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第31回管理栄養士国家試験問題41~80

問題をクリックすると解答が開きます。

  • Q41

  • 血液系疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)腎性貧血は、エリスロポエチンの増加で起こる。

  •        (2)再生不良性貧血は、ビタミンB12欠乏で起こる。

  •                (3)壊血病は、ビタミンA欠乏で起こる。

  •                (4)血友病は、ビタミンK欠乏で起こる。

  •                (5)播種性血管内凝固症候群(DIC)では、血小板減少がみられる。

  • A41

  • 正解(5)

    (1)増加ではなく低下。(2)ビタミンB12欠乏ではなく、末梢血中の汎血球減少・骨髄の低形成を特徴とし骨髄中の造血幹細胞が何らかの原因で傷害されて起こる。ビタミンB12欠乏は巨赤芽球性貧血を起す。(3)ビタミンA欠乏ではなくビタミンC欠乏。ビタミンA欠乏は夜盲症・眼球乾燥症・角膜乾燥症等を起す。(4)ビタミンK欠乏ではなく血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因子の欠乏又は機能低下で起こる。ビタミンK欠乏は頭蓋内出血が起こる。

  • Q42

  • 免疫グロブリンについての記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)IgMは、胎盤を通過する。

  •        (2)IgAは、唾液中に含まれる。

  •                (3)IgGは、即時型アレルギー反応に関わる。

  •                (4)IgEは、肥満細胞から分泌される。

  •                (5)IgEは、免疫グロブリンの中で最も血液中濃度が高い。

  • A42

  • 正解(2)

    (1)通過しない。通過するのはIgGのみ。IgGは生後数か月まで新生児免疫に働く。(3)かかわらない。かかわるのはIgE。Ⅱ型・Ⅲ型アレルギーにかかわるのがIgG。(4)分泌されない。IgEを産生するのは抗原刺激を受けた形質細胞。肥満細胞はIgEに対する受容体をもち表面に結合する。(5)低い。高いのはIgG。

  • Q43

  • 自己免疫疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)橋本病では、甲状腺機能は亢進する。

  •        (2)強皮症では、嚥下障害がみられる。

  •                (3)関節リウマチでは、蝶形紅斑がみられる。

  •                (4)シェーグレン症候群では、唾液分泌が増加する。

  •                (5)全身性エリテマトーデス(SLE)は、男性に多い。

  • A43

  • 正解(2)

    (1)低下。(3)全身性エリテマトーデスは蝶形紅斑がみられる。(4)減少。(5)女性に多い。

  • Q44

  • 感染症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)大腸菌は、グラム陽性菌である。

  •        (2)麻疹の感染経路は、経口感染である。

  •                (3)結核は、再興感染症である。

  •                (4)重症急性呼吸器症候群(SARS)の病原体は、真菌である。

  •                (5)梅毒の病原体は、クラミジアである。

  • A44

  • 正解(3)

    (1)グラム陰性菌。(2)空気感染。他に飛沫・接触等様々な経路がある。人から人へ感染。(4)真菌ではなくSARSコロナウイルス。(5)クラミジアではなく梅毒トレポネーマ。

  • Q45

  • 魚介類に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)赤身魚の脂質含量は、白身魚より少ない。

  •        (2)魚肉の肉基質たんぱく質含量は、畜肉より多い。

  •                (3)貝類の旨味は、酒石酸による。

  •                (4)淡水魚の生臭さは、ピペリジンによる。

  •                (5)さけ肉の赤色は、β-クリプトキサンチンによる。

  • A45

  • 正解(4)

    (1)多い。赤色=血合肉はミオグロビンを含み回遊などの持久力を必要とする運動に適している。(2)少ない(魚肉肉基質たんぱく質は3%、畜肉は20%)。(3)酒石酸ではなくコハク酸。(5)β-クリプトキサンチンではなくアスタキサンチン。

