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第31回管理栄養士国家試験問題81~120

問題をクリックすると解答が開きます。

  • Q81

ビタミンに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 脂溶性ビタミンの吸収に、胆汁酸は関与しない。
  2. 脂溶性ビタミンには、腸内細菌が合成するものがある。
  3. 食品中β-カロテンのビタミンAとしての生体利用率は、レチノールの1/6でる。
  4. ビタミンB2は、体内の飽和量を超えると、尿中への排泄量が低下する。
  5. ビタミンB12の吸収に必要な内因子は、十二指腸上皮細胞から分泌される。
A81 正解(2)
  • (1)胆汁酸により消化吸収が促進。(3)1/6ではなく1/12。(4)低下ではなく増加。(5)十二指腸上皮細胞からではなく胃低部壁細胞。

  • Q82

ミネラルの栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. マグネシウムの99%は、骨に存在する。
  2. クロムは、インスリン作用を増強する。
  3. メンケス病は、先天的な銅の過剰症である。
  4. カルシトニンは、骨吸収を促進する。
  5. 運動は、骨形成を抑制する。
A82 正解(2)
  • (1)約60%。カルシウムは99%骨に存在。(3)過剰症ではなく欠乏症。過剰症はウイルソン病。(4)血中カルシウムを骨に移行する働きはあるが、吸収を促進するホルモンは副甲状腺ホルモン。(5)抑制ではなく促進。

  • Q83

エネルギー代謝の測定に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 直接法では、酸素消費量からエネルギー消費量を評価する。
  2. 二重標識水法では、酸素と水素の安定同位元素の減少速度よりエネルギー消費量を求める。
  3. 基礎代謝量は、睡眠状態で測定する。
  4. 脂肪の燃焼では、酸素消費量と二酸化炭素産生量のモル数は等しい。
  5. 二酸化炭素産生量は、安静時より運動時に減少する。
A83 正解(2)
  • (1)酸素消費量からではなく産生した熱量から。(3)早朝空腹時に快適な温度条件下で静かに仰臥・覚醒している状態で測定。(4)モル数は1より小さい。(5)減少ではなく増加。

  • Q84

栄養スクリーニングに求められる要件である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 簡便である。
  2. 妥当性が高い。
  3. 信頼性が高い。
  4. 侵襲性が高い。
  5. 敏感度が高い。
A84 正解(4)
  • 必要条件:1.簡便で侵襲性がない 2.実施時間が短い 3.点数化できて使いやすい 4.妥当性・信頼性がある 5.敏感度・特異性が高い

  • Q85

栄養アセスメントに用いる血液検査項目と病態の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. クレアチニンー糖代謝異常
  2. HbA1cー脂質代謝異常
  3. アルブミンー低栄養
  4. 総コレステロールー貧血
  5. ヘマトクリットー骨塩量低下
A85 正解(3)
  • (1)腎機能異常。(2)糖代謝異常。(4)脂質代謝異常。(5)貧血。

  • Q86

日本人の食事摂取基準(2015年版)における、目標とするBMI(kg/m2)の範囲(18歳以上)に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 男女別に、設定された。
  2. 総死亡率との関連を踏まえ、設定された。
  3. 4つの年齢区分で、設定された。
  4. 70歳以上では、虚弱と生活習慣病の予防について考慮された。
  5. 日本人のBMIの分布は考慮されていない。
A86 正解(2)かつ(4)
  • (1)同様に設定。(3)3つ:18~49歳、50~69歳、70歳以上。(5)考慮して設定されている。

  • Q87

スキャモンの発育曲線の型とその特徴の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 一般型ー乳児期より学童期に急激に増加する。
  2. 神経型ー他の型より早く増加する。
  3. 生殖器型ー出生直後から急激に増加する。
  4. リンパ型ー思春期以降に急激に増加する。
  5. リンパ型ー20歳頃に最大値となる。
A87 正解(2)
  • 頭径以外の全身外形計測値。呼吸器・消化器・腎臓・心臓・大動脈・脾臓・筋肉全体・骨全体・血液量。神経型は、頭径・脳・脊髄・視覚器。生殖器型は、精巣・卵巣・精巣上体・子宮・前立腺。リンパ系型は、胸腺・リンパ節・間質性リンパ組織。

