レジオネラ症
  5. 日本脳炎
A11 正解(2)
  • 対象は新感染症・感染症法の一類(エボラ出血熱、クリミア・コンブ出血熱、痘そう、南米出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱等)・二類(急性灰白髄炎、ジフテリア、SARS、結核、鳥インフルエンザ)感染症。(1)三類(3)五類(4)四類(5)四類に分類。特に入院措置の対象にならない。

Q12
  • 予防接種法による定期予防接種に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 都道府県が実施主体として行う。
  2. 65歳以上の者のインフルエンザ予防接種は、努力義務である。
  3. 小児の肺炎球菌予防接種は、努力義務である。
  4. 風しんの初回接種は、中学校1年生に相当する年齢時に行う。
  5. 結核のワクチン(BCG)は、不活化ワクチンである。
A12 正解(3)
  • (1)市町村が主体。費用は市町村が負担。(2)年齢に問わず努力義務・接種勧奨はない。個人予防。(4)現在は生後12~24か月の間に行い、2回目は5~7歳。(5)弱毒性ワクチン。

Q13
  • 最近の国民医療費に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 1人当たりの国民医療費は、30万円を超えている。
  2. 65歳以上の1人当たりの国民医療費は、65歳未満の約2倍である。
  3. 国民医療費は、公費負担分を含まない。
  4. 国民医療費は、正常な妊娠や分娩に要する費用を含む。
  5. 傷病分類別医科診療医療費では、「悪性新生物」の割合が最も多い。
A13 正解(1)
  • (2)約4倍。平成27年度国民医療費は一人当たり33.3万円、65歳以上で約74.2万円、65歳未満で約18.5万円。(3)公費負担、患者負担、医療保険、後期高齢者医療等で給付。(4)含まれないのは、健康診断、予防接種、正常な妊娠・分娩費用、固定した身体障害の為に要する義眼・義肢、入院時差額ベッド代等。(5)最も多いのは循環器系。次が悪性新生物、筋骨格系及び結合組織、呼吸器系。

Q14
  • 社会福祉に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


  1. 障害者支援施設は、社会福祉施設である。
  2. 居宅介護は、障害者総合支援法によるサービスに含まれる。
  3. 自立支援サービスの申請は、国に対して行う。
  4. 難病患者は、障害者総合支援法の対象に含まれる。
  5. 自立支援医療は、障害者総合支援法に含まれる。
A14 正解(3)
  • (3)地方自治体。障害者自立支援法が改正され、障害者総合支援法により、居宅介護・短期入所・障害者支援施設・自立支援医療等が含まれる。

Q15
  • 保健所に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 第二次世界大戦後、初めて設置された。
  2. 健康増進法に基づいて設置されている。
  3. 管轄人口は、50万人以上と定められている。
  4. 要介護認定を行う。
  5. 食中毒発生時に、現地で疫学調査を行う。
A15 正解(5)
  • (1)前に保健所法とともに設置。(2)地域保健法に基づき設置。(3)都道府県・政令指定都市・中核市・政令市・特別区に設置でき、50万人以上は地方自治法により指定都市を定める場合。(4)介護認定審査会により行われる。調査に基づくコンピュター判定結果・主治医の意見等をもとに審査が行われ最終判定を行う。

Q16
  • 介護保険制度に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 被保険者は、20歳以上の者である。
  2. 手すりの取付けの住宅改修は、給付対象になる。
  3. 予防給付の対象者は、要介護1、要介護2に該当する者である。
  4. 利用するサービスは、利用者自身が選択・決定できない。
  5. 管理栄養士による居宅療養管理指導料は、医師の指示なく算定できる。
A16 正解(2)
  • (1)40歳以上。65歳以上を第1号被保険者、40歳以上65歳未満を第2号被保険者。(3)要支援1・2。要介護1~5は介護給付。(4)自由に選択・決定できる。(5)医師の指示に基づき利用者を訪問し情報提供・指導・助言を行った場合算定できるもの。