  • Q46

  • 食用油脂に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。


  •      (1)不飽和脂肪酸から製造された硬化油は、融点が低くなる。

  •        (2)硬化油の製造時に、トランス脂肪酸が生成する。

  •                (3)ショートニングは、酸素を吹き込みながら製造される。

  •                (4)ごま油に含まれる抗酸化物質には、セサミノールがある。

  •                (5)牛脂の多価不飽和脂肪酸の割合は、豚脂よりも多い。

  • A46

  • 正解(2)かつ(4)

    (1)高くなる。硬化油は不飽和脂肪酸の二重結合に水素を添加し飽和脂肪酸に変化させて固体油にしたもの。脂肪酸は二重結合が多いほど融点が低い。二重結合を飽和すると融点は高くなる。(3)食用油脂に窒素ガス・乳化剤を含ませた可塑性の油脂食品。(5)少ない(牛脂3.61g/100g、豚脂9.81g/100g)。

  • Q47

  • 微生物利用食品に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)ビールは、麹菌の糖化酵素を利用する。

  •        (2)豆みそは、米麹を利用する。

  •                (3)濃口しょうゆの食塩濃度は、淡口しょうゆより高い。

  •                (4)糸引き納豆の粘質物には、ポリグルタミン酸がある。

  •                (5)果実酢は、合成酢に分類される。

  • A47

  • 正解(4)

    (1)麦芽の糖化酵素を利用。(2)豆麹・大豆から製造。(3)低い(食塩相当量:濃口14.5g、淡口16g)。(5)合成酢ではなく、醸造酢のうち原材料として1種・2種以上の果実を使用し、醸造酢1ℓにつき果実搾汁300g以上ものなので醸造酢。合成酢は氷酢酸・酢酸の希釈液に砂糖類等を加えた液体調味料、又は醸造酢を加えたもの。

  • Q48

  • 日本食品標準成分表2015年版(七訂)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)たんぱく質量は、食品に含まれる窒素量から算出する。

  •        (2)酢酸のエネルギー換算係数は、アルコールより大きい。

  •                (3)肉類の炭水化物の値は、差引き法を適用する。

  •                (4)食物繊維の定量は、ガスクロマトグラフ法を適用する。

  •                (5)「-」は、測定で検出されなかったことを示す。

  • A48

  • 正解(1)

    (2)小さい(エネルギー換算係数:酢酸3.5kcal/g、アルコール7.1kcal/g)。(3)微量の為差引法は不適切。アンスロン一硫酸法で全糖を定量し炭水化物値とする。(4)ガスクロマトグラフ法ではなくプロスキー法・一部変更したプロスキー変法。プロスキー法は試料をα-アミラーゼ・プロテアーゼ・グルコアミラーゼの一連の酵素処理。食物繊維をグルコースまで分解、エタノールを沈殿した後、アセトンで脂質を除き重量を測定。灰分・たんぱく質を差引、食物繊維とする。(5)測定していないこと。測定した最少載量が1/10未満=0(例外有)、1/10~5/10未満=Trと記載。

  • Q49

  • 食品中のたんぱく質の変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)ゼラチンは、コラーゲンを凍結変性させたものである。

  •        (2)ゆばは、小麦たんぱく質を加熱変性させたものである。

  •                (3)ヨーグルトは、カゼインを酵素作用により変性させたものである。

  •                (4)魚肉練り製品は、すり身に食塩を添加して製造したものである。

  •                (5)ピータンは、卵たんぱく質を酸で凝固させたものである。

  • A49

  • 正解(4)

    (1)コラーゲン(動物の皮膚・骨・腱等の結合組織の主成分)を加熱変性させたもの。(2)小麦たんぱく質ではなく大豆たんぱく質。(3)乳を乳酸菌発酵させたもの。カゼインが乳酸により酸変性を受け凝固。(5)酸ではなくアルカリ変性させたもの。