Q88
母乳に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 吸啜刺激は、オキシトシンの分泌を低下させる。
  2. 吸啜刺激は、プロラクチンの分泌を増加させる。
  3. 分泌型IgA量は、初乳より成熟乳に多い。
  4. たんぱく質量は、牛乳より母乳に多い。
  5. 多価不飽和脂肪酸量は、牛乳より母乳に少ない。
A88 正解(2)
  • (1)低下ではなく増加。(3)初乳の方が多い。(4)牛乳の方が多い。(5)牛乳の方が少ない。

  • Q89

妊産婦の身体と食生活・生活習慣に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 妊娠前からの健康的なからだづくりを推奨する。
  2. 非妊娠時にBMI18.5kg/m2未満であった妊婦の推奨体重増加量は、7kg未満である。
  3. 主食を中心にエネルギーを摂る。
  4. 多様な食品を組み合わせてカルシウムを摂る。
  5. 妊婦の喫煙は、低出生体重児のリスクとなる。
A89 正解(2)
  • (2)7kg未満ではなく9~12kg。

  • Q90

離乳の進め方に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 離乳の開始は、生後2、3か月頃が適当である。
  2. 離乳食を1日3回にするのは、離乳開始後1か月頃である。
  3. 舌でつぶせる固さのものを与えるのは、生後7、8か月頃からである。
  4. フォローアップミルクは、育児用ミルクの代替品として用いる。
  5. 哺乳反射の減弱は、離乳完了の目安となる。
A90 正解(3)
  • (1)生後5、6か月頃。(2)3か月頃。(4)離乳完了後の補助食品。(5)形のある食物を噛みつぶすことができ、エネルギー・栄養素の大部分が母乳・育児用ミルク以外の食物から摂れるようになるのが離乳完了の目安。

    • Q91

  • K保育所に勤務する管理栄養士である。入所児のAさんは、生後12か月、男児。身長と体重は身体発育曲線に沿って成長している。最近、食事について興味を持ち、自分で食べたがるようになった。Aさんの食事に関する保護者への助言である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. スプーンの利用を推奨する。
  2. 手づかみ食べのできる食事を推奨する。
  3. こぼさない食べ方を推奨する。
  4. 子どもだけを先に食べさせるように推奨する。
A91 正解(2)
  • 生後12か月は離乳完了に近い時期。離乳完了は、1日3回の食事リズムを大切にし生活リズムを整えて自分で食べる楽しみを手づかみ食べから始めると提示されている。

Q92
  • 幼児期(3~5歳)の生理的特徴に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。


  1. 頭囲は、胸囲より大きい。
  2. 体重1kg当たりのエネルギー必要量は、成人と同程度である。
  3. 1年間当たりの体重増加率は、乳児期より高い。
  4. 1分間当たりの呼吸数は、乳児期より多い。
  5. 咀しゃく機能は、3歳頃に獲得される。
A92 正解(5)
  • (1)出生時は頭囲が大きい。1歳時はほぼ同じ。それ以降胸囲が大きい。(2)成人よりも高い。(3)低い。(4)少ない。

  • Q93

学童期のエネルギーと肥満に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、幼児期より低い。
  2. 推定エネルギー必要量は、基礎代謝量(kcal/日)と身体活動レベルの積である。
  3. 原発性肥満より二次性肥満が多い。
  4. 学童期の肥満は、成人期の肥満に移行しにくい。
  5. 肥満傾向児の割合は、高学年より低学年で高い。
A93 正解(1)
  • (2)基礎代謝量(kcal/日)・身体活動レベルに組織増加分のエネルギーの積。(3)原発性肥満の方が多い。原発性肥満は基礎疾患のない単純性肥満、二次性肥満は基礎疾患のある肥満。(4)移行しやすい。(5)高学年の方が高い。