Q17
  • 労働安全衛生法に規定されている一般健康診断である。正しいのはどれか。2つ選べ。


  1. 有機溶剤健康診断
  2. 石綿健康診断
  3. 海外派遣労働者の健康診断
  4. 給食従業員の検便
  5. じん肺健康診断
A17 正解(3)かつ(4)
  • (1)特殊健康診断の1つ。(2)特殊健康診断の1つ。(5)特殊健康診断の1つ。じん肺法に基づき行われる。

Q18
  • 細胞内での代謝とそれが行われる部位の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. クエン酸回路ー細胞質ゾル
  2. β酸化ーリボソーム
  3. たんぱく質合成ープロテアソーム
  4. 電子伝達系ーミトコンドリア
  5. 解糖ーゴルジ体
A18 正解(4)
  • (1)ミトコンドリア・マトリクスにある。(2)ミトコンドリア・マトリクスで行われる。(3)リポゾームで行われる。プロテアソームは特異的たんぱく質分解。(5)細胞質ゾルにある。ゴジル体はたんぱく質の糖鎖の形成・濃縮・選別輸送。

Q19
  • 脂質に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. ドコサヘキサエン酸は、中鎖脂肪酸である。
  2. アラキドン酸は、n-3系脂肪酸である。
  3. ジアシルグリセロールは、複合脂質である。
  4. 胆汁酸は、ステロイドである。
  5. スフィンゴリン脂質は、グリセロールを含む。
A19 正解(4)
  • (1)長鎖脂肪酸。炭素数22・不飽和結合6個のn-3系不飽和脂肪酸。(2)n-6系不飽和脂肪酸。炭素数20・不飽和結合4個。(3)単純脂肪。脂肪酸とアルコールのエステルでトリアシルグリセロールもその1つ。(5)スフィンゴシンを含む。

Q20
  • 酵素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. ミカエリス定数(Km)が小さいほど、酵素と基質の親和性が低い。
  2. アポ酵素は、単独で酵素活性をもつ。
  3. 化学反応における活性化エネルギーは、酵素によって低下する。
  4. 酵素の反応速度は、至適pHで最小となる。
  5. 律速酵素は、代謝経路で最も速い反応に関与する。
A20 正解(3)
  • (1)親和性が高い。ミカエリス定数(Km)は最大反応速度の1/2の速度を与える基質濃度。小さいほど低濃度の基質で最大反応速度の1/2に達することが出来るので酵素と基質の親和性が高い。(2)ホロ酵素は単独で酵素活性をもつ。共同因子と結合している酵素で活性を示す。アポ酵素は共同因子と結合していないので活性を示さない。(4)最大となる。(5)最も遅い反応に関与する。

Q21
  • 糖質・脂質代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 腎臓は、糖新生を行わない。
  2. 筋肉は、糖新生を行う。
  3. インスリンは、肝細胞のグルコース輸送体(GLUT2)に作用する。
  4. ホルモン感受性リパーゼの活性は、インスリンによって抑制される。
  5. 過剰なアルコール摂取により、血清トリグリセリド値は低下する。
A21 正解(4)
  • (1)糖新生の機能がある。(2)行わない。グルコース-6-リン酸から脱リン酸しグルコースを生成。グルコース-6-ホスファターゼが存在しないのでグルコースを産生できない。(3)作用しない。骨格筋・脂肪細胞に存在するグルコース輸送体(GLU4)がインスリン依存性。(5)上昇する。アルコールの約90%が肝臓で代謝。アセトアルデヒド、酢酸を経てアセチルCoAとなり、クエン酸回路でエネルギーになる。他、脂肪酸合成にも使われる。脂肪酸はトリグリセリドとなり血中に放出されるので上昇する。