  • Q50

  • 食物繊維と主な構成糖の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)ペクチンーマンノース

  •        (2)イヌリンーフルクトース

  •                (3)コンドロイチン硫酸ーN-アセチルグルコサミン

  •                (4)ヒアルロン酸ーN-アセチルガラクトサミン

  •                (5)アガロースーガラクツロン酸

  • A50

  • 正解(2)

    (1)ガラクツロン酸。(3)グルクロン酸・N-アセチルガラクトサミンの重合体に硫酸が結合した構造をもつムコ多糖類。コアタンパク質に共有結合したプロテオグリカン。(4)グルクロン酸・N-アセチルグルコサミンが交互に重合した構造をもつムコ多糖類。(5)ガラクトース。

  • Q51

  • 食品に含まれる色素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)クロロフィルは、酸に安定である。

  •        (2)β-カロテンは、光に安定である。

  •                (3)ヘモグロビンには、マグネシウムが含まれる。

  •                (4)ミオグロビンは、酸化すると褐色になる。

  •                (5)アントシアニンは、酸性で青色を呈する。

  • A51

  • 正解(4)

    (1)不安定。マグネシウム脱離がおき変色。(2)不安定。異性化して退色。(3)マグネシウムではなく鉄。(5)赤色。

  • Q52

  • 植物性食品の味とその成分の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)こんぶの旨味ークロロゲン酸

  •        (2)きゅうりの苦味ーククルビタシン

  •                (3)しょうがの辛味ーナリンギン

  •                (4)わさびの辛味ーテアニン

  •                (5)トウガラシの辛味ーピペリン

  • A52

  • 正解(2)

    (1)L-グルタミン酸ナトリウム。(3)ショーガオール・ギンゲロール。(4)からし油配糖体のシニグリンがおろす時に酵素と反応し生成されるアリルイソチオシアネート。(5)カプサイシン。

  • Q53

  • 食品とその物性に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)板こんにゃくは、ゾルである。

  •        (2)マヨネーズは、O/W型エマルションである。

  •                (3)スクロース水溶液は、非ニュートン流動を示す。

  •                (4)でんぷん懸濁液は、チキソトロピー流動を示す。

  •                (5)トマトケチャップは、ダイラタンシー流動を示す。

  • A53

  • 正解(2)

    (1)ゾルではなくゲル。(3)ニュートン流動を示す。(4)チキソトロピーではなくダイラタンシ―。(5)ダイラタンシーではなくチキソトロピー。

  • Q54

  • 微生物に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)クロストリジウム属細菌は、水分活性0.9以上で増殖できる。

  •        (2)バシラス属細菌は、10%の食塩濃度で生育できる。

  •                (3)通性嫌気性菌は、酸素の有無に関係なく生育できる。

  •                (4)偏性嫌気性菌は、酸素の存在下で増殖できる。

  •                (5)好気性菌は、光が無くても生育できる。

  • A54

  • 正解(4)

    (4)空気が存在すると生育できない菌。偏性嫌気性菌はスーパーオキシドディスムターゼ・カタラーゼを欠き、細胞内に発生するスーパーオキシドを分解することができない為死滅。

  • Q55

  • 食中毒の原因菌と原因食品の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)腸管出血性大腸菌ー卵焼き

  •        (2)サルモネラ属菌ーしめさば

  •                (3)腸炎ビブリオーあゆの塩焼き

  •                (4)ボツリヌス菌ーソーセージの缶詰

  •                (5)下痢型セレウス菌ーはちみつ。

  • A55

  • 正解(4)

    (1)牛等の家畜が保菌している場合があり、生焼けの肉・食肉の生食が原因。保菌家畜の糞便で汚染された、井戸水・野菜・浅漬け。(2)動物由来食品で、特に卵・食肉が原因。(3)好塩菌で海水中に存在、汚染した海水魚の生食・加熱不足で感染。(5)芽胞を形成し広く分布するグラム陽性菌。調理後長時間経過した食品中で芽胞が発芽し汚染。作り置きスープ・カスタードクリームが原因として知られる。