  • Q94

日本人の食事摂取基準(2015年版)において、成人期の目標量が設定されている栄養素である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 脂質(脂肪エネルギー比率)
  2. 食物繊維
  3. ナトリウム
  4. カリウム
A94 正解(5)
  • 設定されているのは、たんぱく質・脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・食物繊維・ナトリウム・カリウム・エネルギー産生栄養素バランス。

    • Q95

  • K介護保険施設に勤務する管理栄養士である。デイサービス利用者の食事指導を実施している。対象者は、76歳、女性。身長150cm、体重42kg、BMI18.7kg/m2。この1年間で体重が2kg減少した。最近、歩行速度が遅くなり、疲労感が強くなった。この利用者に対して、食事バランスガイドを用いて普段の食生活をたずねた。特に留意すべき料理区分として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. 主食
  2. 主菜
  3. 副菜
  4. 菓子・嗜好飲料
A95 正解(2)
  • 高齢。1年間で体重が減少し体力低下。摂取量より内容、特にたんぱく質摂取状況を食事バランスで把握。その為主菜の内容に留意すること。

    • Q96

  • K介護保険施設に勤務する管理栄養士である。利用者は80歳、女性。身長150cm、体重40kg、BMI17.8kg/m2。食事は自立しているが、普通食ではむせることがあり、主食は全粥としている。この利用者の副菜として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. もずくの酢の物
  2. 刻んだきゅうりの漬物
  3. やわらかく煮ただいこん
  4. 小松菜ともやしの和え物
A96 正解(3)
  • 高齢者。嚥下機能の低下。嚥下しやすい料理は、やわらかく煮た大根のようなもの。嚥下しにくいものは、サラサラの液状・小さく硬いもの・線維が多く硬いもの・バラバラまとまりにくいもの・酸味が強くむせるもの。

  • Q97

スポーツ選手の栄養に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 持久型種目の選手では、炭水化物摂取が重要である。
  2. 筋肉や骨づくりには、たんぱく質摂取が重要である。
  3. スポーツ貧血の予防には、ビタミンA摂取が重要である。
  4. 運動後の疲労回復には、早いタイミングでの栄養補給が重要である。
  5. 熱中症予防では、運動中の水分と電解質の補給が重要である。
A97 正解(3)
  • (3)鉄の摂取。鉄の吸収率ががよくなるビタミンC・良質のたんぱく質を同時に摂取するとよい。

  • Q98

汎(全身)適応症候群に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 警告反応期のショック相では、血糖値が上昇する。
  2. 警告反応期のショック相では、血圧が上昇する。
  3. 警告反応期の反ショック相では、生体防御機能が低下する。
  4. 抵抗期では、新たなストレスに対する抵抗力は弱くなる。
  5. 疲はい期では、ストレスに対して生体が適応力を獲得している。
A98 正解(4)
  • (1)上昇ではなく低下。(2)上昇ではなく低下。(3)低下ではなく上昇。(5)獲得ではなく維持できなくなる。

  • Q99

低温環境に曝露されたときに起こる身体変化に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. ふるえによる産熱は、減少する。
  2. 基礎代謝量は、減少する。
  3. 血圧は、低下する。
  4. 皮膚血流量は、増加する。
  5. アドレナリンの分泌は、増加する。
A99 正解(5)
  • (1)減少ではなく増加。(2)減少ではなく上昇し熱産生が増加。(3)低下ではなく血管が収縮する為上昇。(4)増加ではなく体温放出を少なくするので減少。