Q22
  • 個体の恒常性に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 細胞外液のpHは、7.0に維持されている。
  2. 体液の浸透圧は、9%の食塩水の浸透圧に等しい。
  3. 体温は、1日のうちで早朝に最も高い。
  4. メラトニンは、概日リズム(サーカディアンリズム)に関係する。
  5. 消化管の運動は、交感神経の興奮で亢進する。
A22 正解(4)
  • (1)7.40±0.05に維持。血液中の緩衝系ならびに呼吸による調節、腎臓による調節が行われている為。(2)0.9%が等しい。0.9%食塩水を生理的食塩水という。(3)低い。夜間から早朝にかけて低く夕方ピークに達する。(5)低下する。消化器系に対して、副交感神経は促進的、交感神経は抑制的に作用。

Q23
  • 加齢・疾患に伴う変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 細胞分裂を繰り返すと、テロメアは長くなる。
  2. プログラム化された細胞死を、ネクローシスという。
  3. 加齢に伴い、細胞内水分量は増加する。
  4. 加齢に伴う臓器の萎縮を、廃用性萎縮という。
  5. 脳血管疾患は、認知症の原因になる。
A23 正解(5)
  • (1)短くなる。線状のゲノムDNAの両端にある配列で、細胞分裂をするたびに50~200塩基ずつ短くなり、残り5,000塩基程度になると細胞分裂しなくなる。(2)アポトーシスという。ネクローシスは細胞障害(外傷・熱傷・化学物資・電磁波等)によりもたらされた細胞死、壊死ともいう。(3)減少する。高齢者は、細胞内水分量が減少し、筋肉量・腎機能が低下、食事量が低下、喉の渇きが自覚しにくく濃い味を好むので脱水になりやすい。(4)生理的萎縮という。廃用性萎縮は、組織・臓器を使用しない為におこった萎縮。長時間のギブス固定や無重力状態生活等で起こる。

Q24
  • 症候に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. ショック状態では、血圧が上昇している。
  2. 低血糖になると、交感神経が刺激される。
  3. チアノーゼは、貧血で出現しやすい。
  4. 体重は、バイタルサイン(生命徴候)に含まれる。
  5. 浮腫は、血漿膠質浸透圧の上昇により出現する。
A24 正解(2)
  • (1)血圧・体温・血糖値が低下。(3)血中の酸素濃度の低下し、還元ヘモグロビンが5g/dL以上に増加、皮膚や粘膜が紫色になった状態。(4)含まれない。体温・呼吸・心拍・血圧等が含まれる。(5)上昇ではなく低下し、細胞間液が増加することにより出現。ネフローゼ症候群等では血中アルブミン値の低下により血漿膠質浸透圧が低下し浮腫が出現。

Q25
  • 肥満と代謝疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 肥満者は、インスリン感受性が高い。
  2. 肥満者は、レプチンの分泌が低下している。
  3. 二次性肥満は、原発性肥満より多い。
  4. クッシング症候群は、中心性肥満を起こす。
  5. メタボリックシンドロームの診断基準項目に、BMIが含まれる。
A25 正解(4)
  • (1)低い。(2)上昇している。レプチンは強力な摂食抑制とエネルギー消費増加作用を有するホルモン、サイトカイン。脂肪組織・胃・胎盤で合成。(3)少ない。(5)含まれない。診断基準項目は、ウエスト周囲径・血糖値・血圧・血清脂質。

Q26
  • 胃酸に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 主細胞でつくられる。
  2. 分泌が低下すると、鉄の吸収は低下する。
  3. 迷走神経の興奮は、分泌を抑制する。
  4. ヒスタミンは、分泌を抑制する。
  5. セクレチンは、分泌を促進する。
A26 正解(2)
  • (1)内因子とともに壁細胞で作られている。(3)促進する。迷走神経は副交感神経。交感神経の興奮は分泌を抑制する。(4)促進する。(5)抑制する。