  • Q56

  • 人畜共通感染症に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)リステリア症は、髄膜炎の原因となる。

  •        (2)炭疽は、感染動物との接触によって感染する。

  •                (3)ブルセラ症は、感染動物由来の乳製品が感染源となる。

  •                (4)レプトスピラ症は、汚染した水が原因となる。

  •                (5)プリオン病は、ワクチンで予防できる。

  • A56

  • 正解(5)

    (5)有効な治療法も有効なワクチン等の予防法も見つかっていない。プリオン病は正常型プリオン蛋白が感染型プリオン蛋白に変換、中枢神経系が冒される病気。発症の原因や仕組みが明らかでない、人畜共通感染症と位置付け。

  • Q57

  • 残留性有機汚染物質に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)ワシントン条約によって、規制される対象物質が指定されている。

  •        (2)ダイオキシンは、ゴミの焼却により生成される。

  •                (3)PCBは、カネミ油症事件の原因物質である。

  •                (4)アルドリンは、使用が禁止されている。

  •                (5)DDTは、自然環境下では分解されにくい。

  • A57

  • 正解(1)

    (1)残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約とは、残留性有機汚染物質から人の健康と環境を保護する目的にPCB等の製造・使用・輸出入の禁止、DDT等の製造・使用・輸出入の制限、非意図的に生成されるダイオキシン等の適正管理を定めている。ワシントン条約は絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約。

  • Q58

  • アクリルアミドに関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。


  •      (1)動物性食品の加工により多く生成される。

  •        (2)食品の凍結により生成される。

  •                (3)アスパラギンとグルコースが反応して生成される。

  •                (4)加熱調理で分解される。

  •                (5)神経障害を引き起こす。

  • A58

  • 正解(3)かつ(5)

    (1)食品中に含まれるアスパラギンと果糖・ブドウ糖等の還元糖が、120℃以上の加熱調理中にアミノカルボニル反応を起し過程で生成されると考えられる。植物性食品はアスパラギンと還元糖を含み、加工時にアクリルアミドが生成される場合が多い。代表例:ポテトチップ。(2)凍結時はメイラード反応が起きない為生成されない。(4)加熱により生成されるので加熱処理では分解されない。

  • Q59

  • 食品添加物に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)指定添加物は、消費者庁長官が指定する。

  •        (2)天然物は、指定添加物の対象にならない。

  •                (3)生鮮食品の表示では、食品添加物の記載は必要ない。

  •                (4)ビタミンを栄養強化の目的で使用した場合には、表示を省略できる。

  •                (5)一日摂取許容量(ADI)は、最大無毒性量(NOAEL)に1/10を乗じて求める。

  • A59

  • 正解(4)

    (1)消費者庁長官ではなく厚生労働大臣。(2)天然物・合成品等製造方法に関わらず、安全性・有効性が確認され厚生労働大臣が指定したものをさすので、対象となる。(3)食品添加物を使用されている場合は表示。(表示省略可能:加工助剤・キャリーオーバー・栄養強化剤・小包装食品・ばら売り食品(防カビ剤・サッカリン・サッカリンナトリウムは表示))。(5)動物種差10・個人差10を採り、乗じた100を安全係数とする。最大無毒性量を安全係数で除して1日摂取許容量を求める。

  • Q60

  • 食品の栄養成分表示に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)栄養成分の含有量は、1食分でも表示できる。

  •        (2)熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の順に表示する。

  •                (3)数値が基準より小さい場合でも、「0」と表示することはできない。

  •                (4)「ひかえめ」は、「低い旨」の強調表示である。

  •                (5)「豊富」は、「高い旨」の強調表示である。

  • A60

  • 正解(3)