  • Q100

特定保健指導の積極的支援の対象になり、節酒を行動目標とした男性である。初回面接1か月後の支援時に、「酒の量は減らせたが、たまに飲み過ぎてしまいそうになる」と話している。トランスセオレティカルモデルに基づく行動変容ステージに合った管理栄養士の対応である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. お酒を減らせば、検査結果も改善することを、説明する。
  2. 悪化すると、家族にどのような影響を及ぼすかを、考えてもらう。
  3. 節酒が成功して、スリムになった自分の姿を想像してもらう。
  4. 節酒していることを、同僚に対して宣言してもらう。
  5. 節酒できている自分へのほうびを、考えてもらう。
A100 正解(5)
  • 発言から実行期にあると考えられる。維持期への変容段階に対するアプローチは(5)が強化マネジメントにあたる。(1)意識の高揚(無関心期→関心期)。(2)環境への再評価(無関心期→関心期)。(3)自己の評価(関心期→準備期)。(4)自己の解放(準備期→実行期)。

  • Q101

ソーシャルサポートには、情動的サポート、評価的サポート、道具的サポート、情報的サポートの4つがある。食事療法中の人への情動的サポートである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 食事調査結果から、改善点を指摘する。
  2. セルフヘルプグループを紹介する。
  3. 「がんばっていますね」と声をかける。
  4. 病院で開催される栄養教室のチラシを渡す。
  5. デジタルのキッチンスケールを貸し出す。
A101 正解(3)
  • (1)評価的サポート (2)情報的サポート (4)情報的サポート (5)道具的サポート

  • Q102

被災地におけるコミュニティオーガニゼイションに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 陸上自衛隊が、炊きだしをはじめた。
  2. 被災経験者が、救援物資を送った。
  3. 管理栄養士が、食物アレルギーを持つ子どもに対して支援を行った。
  4. 被災者が、仮設住宅の敷地内に談話喫茶を立ち上げた。
  5. 職能団体が、災害支援チームリーダーを派遣した。
A102  正解(4)
  • コミュニティオーガニゼ―ションは、地域住民が主体的に問題解決に取組む組織。(4)のみ災害者が自分たちで行動している。

    • Q103

  • 偏食がひどい幼児に、食事のたびに叱ってしまうと話す母親への栄養カウンセリングである。母親に対し、共感的態度を示す管理栄養士の発言である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. 食事中は、子どもを叱らないほうが良いですよ。
  2. 皆さんも、子育て中は子どもの偏食に悩んでいますよ。
  3. 幼児期の偏食は、あまり気にしなくて大丈夫ですよ。
  4. せっかく作っても食べてくれないと、イライラしますよね。
A103 正解(4)
  • 共感的理解は相手の体験を感じ取り理解すること。(1)叱った母親の気持ちを否定。叱った事を受止めていない。(2)叱ってしまうことは他の人にもあると情報を与え安心させるが、母親の気持ちに直接答えていない。(3)叱ってしまうことを悩む母親の気持ちに直接答えていない。

  • Q104

管理栄養士が栄養カウンセリングにおいて、高齢者の生活状態を聴きとる際の、開かれた(聞いた)質問である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 昨日は、3食召し上がりましたか。
  2. 食事を作られるのは、どなたですか。
  3. 食生活で気になることは、どんなことですか。
  4. 家族と同居されていますか。
  5. 心を開いて話せる友人は、心を開いて話せる友人は。
A104 正解(3)
  • 開らいた質問は、相手が自由な表現で答えられるもの。はい・いいえ・少ない単語で答えられるのは閉じた質問。

  • Q105

肥満の小学生の保護者を対象に行った、間食を減らすための対処法の支援と行動変容技法の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 食べ過ぎそうな時には、一緒に散歩することを勧めた。ーソーシャルスキルトレーニング
  2. ソフトドリンクの買い置きをしないよう助言した。ー刺激統制法
  3. 祖父母からの差し入れの断り方を練習した。ーストレスマネジメント
  4. 食べ過ぎたら、次の日は気をつけようと話すことを勧めた。ー行動置換
  5. ながら食いをやめるため、テレビを見る時間を減らすよう助言した。ー反応妨害・拮抗
A105 正解(2)
  • (1)一緒にはソーシャルサポート、食べる代わりに散歩は行動置換。(3)ソーシャルスキルトレーニング (4)認知再構成法 (5)刺激統制法

