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第31回管理栄養士国家試験問題121~160

問題をクリックすると解答が開きます。

  • Q121

80歳、男性。脳梗塞を発症し入院、嚥下障害が認められた。患者は、食べたくないと訴えている。嚥下訓練を行いミキサー食を摂取できるようになった。栄養ケアの記録とその内容の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 主観的情報ー80歳
  2. 客観的情報ー食べたくない。
  3. アセスメントー嚥下訓練を行った。
  4. 計画ー脳梗塞の既往
  5. 退院時要約ーミキサー食を摂取できるようになった。
A121 正解(5)
  • (1)主観的情報は食べたくない。患者の発言や家族からの情報。(2)客観的情報は脳梗塞。臨床データー・病状・身体計測・食事摂取量・観察。(3)アセスメントは嚥下障害。主観的情報と客観的情報を基に栄養ケアを行う為の問題、本人の受入れ状況等を分析する事。(4)計画は嚥下訓練。1~3を基にした治療方針。

  • Q122

ビタミン、ミネラルとその欠乏あるいは蓄積により生じる疾患の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. ビタミンAーペラグラ
  2. ビタミンCー骨軟化症
  3. 葉酸ー巨赤芽球性貧血
  4. ヨウ素ーヘモクロマトーシス
  5. 亜鉛ーウイルソン病
A122 正解(3)
  • (1)欠乏症は夜盲症・皮膚乾燥症・易感染。過剰症は頭蓋内亢進・胎児催奇形。ナイアシンの欠乏がペラグラ。(2)欠乏症は壊血病。ビタミンDの欠乏が骨軟化症。(4)欠病商は甲状腺腫・クレチン病。先天性鉄代謝障害がヘモクロマトーシス。(5)欠乏症は味覚異常・成長障害。先天性銅代謝異常症がウイルソン病。

  • Q123

超低エネルギー食(VLCD)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 外来通院治療とする。
  2. 6ヶ月以上、継続する。
  3. インスリン治療中の患者は、禁忌である。
  4. 1,000kcal/日である。水分摂取量を制限する。
A123 正解(3)
  • (1)入院。飢餓時の様な大きな代謝変化が起きるから。(2)期間は決まっていない。(4)1日600kcal以下。BMI≧30の睡眠時無呼吸症候群等の健康障害がある・早急に減量が必要な肥満者が対象。(5)積極的に摂取。食事の絶対量が少ない為水分摂取量が不足する。

  • Q124

標準体重である2型糖尿病患者で、1,400kcal/日が指示された。合併症は認めていない。この患者の1日当たりの目標栄養量である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 炭水化物量70g
  2. たんぱく質量60g
  3. 脂質量110g
  4. 食塩相当量12g
  5. 食物繊維量10g
A124 正解(2)
  • (1)175~210g。指示エネルギー量の50~60%。(3)30~40g。目安は20~25%。糖尿病治療ガイドでは脂質エネルギーは炭水化物とたんぱく質からのカロリーを除いたもの。(4)男性:8g/日未満、女性:7g/日未満。(5)1日20~25g以上。食後の血糖値上昇を緩やかに抑え、合併症予防効果が期待されるので積極的に取入れる。

  • Q125

糖尿病治療薬とその作用の組合せである。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. ビグアナイド薬ー肝臓での糖新生の抑制
  2. チアゾリジン薬ー消化管での糖吸収の抑制
  3. スルホニル尿素薬(SU薬)ーインスリン分泌の促進
  4. DPP-4阻害薬ーインクレチン分解の抑制
  5. SGLT2阻害薬ー腎臓での糖再吸収の抑制
A125 正解(2)
  • (2)インスリン抵抗性改善薬。1.筋肉・肝臓での糖の取込を改善。α-グルコシターゼ阻害薬が消化管での糖吸収を抑制。

  • Q126

脂質異常症の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 高カイロミクロン血症では、脂質のエネルギー比率を30%E以上にする。
  2. 高LDL-コレステロール血症では、飽和脂肪酸の摂取を控える。
  3. 高LDL-コレステロール血症では、食物繊維摂取量を10g/日以下にする。
  4. 低HDL-コレステロール血症では、有酸素運動を控える。
  5. 高トリグリセリド血症では、水分摂取量を制限する。
A126  正解(2)
  • (1)15%E以下。カイロミクロンは小腸で吸収された食事由来の脂質を各組織へ運ぶ。脂質制限により合成量が減少。(3)水溶性食物繊維の摂取を増やす。コレステロールの吸収を阻害し体内のコレステロールの排泄を促す。(4)有酸素運動を勧める。運動不足・肥満・喫煙等が原因の為。3日/週、30分以上の有酸素運動はHDLを増加。(5)1.炭水化物エネルギー比はやや低め 2.アルコールの過剰摂取の制限。糖質・アルコール摂取によりVLDLの合成が亢進。