    (3)「0」と表示できる場合は「含まない旨」表示できる量未満。

  • Q61

  • 特定原材料として表示が義務付けられている食品である。正しいのはどれか。2つ選べ。


  •      (1)大豆

  •        (2)落花生

  •                (3)鶏肉

  •                (4)さば

  •                (5)えび

  • A61

  • 正解(2)かつ(5)

    特定原材料はえび・かに・卵・乳・小麦・そば・落花生の7品目。えび・かに・卵・乳・小麦は症例数が多い、そば・落花生は重篤なアレルギー症状で生命に係る。尚、酒類については表示義務がない。

  • Q62

  • 特別用途食品に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)厚生労働大臣が、表示を許可している。

  •        (2)特定保健用食品は、特別用途食品の1つである。

  •                (3)低ナトリウム食品は、病者用食品である。

  •                (4)えん下困難者用食品は、病者用食品である。

  •                (5)低たんぱく質食品は、個別評価型の食品である。

  • A62

  • 正解(2)

    (1)厚生労働大臣ではなく消費者庁長官。(3)病者用食品ではなく一般食品の強調表示の一種。含有量が120mg/100g以下=低ナトリウム表示でき、5mg/100g未満=ゼロ表示できる。(4)病者用食品ではなく特別用途食品。病者用食品も特別用途食品で許可基準型・個別評価型がある。(5)個別評価型の食品ではなく評価基準型の病者用食品。

  •  

  • Q63

  • 栄養機能食品の栄養機能表示である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)ビタミンB2は、炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を
                            助ける栄養素です。

  •        (2)ビタミンB6は、正常な血液凝固を維持する栄養素です。

  •                (3)ビタミンCは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康
                            維持を助ける栄養素です。

  •                (4)カルシウムは、正常な血圧を保つのに必要な栄養素です。

  •                (5)n-3系脂肪酸は、皮膚の健康維持を助ける栄養素です。

  • A63

  • 正解(5)

    (1)皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素。(2)たんぱく質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素。(3)皮膚や粘膜の健康維持を助けるのと、抗酸化作用を持つ栄養素。(4)骨や歯の形成に必要な栄養素。

  • Q64

  • 機能性表示食品に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)特別用途食品の1つとして位置付けられている。

  •        (2)機能性及び安全性について国による評価を受けたものではない。

  •                (3)販売後60日以内に、消費者庁長官に届け出なければならない。

  •                (4)疾病の予防を目的としている。

  •                (5)容器包装の表示可能面積が小さい場合、栄養成分表示を省略できる。

  • A64

  • 正解(2)

    (1)保健機能食品の1つ。事業者の責任で科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示するものとして消費者庁に届けたもの。国の評価を受けたものではなく国の保証もない。(3)販売60日前に届ける。(4)予防は医薬品の範疇、予防に関する表示はできない。(5)栄養成分の表示は義務化。

  • Q65

  • 食品の保存に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)乾燥は、食品中の自由水の割合を高める。

  •        (2)塩漬は、食品中の自由水の割合を高める。

  •                (3)酢漬は、水素イオン濃度を低下させる。

  •                (4)冷蔵では、保存性が低下する野菜類がある。

  •                (5)CA(Controlled Atmosphere)貯蔵では、庫内の二酸化炭素濃度を低下させる。

  • A65

  • 正解(4)

    (1)自由水は蒸発、結合水が蒸発しないので割合は低下。(2)自由水が減少、結合水が増加するので割合は低下。(3)低下ではなく上昇。(5)CA貯蔵はクライマクテリック型果実の追熟を抑制する為、低温・低酸素・高炭酸ガスの環境下で呼吸量を低下させる方法。

  • Q66

  • 食品の加工とそれに関与する酵素の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)麦芽糖の製造ーβ-アミラーゼ

  •        (2)無乳糖牛乳の製造ーインベルターゼ

  •                (3)転化糖の製造ーパパイン

  •                (4)果汁の清澄化ーミロシナーゼ

  •                (5)肉の軟化ーラクターゼ

  • A66

  • 正解(1)