    • Q106

  • 減量を目的とした行動契約の目標宣言である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. 低エネルギーの食品を選ぶようにする。
  2. 揚げ物を減らす。
  3. ご飯を毎食1膳までにする。
  4. 1か月で1kg減量する。
A106 正解(3)
  • 行動契約の目標宣言は具体的に実行可能な行動目標を宣言。1.2.3は行動目標で具体的なのが3。4は結果目標。

  • Q107

家族との関係がストレスとなり食べ過ぎてしまうと話す、肥満の主婦である。この主婦に対してストレスマネジメントを行うための質問である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. どのようなことが起こった時に、食べ過ぎますか。
  2. 低エネルギーの食品を、意識して選んでいますか。
  3. 家族との接し方を、変えようと試みたことはありますか。
  4. 親しい友人に、あなたの悩みを相談したことはありますか。
  5. 食べること以外に、ストレスの対処法を試したことはありますか。
A107 正解(2)
  • ストレスマネージメントはストレスのもとのストレッサ―の評価後対処方法を考える。(2)ストレスマネージメントに直接関係ない。

    • Q108

  • 職場のメタボリックシンドローム改善教室において、活発なグループダイナミクスが期待できる取組である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. 各自が食事記録を持参し、自分の課題を考える。
  2. 体重減少が大きかった人に、減量の工夫を報告してもらう。
  3. 低エネルギーの料理の作り方を、調理実習で学ぶ。
  4. 小グループを作り、グループ間で体重減少量を競い合う。
A108 正解(4)
  • グループダイナミクスは集団により影響し合い生まれる関係性。職場のメタボリックシンドローム改善教室は一緒に学び影響し合い行動変容を促す期待ができる。(1)自分で考えるだけでは交流はない。(2)他の参加者に話すのはモデリングになり影響を与える。(3)指導者から学はグループダイナミクスは期待できない。

  • Q109

地域住民の野菜摂取量増加を目的とした、食物へのアクセスの整備に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 地場産野菜を販売する直売所を増やす。
  2. スーパーマーケットの営業時間を延長する。
  3. 小売店が販売する野菜に、生産者名のポップ(POP)を掲示する。
  4. 地場産野菜を使ったレストランを作る。
  5. 野菜生産農家による宅配事業を開始する。
A109 正解(3)
  • 食へのアクセス(野菜=食物)・情報へのアクセス(POP=情報)・両者が統合されたもの(3)。

    • Q110

  • 中学生を対象とした栄養アセスメントの結果、半数以上でカルシウムの摂取量が推定平均必要量(EAR)を下回っていることがわかった。アセスメント結果に基づき、生徒自らの行動変容につながることを目的とした集団栄養教育を計画した。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. カルシウム不足の健康リスクについて話し合わせる。
  2. カルシウムたっぷりのメニューを複数示す。
  3. 給食で摂取できるカルシウムの量を示し、残してはいけないと話す。
  4. カルシウム強化食品の利用を勧める。
A110 正解(1)
  • 十分にカルシウムを摂取していない集団。まず意識改善・知識習得等の認知的アプローチ優先。1.3が認知アプローチ、2.4が行動アプローチ。自ら考え行動する為に1がグループダイナミクスを用いていて主体的に考える手法。

  • Q111

後期高齢者を対象に、低栄養予防を目的とした栄養教育を計画している。結果評価の指標である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 食事改善への意欲
  2. 生活満足度
  3. 調理技術の習得度
  4. ねらいとした食行動の達成度
  5. BMI
A111 正解(2)かつ(5)
  • QOLを確保し低栄養を予防するもの。2生活満足度のQOL確保、5低栄養の指標となるBMIが結果目標。1.3.4は内容によるが影響評価指標。 