Q27
  • 腸疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 潰瘍性大腸炎では、大腸がんのリスクが高まる。
  2. クローン病では、肛門病変はみられない。
  3. 過敏性腸症候群では、粘血便がみられる。
  4. たんぱく漏出性胃腸症では、高アルブミン血症がみられる。
  5. 麻痺性イレウスでは、腸管蠕動運動の亢進がみられる。
A27 正解(1)
  • (2)みられる。口腔から肛門までの消化管のどこでも起こりうる。(3)みられない。大腸癌・感染性腸炎・潰瘍性大腸炎等により器質的病変が大腸に存在する時に粘血便がみられる。(4)低アルブミン血症がみられる。(5)抑制がみられる。腹部膨満・嘔吐・腹痛・鼓腸の症状が出現。

Q28
  • 循環器系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 門脈を流れる血液は、動脈血である。
  2. 肺動脈を流れる血液は、動脈血である。
  3. 副交感神経の興奮により、心拍数は増加する。
  4. 末梢の血管が収縮すると、血圧は上昇する。
  5. 胸管は、左鎖骨下動脈に流入する。
A28 正解(4)
  • (1)静脈血が流れる。腸管等の腹腔臓器から多数の静脈が合流し1本門脈となり肝臓に流入。(2)静脈血である。肺循環は、肺でガス交換を行うので肺動脈に静脈血が、肺静脈に動脈血が流れている。(3)減少する。交感神経の興奮で心拍数は増加。(5)両下肢と腸管からのリンパ液は胸管を上行し、左鎖骨下静脈の静脈角に流入。

  • Q29

循環器疾患とそれを引き起こしやすい病態の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 脳出血ー低血圧
  2. くも膜下出血ー一過性脳虚血発作(TIA)
  3. ラクナ梗塞ー心房細動
  4. 脳塞栓ー下肢深部静脈血栓症
  5. 心筋梗塞ー不安定狭心症
A29 正解(5)
  • (1)高血圧(2)脳動脈瘤の破裂。一過性脳虚血発作(TIA)は脳梗塞の警告徴候。(3)小動脈血管壁に生ずる脂肪硝子変性・血管壊死による小さな穿通動脈の閉塞。(4)心房細動・心筋梗塞・細菌性心内膜炎等が原因。下肢深部静脈血栓症は肺血栓塞栓症を起すことがある。

Q30
  • 腎と尿路系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 尿細管は、糸球体とボーマン嚢で構成される。
  2. 原尿中のグルコースは、50%以上が尿中へ排泄される。
  3. ナトリウムの再吸収は、アルドステロンにより低下する。
  4. レニンの分泌は、循環血液量が低下すると亢進する。
  5. 腎不全が進行すると、代謝性アルカローシスになる。
A30 正解(4)
  • (1)糸球体とボーマン嚢で構成されているのは腎小体。(2)再吸収されるのでほとんど排泄されない。(3)アルドステロンは遠位尿細管におけるナトリウムの再吸収を促進・血圧を上昇。(5)代謝性アシドーシスになる。尿中への水素イオンの排泄が障害され、血液中に酸性の水素イオンが増加する。

  • Q31

  • 腎疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 糖尿病腎症は、ネフローゼ症候群にならない。
  2. CKD(慢性腎臓病)の診断基準では、糸球体濾過量(GFR)が、60mL/分/1.73m2以上である。
  3. 推算糸球体濾過量(eGFR)は、血清クレアチニン値を用いて算出する。
  4. 血液透析は、24時間連続して行う。
  5. 死体腎移植を受けた患者には、免疫抑制剤の投与は不要である。
A31 正解(3)
  • (1)なることがある。微量アルブミン尿が確認出来れば糖尿病性腎症と診断。非常に多くのたんぱく尿が出現すればネフローゼ症候群。(2)未満である。(4)4時間程度連続。一種間に2~3回程度。(5)必要である。生体腎移植も不可欠。