    (2)牛乳中の乳糖をラクターゼでガラクトースとグルコースに分解させる。(3)ショ糖をインベターゼでフラクト―スとグルコースに分解させる。(4)果実に含まれるペクチンをペクチナーゼで分解する。(5)肉のたんぱく質をパパインで分解する。

  • Q67

  • 食品の加工に伴う成分変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)たんぱく質をアルカリ性で加熱したときには、リシノアラニンが生成する。

  •        (2)清酒製造では、米のデンプンがリパーゼにより糖化する。

  •                (3)食肉の塩漬では、保水性と結着性が低下する。

  •                (4)紅茶の発酵過程では、カテキンが分解される。

  •                (5)ナチュラルチーズの製造では、乳清たんぱく質が凝固する。

  • A67

  • 正解(1)

    (2)リパーゼではなく麹のアミラーゼ。(3)低下ではなく塩溶性たんぱく質が溶出して保水性・結着性が上昇。(4)分解ではなく重合する。(5)カゼインを凝乳酵素レンネットで凝集させ凝乳とし乳清を除いて凝固。

  • Q68

  • 米とその製品の調理に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。


  •      (1)うるち米飯は、もち米飯よりも水分が少ない。

  •        (2)もち米を蒸す場合は、不足する水分を振り水で補う。

  •                (3)すし飯は、加水量をすし酢の分だけ少なくして炊く。

  •                (4)上新粉は、冷水を用いてこねる。

  •                (5)白玉粉は、熱水を用いてこねる。

  • A68

  • 正解(2)かつ(3)

    (1)もち米より多い。うるち米は重量変化率=210%で米飯水分は60g/100g。もち米はアミロペクチンが多く吸水性は高いが、重量変化率=180%で米飯水分は52.1g/100g。(4)冷水ではなく熱水。(うるち米を精米し水洗いし乾燥させ粉砕したもの)。(5)熱水ではなく冷水。(もち米を洗い、水に浸した後、水を加えながら挽き、沈殿したものを乾燥したもの)。

    • Q69

    • 日本の日常食の配膳について、料理や食器・食具の特徴、食べやすさの合理性から示したものである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  • A69

  • 正解(2)

    日常食の配膳は本膳料理の本膳部分に由来。左に飯椀・右に汁椀・左奥に煮物・右奥に魚等の主菜・中央に香の物。懐石料理の一汁三菜・一汁二菜、会席料理の酒肴後の一汁三菜に引継がれ、日常食の配膳になる。

  • Q70

  • 栄養学の歴史に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)リービッヒ(Liebig)は、窒素定量法を確立した。

  •        (2)マッカラム(McCollum)は、エネルギー換算係数を提唱した。

  •                (3)フンク(Funk)は、ビタミンKを発見した。

  •                (4)クレブス(Krebs)は、膵臓にリパーゼが存在することを発見した。

  •                (5)鈴木梅太郎は、抗脚気因子を発見した。

  • A70

  • 正解(5)

    (1)窒素定量法ではなく、たんぱく質は窒素を含有、その量が栄養価に関与することを提唱。(2)エネルギー換算係数ではなく、ミネラルの必要性を確立。(3)米ぬかの抗脚気因子をビタミンと命名。(4)膵臓にリパーゼではなく、TCAサイクル・尿素回路を発見。

  • Q71

  • 食欲と日内リズムに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)摂食中枢は、視床下部にある。

  •        (2)レプチンは、脂肪細胞から分泌される。

  •                (3)セロトニンは、食欲を促進する。

  •                (4)コルチゾールの日内リズムは、摂食サイクルに影響される。

  •                (5)消化酵素の活性には、日内リズムがある。

  • A71

  • 正解(3)