  • Q112

小学5年生児童を対象に、食品ロスの低減を目的とした栄養教育プログラムとして、夏休みに「台所のゴミ調べ」の宿題を実施し、評価を行った。総括的評価に含まれる要素である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 夏休みの登校日に確認した宿題の進行状況
  2. 夏休みの登校日に書かせた感想文の内容
  3. 夏休み後の宿題発表の内容
  4. 夏休み前後の食品ロスに対する意識の変化
  5. 夏休み前後の給食残食量の変化
A112 正解(4)かつ(5)
  • 統括的評価は全体を通じた学習者の目標達成の程度を把握し成果を明らかにする為の最終段階評価。実施中の習得状況を評価は形成的評価。4.5が統括的評価として適切。1.2.3は形成的評価。

    • Q113

  • 健診を受けた生後10か月の乳児の母親への栄養カウンセリングである。順調に発育しているにもかかわらず、体重増加が少ないと母親が心配している。母親への不安軽減のために、管理栄養士が最初に行う支援である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
  1. 母乳の飲ませ方を実地に指導し、乳児の飲み方を確認してもらう。
  2. 月齢に応じた離乳食の進め方を説明し、離乳食の進み具合を確認してもらう。
  3. 離乳食のフードモデルを用い、乳児の食事量を確認してもらう。
  4. 身体発育曲線を用い、体重がカーブに沿っていることを確認してもらう。
A113 正解(4)
  • 4身体発育曲線を根拠に順調に発育している確認をするのが適切。1.2.3具体的な実際の指導よりも優先。

  • Q114

離乳食づくりに悩む母親への支援を目的とした、保育所におけるピア・エデュケーションである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 保育所の離乳食を試食してもらう。
  2. 保育所のホームページに相談コーナーを設け、年長クラスの母親に対応してもらう。
  3. 給食だよりで、離乳食のメニューを紹介する。
  4. 管理栄養士が、離乳食の調理実習講習会を行う。
  5. 栄養の専門家を招いて、自分の離乳食づくりの体験も交えた話をしてもらう。
A114 正解(2)
  • (1)ピアは同世代の仲間の意味。ピア・エデュケーションは仲間作り教育。2の年長クラスの母親がピア。

  • Q115

糖尿病透析予防指導管理料の算定ができる診療チームを組んだ。チームのメンバーのうち、医師と管理栄養士以外の職種である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 薬剤師
  2. 看護師
  3. 臨床工学士
  4. 理学療法士
  5. 臨床検査技師
A115 正解(2)
  • 算定基準は1.医師2.看護師又は保健師3.管理栄養士。(1)算定基準に含まれない。(3)算定基準に含まれない。血液浄化装置・人工心肺装置等の生命維持管理装置の操作・保守点検を行う専門家。(4)算定基準に含まれない。心身に障害をもつ人に対し基本的動作を回復させるリハビリを行う専門家。(5)算定基準に含まれない。

  • Q116

医療と臨床栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. クリニカルパスにより、チーム医療は不要になる。
  2. リスクマネジメントには、リスクの特定が含まれる。
  3. ノーマリゼーションは、患者の重症度を判別することである。
  4. アドヒアランスは、障がい者への栄養介入を実施することである。
  5. セカンドオピニオンは、患者が栄養食事指導を受ける権利である。
A116 正解(2)
  • (1)不要ではなく推進される。病気別に治療・検査・看護ケア内容・タイムスケジュールを一覧表にしたもの。複数で情報が共有できるのでチーム医療が進む。(3)重症度を判別するのはトリアージ。ノーマリゼ―ションは社会的弱者といわれる人々が他の人々と同じように生活できるのが社会の姿であるという考え方。(4)障害者への栄養介入実施ではなく、患者が積極的に治療方針の決定や治療に参加すること。(5)患者が栄養食事指導受けるのではなく、患者が納得のいく治療を受けるために他の医師の意見を聞く事。