  • Q32

ホルモンの構造と作用機序に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. ドーパミンは、ペプチドホルモンである。
  2. インスリンは、細胞膜を通過して作用する。
  3. チロキシンは、細胞膜にある受容体に結合して作用する。
  4. アドレナリンは、核内受容体に結合して作用する。
  5. cAMP(サイクリックAMP)は、セカンドメッセンジャーである。
A32 正解(5)
  • (1)アミン類。ドーパミンはチロシンより生成。ノルアドレナリン・アドレナリンと共通のカテコール核を有しカテコールアミン類と総称。(2)通過せず作用。ペプチドホルモンで水溶性のため細胞膜を通過出来ず細胞膜上の受容体に作用。(3)核内受容体に結合して作用。脂溶性のため細胞膜を通過し核内にある受容体に結合し複合体を形成、DNAに作用を及ぼす。mRNAの合成量が上昇、特定のたんぱく質の生成が促され生理作用が発現。(4)細胞膜内にある受容体に結合して作用。カテコールアミン類は水溶性。

Q33
  • ホルモンと内分泌疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. バソプレシンは、水の再吸収を抑制する。
  2. 成長ホルモンは、下垂体後葉から分泌される。
  3. バセドウ病では、徐脈がみられる。
  4. 原発性アルドステロン症は、高カリウム血症を起こす。
  5. 褐色細胞腫は、高血圧を起こす。
A33 正解(5)
  • (1)促進する。抗利尿作用を発現。(2)下垂体前葉から分泌。脈動的に分泌、分泌は視床下部の成長ホルモン放出ホルモンにより促進的にソマトスタチンにより抑制的に調節される。(3)頻脈がみられる。(4)低カリウム血症を起す。鉱質コルチコイドであるアルドステロンの自立的過剰分泌のため低カリウム血症を伴った低レニン性高血圧を呈する疾患。

Q34
  • 神経系に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 神経管の閉鎖には、葉酸が必要である。
  2. 脳神経は、中枢神経系に属する。
  3. 中脳は、橋と脊髄の間にある。
  4. 体温調節中枢は、延髄にある。
  5. 摂食中枢は、視床にある。
A34 正解(1)
  • (2)末梢神経系に属する。中枢神経系は脳と脊髄から構成。(3)間脳と橋の間にある。橋と脊髄の間は延髄。(4)間脳の視床下部にある。(5)視床下部にある。

Q35
  • 神経系疾患に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。


  1. ウェルニッケ脳症は、ビタミンB12欠乏で起こる。
  2. アルツハイマー病では、脳萎縮がみられる。
  3. アルツハイマー病では、見当識は保たれる。
  4. パーキンソン病では、片麻痺がみられる。
  5. パーキンソン病では、錐体外路症状がみられる。
A35 正解(2)かつ(5)
  • (1)ビタミンB1欠乏で起こる。(3)見当識障害がみられる。(4)片麻痺がみられない。黒質のドパミン神経細胞の変性を主体とする進行性変成疾患。

Q36
  • 運動器系の構造と機能に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


  1. 橈骨は、前腕の骨である。
  2. 骨膜は、骨折時の骨再生に関与している。
  3. 靭帯は、骨と骨を連結する。
  4. 可動関節は、関節包で覆われている。
  5. 骨格筋は、平滑筋である。
A36 正解(5)
  • (5)横紋筋。平滑筋は内臓や血管。骨格筋は運動神経に支配され、平滑筋と心筋は自律神経に支配される。

Q37
  • 運動器系に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. エストロゲンは、骨吸収を促進する。
  2. 骨粗鬆症では、骨密度が増加する。
  3. 関節リウマチでは、多発関節炎が起こる。
  4. 変形性関節症では、関節軟骨の肥大が起こる。
  5. サルコペニアでは、骨格筋量が増加している。
  • A37

  • 正解(3)