    (3)促進ではなく食欲を抑制。(視床下部にあり満腹中枢に働く)。

  • Q72

  • 摂取した食物の消化管内における消化とその調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)トリプシンは、活性型の酵素たんぱく質として分泌される。

  •        (2)膵液中のアミラーゼは、でんぷんを消化してオリゴ糖を生成する。

  •                (3)セクレチンは、ペプシンの分泌を促進する。

  •                (4)コレシストキニンは、膵臓からのHCO3-の分泌を促進する。

  •                (5)ガストリンは、胆嚢からの胆汁の分泌を促進する。

  • A72

  • 正解(2)

    (1)不活性型トリプシノーゲンとして分泌、微絨毛に存在するエンテロキナーゼにより活性化しトリプシンになる。(3)膵臓からのHCO3-の分泌を促進。(4)胆のうを収縮し胆汁分泌を促進。(5)胃液分泌を促進。

  • Q73

  • 栄養素の吸収に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)フルクトースは、SGLT1により小腸上皮細胞内に取り込まれる。

  •        (2)ジペプチドは、Na+を利用して小腸上皮細胞内に取り込まれる。

  •                (3)長鎖脂肪酸は、能動輸送により小腸上皮細胞内に取り込まれる。

  •                (4)ビオチンの吸収は、卵白の摂取により促進される。

  •                (5)鉄の吸収は、体内の貯蔵鉄量に影響される。

  • A73

  • 正解(5)

    (1)SGLT1ではなくGLUT5で促進拡散により小腸上皮細胞内に取込まれる。SGLT1により取込まれるのはグルコース。(2)ジペプチドではなくアミノ酸。(3)能動輸送ではなく胆汁酸塩・混合ミセルを形成し小腸上皮細胞内に取込まれる。(4)促進ではなく阻害。ビオチンは食品中ではたんぱく質と結合し存在。消化管内で遊離したかたちで吸収。生卵白を過食すると生卵白・アビジン・ビオチンが強く結合される為。

  • Q74

  • 栄養素の消化吸収率に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)消化吸収率は、摂取量に対する吸収量の割合である。

  •        (2)見かけの消化吸収率は、内因性の排泄量を考慮している。

  •                (3)老化でんぷんの消化吸収率は、糊化でんぷんより高い。

  •                (4)カルシウムの消化吸収率は、摂取量に比例する。

  •                (5)β-カロテンは、脂質とともに摂取すると、消化吸収率が低下する。

  • A74

  • 正解(1)

    (2)考慮しない。考慮するものは真の消化吸収率。(3)老化でんぷん=β-でんぷんの為、消化吸収は糊化でんぷん=α-でんぷんより低い。(4)摂取量が増加すると低下する。(5)低下ではなく増加。

  • Q75

  • たんぱく質・アミノ酸の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)トランスフェリンの半減期は、レチノール結合たんぱく質より短い。

  •        (2)たんぱく質の平均半減期は、筋肉より肝臓で長い。

  •                (3)アミノ酸の筋肉への取り込みは、インスリンにより抑制される。

  •                (4)バリンは、ケト原性アミノ酸である。

  •                (5)ロイシンは、脂質とともに摂取すると、筋たんぱく質の合成を促進する。

  • A75

  • 正解(5)

    (1)長い。トランスフェリンは7~8日、レチノール結合たんぱく質は12~18時間。(2)肝臓より筋肉の方が長い。(3)抑制ではなく促進。(4)糖原性アミノ酸。ケト原性アミノ酸はロイシン・リジン。

  • Q76

  • たんぱく質の量と質の評価に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)コルチゾールの分泌が増加すると、窒素出納は正になる。

  •        (2)不可欠アミノ酸は、11種類である。

  •                (3)分枝アミノ酸は、不可欠アミノ酸である。

  •                (4)アミノ酸価は、食品中の可欠アミノ酸のバランスで決定される。

  •                (5)たんぱく質の生物価は、摂取窒素量に対する体内保留窒素量の割合を示す。

  • A76

  • 正解(3)