  • Q117

栄養アセスメントの項目と病態の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 血清コリンエステラーゼーたんぱく質の合成低下
  2. 血清トランスサイレチンー鉄の欠乏
  3. 血清レチノール結合たんぱく質ー銅の欠乏
  4. 尿中ケトン体ーたんぱく質の異化亢進
  5. 尿中尿素窒素ーブドウ糖の利用障害
A117  正解(1)
  • (2)栄養状態の判定。トランスサイレチンはプレアルブミンとも呼ばれ、半減期が約2日と短いので、栄養状態や肝たんぱく質合成能の判定に用いる。(3)栄養状態の判定。レチノールを運搬する糖たんぱく質。半減期が16時間と短いため、栄養状態や肝たんぱく質合成能の判定に用いる。(4)ブドウ糖の利用障害を示す。ケトン体は脂肪がエネルギー源になる時できる中間代謝産物。ブドウ糖不足や代謝障害が起きると、脂質の代謝が盛んになり増加。(5)たんぱく質の異化亢進。尿素窒素はエネルギーとして使われたたんぱく質の老廃物が二酸化炭素と結合し無害化されたもの。排泄機能低下でも増加。

  • Q118

栄養補給法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 成分栄養剤は、食物繊維を含む。
  2. 成分栄養剤の脂質エネルギー比率は、20%Eである。
  3. 経腸栄養剤のNPC/N(非たんぱく質カロリー窒素比)は、50未満である。
  4. 中心静脈栄養法では、糖質濃度30%の維持液が用いられる。
  5. 末梢静脈栄養法では、糖質濃度20%の維持液が用いられる。
A118 正解(4)
  • (1)消化管を刺激する食物繊維は含まない。消化管の安静が必要な疾患で用いるのが成分栄養剤。(2)1~2%E。消化管を刺激する脂質はほとんど含まない。長期にわたる場合は必須脂肪酸欠乏に注意。(3)150~200kcal/g。体たんぱく修復に使われるための指標。(5)7.5%。高濃度のブドウ糖を用いると血栓性静脈炎等のリスクが高くなる。

  • Q119

身体徴候と病態の組合せである。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. アキレス腱肥厚ー血清LDL-コレステロール高値
  2. 腹水ー血清アルブミン低値
  3. 満月様顔貌ー浮腫
  4. 味覚異常ー亜鉛欠乏
  5. さじ状爪ー鉄欠乏
A119 正解(3)
  • (3)副腎皮質ホルモンの過剰分泌により起こる。顔・方・腹等に脂肪が沈着する中心性肥満。ステロイドの長期間大量使用・クッシング症候群等で起こる。血清アルブミン低値で浮腫が起こる。

  • Q120

薬物とその作用の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. アンギオテンシン変換酵素阻害薬ーコレステロール合成の抑制
  2. α-グルコシダーゼ阻害薬ー食後血糖値の上昇抑制
  3. アロプリノールー血圧の降下
  4. マジンドールー食欲の亢進
  5. ラクツロースー低血糖の予防
A120 正解(2)
  • (1)血圧上昇に作用する。アンギオテンシンを活性化し、1.末梢血管収縮、2.副腎皮質のアルドステロン分泌を促し血圧が上昇。スタチン系薬剤がコレステロール合成抑制作用。(3)尿酸降薬。核酸からヒポキサンチン、尿酸に代謝される反応を阻害。(4)食欲抑制剤。シナプス前細胞から放出される神経伝達物質の再吸収を阻害しシナプス間隙の神経伝達物質を増加。満腹中枢を刺激し満腹感を感じる。(5)高アンモニア血症治療薬。腸内細菌により有機酸に代謝され腸管内の酸性度を上げる。高いと腸管でのアンモニア産生と腸管吸収が抑制され血中アンモニア濃度が低下。

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