    (1)抑制する。女性は閉経後にエストロゲン分泌が減少し骨吸収が促進することにより骨粗鬆症が起こる事がある。(2)減少する。骨量が減少、強度が弱くなる。(4)摩耗・変形することで発症。(5)減少。サルコ=筋・ぺニア=減少。筋力や運動機能が低下。

Q38
  • 呼吸器系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 左肺は、上葉、中葉、下葉からなる。
  2. 横隔膜は、呼気時に収縮する。
  3. 血中二酸化炭素分圧の上昇は、ヘモグロビンの酸素結合能力を低下させる。
  4. 内呼吸は、肺胞で行われるガス交換である。
  5. 肺のコンプライアンスが小さいほど、肺は膨らみやすい。
A38 正解(3)
  • (1)上葉と下葉からなる。右肺が上葉・中葉・下葉に分かれている。(2)吸気時に収縮。弛緩時はドーム状、収縮すると下方に下がり胸郭が広がる。肺が拡張し、空気が肺胞に流れ込む。(4)外呼吸。内呼吸は末梢組織で行われるガス交換。(5)膨らみにくい。コンプライアンス=柔軟性。

Q39
  • 妊娠、分娩と乳汁分泌に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. プロラクチンの急激な分泌増加により、排卵が起こる。
  2. 着床後、受精卵の卵割が始まる。
  3. 胎盤を通して、母体と胎児の血球が混合する。
  4. プロラクチンは、子宮を収縮させる。
  5. オキシトシンは、射乳を起こす。
A39 正解(5)
  • (1)起こらない。黄体形成ホルモンの急激な分泌増加により起こる。(2)子宮に到達する前に卵管内ですでに始まっている。(3)混合しない。胎児の血管の末端は胎盤内で絨毛を形成し、母体血液と膜を介してガス交換・栄養素の受渡しを行う。(4)乳汁合成を促進。子宮収縮はオキシトトン。

Q40
  • 血液系に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 赤血球の寿命は、約21日である。
  2. 赤芽球の分裂・増殖は、エリスロポエチンにより抑制される。
  3. 血小板は、核をもつ。
  4. 単球が血管外へ遊走すると、マクロファージになる。
  5. 肥満細胞は、異物を貪食する。
A40 正解(4)
  • (1)約120日。血小板は5~10日。白血球は種類により幅がある。(2)促進される。腎臓で生成され骨髄における血球分化の過程で赤血球系列中の骨髄系幹細胞から前赤芽球へ文化を促進。(3)核をもたない。血小板は文化の過程で巨核球の細胞質の突起がちぎれてできるため。(5)貧食しない。白血球のうち食作用を行うのはマクロファージと好中球で、自然免疫では感染の初期における防御、獲得免疫では抗原提示において重要な働き。

国試過去問集

CONTACT

首都圏・関東地区・東海地区・関西地区・九州地区で栄養士・管理栄養士の仕事・転職・求人・派遣・紹介・募集情報ならダイエッティシャンジョブにおまかせください。

illust
illust
illust

PAGETOP

本社

横浜本社
〒220-0011
神奈川県横浜市西区高島2-10-13 横浜東口ビル
TEL : 045-451-3191
FAX : 045-451-3291

アクセス

営業所一覧

東京営業所
〒171-0021
東京都豊島区西池袋5-17-11 ルート西池袋ビル6F(602)
TEL:03-6912-7954
FAX:03-6912-7964

アクセス

大阪営業所
〒532-0011
大阪府大阪市淀川区西中島4-6-29 第三ユヤマビル3F
TEL:06-6889-1018
FAX:06-6889-1012

アクセス

名古屋営業所
〒460-0002
名古屋市中区丸の内2丁目18番14号
LANDSQUARE MARUNOUCHI 8F
TEL:052-684-6712
FAX:052-684-6713

アクセス

福岡営業所
〒810-0041
福岡市中央区大名1-9-27 第一西部ビル
TEL:092-753-8871
FAX:092-753-8872

アクセス