    (1)窒素出納はアミノ酸が糖新生に利用される為負になる。(2)9種類。スレオニン・メチオニン・バリン・イソロイシン・ロイシン・トリプトファン・フェニルアラニン・ヒスチジン・リジン。(4)可欠アミノ酸ではなく不可欠アミノ酸。(5)摂取窒素量ではなく吸収窒素量。摂取窒素量と体内保留窒素量の割合は正味たんぱく質利用率。

  • Q77

  • たんぱく質の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)摂取たんぱく質は、脂質に変換されない。

  •        (2)たんぱく質の摂取量が多いと、ビタミン6の必要量が減少する。

  •                (3)たんぱく質の摂取量が多いと、尿中カルシウム排泄量が増加する。

  •                (4)たんぱく質の摂取量が不足すると、血清トランスサイレチン値は上昇する。

  •                (5)エネルギー摂取量が不足すると、たんぱく質の利用効率が高まる。

  • A77

  • 正解(3)

    (1)変換される。(2)減少ではなく増加。(4)上昇ではなく低下。(5)高まるのではなく低下する。

  • Q78

  • 炭水化物の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)コリ回路では、アラニンからグルコースが産生される。

  •        (2)空腹時には、糖原性アミノ酸からグルコースが産生される。

  •                (3)組織へのグルコース取り込みは、コルチゾールによって促進される。

  •                (4)健常者では、食後2時間で、血糖値が最大となる。

  •                (5)血糖値が低下すると、脂肪組織のトリアシルグリセロールの分解は抑制
                            される。

  • A78

  • 正解(2)

    (1)アラニンではなく乳酸。アラニンから産生はアラニン・グルコース回路。(3)コルチゾールではなくインスリン。コルチゾールにより糖新生が促進、肝臓からグルコースが血中に放出。(4)最大ではなく正常値に戻る。(5)抑制ではなく促進。

  • Q79

  • 脂質の臓器間輸送に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)カイロミクロンは、肝臓で合成されたトリアシルグリセロールを輸送する。

  •        (2)VLDLのコレステロール含有率は、LDLより大きい。

  •                (3)LDLのコレステロールの末梢細胞への取り込みは、レシチンコレステロール
                            アシルトランスフェラーゼ(LCAT)が関与する。

  •                (4)末梢細胞のコレステロールのHDLへの取り込みは、リポタンパク質リパーゼ
                            (LPL)が関与する。

  •                (5)脂肪組織から血中に放出された脂肪酸は、アルブミンと結合して輸送される。

  • A79

  • 正解(5)

    (1)小腸で吸収されたトリアシルグリセロールを輸送。肝臓で合成されたトリアシルグリセロールの輸送はVLDL。(2)LDLのが大きい。トリアシルグリセロール含有率はLDLより大きい。(3)レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼではなくLDLレセプター。LCATは末梢細胞のコレステロールのHDLへの取込に関与。(4)脂肪組織へのトリアシルグリセロールの取込に関与がLPL。

  • Q80

  • ビタミンの欠乏状態における身体状態の変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  •      (1)ビタミンDの欠乏では、骨塩量が減少する。

  •        (2)ビタミンKの欠乏では、血液凝固の時間が短縮する。

  •                (3)ビタミンB1の欠乏では、乳酸の血中濃度が低下する。

  •                (4)ビタミンB12の欠乏では、DNAの合成が促進される。

  •                (5)葉酸の欠乏では、ホモシステインの血中濃度が低下する。

  • A80

  • 正解(1)

    (2)短縮ではなく遅延。(3)低下ではなくピルビン酸や乳酸の血中濃度が上昇、臨床的に脚気やウェルニッケ・コルサコフ症候群等の神経障害が起こる。(4)促進ではなく抑制。(5)低下ではなく上昇。

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