  • Q127

胃食道逆流症の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 食後は、すぐに仰臥位をとる。
  2. 1回当たりの食事量を多くする。
  3. 高脂肪食を選択する。
  4. カフェインの摂取を控える。
  5. かんきつ類を多く摂取する。
A127 正解(4)
  • (1)食後2時間は座位。食べ物に重力が働くので逆流を起しにくい。(2)少なくする。沢山の食べ物が胃に入ると滞在時間が長くなり、胃もたれ・膨満感・逆流の原因に。肥満が原因のこともある。(3)避ける。高脂肪食・アルコールは胃酸の分泌が増え逆流が起きやすくなる。(5)酸性の強いものは避ける。

  • Q128

腸疾患の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. たんぱく漏出性胃腸症では、たんぱく質摂取量を制限する。
  2. クローン病では、カリウム摂取量を制限する。
  3. クローン病では、脂質摂取量を制限する。
  4. 潰瘍性大腸炎では、水溶性食物繊維摂取量を制限する。
  5. 過敏性腸症候群では、中心静脈栄養を行う。
A128 正解(3)
  • (1)増やす。血中のアルブミンが消化管へ漏出するので低たんぱく血症が起こる。(2)腸管の安静・栄養状態の確保。低脂肪・低刺激・高たんぱく質・高カロリー食。腎臓病がカリウム制限。(4)制限しない積極的に摂取。不溶性食物繊維は避ける。(5)アルコールや刺激物を控え、食物繊維を積極的に摂取。腸の検査や血液検査で明らかな異常はないが下痢・分泌が続く疾患。

  • Q129

消化器疾患の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 急性肝炎の黄疸時では、たんぱく質の摂取量を制限する。
  2. C型慢性肝炎では、鉄の摂取量を増やす。
  3. 胆石症では、食物繊維の摂取量を制限する。
  4. 急性胆のう炎では、脂質の摂取量を制限する。
  5. 急性膵炎では、脂質の摂取量を増やす。
A129 正解(4)
  • (1)制限しない。ビリルビンを胆汁へ排出する機能が障害される。胆汁分泌を促す脂肪の摂取は制限する。(2)摂取制限を行う。血清フェリチンの高値例に対し肝内の過剰鉄を減らす為。(3)制限はしない。適正量を摂取。(5)負荷がかかるので制限する。

  • Q130

非代償期の慢性膵炎における病態および栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 腹部疼痛が増強する。
  2. 低血糖を起こしやすい。
  3. 飲酒を許可する。
  4. たんぱく質摂取量を制限する。
  5. 中鎖脂肪酸を食事に利用する。
A130 正解(2)かつ(5)
  • (1)膵臓組織の石灰化→線維化が進み、膵臓機能不全に基づく症状が主体となる時期。代表的な症状の痛みはあまり感じられない。(3)禁酒。(4)制限しない。胃・腸の臓器からたんぱく質分解酵素が分泌されるため。

  • Q131

高血圧治療薬が代謝に及ぼす作用である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. サイアザイド系利尿薬は、ナトリウムの尿中排泄を促進する。
  2. カルシウム拮抗薬は、カルシウムの消化管での吸収を抑制する。
  3. アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬は、カリウムの尿中排泄を促進する。
  4. β遮断薬は、インスリン分泌を促進する。
  5. α遮断薬は、脂肪分解を促進する。
A131 正解(1)
  • (2)抑制するものではない。血管の平滑筋にあるカルシウムチャンネルの機能を拮抗し血管拡張作用をする薬剤。(3)促進ではなく副作用として抑制され血中濃度の上昇を示すことがある。アンギオテンシンⅡがアンギオテンシンⅡ受容体への結合を阻害することで血圧の降下作用を示す。(4)交感神経系の興奮はノルアドレナリンがβ受容体に結合することで心臓・血管に伝わる。β遮断薬はβ受容体に結合してノルアドレナリンの結合を妨げ、心臓の心拍数を減らし収縮力を弱め血圧を下げる。(5)血管のα受容体とノルアドレナリンの結合を遮断し血管を拡張、血圧を下げる。又、グリコーゲン分解を抑制することで血糖上昇を抑制。インスリン分泌促進作用・血清コレステロール減少・血清HDL上昇等の脂質代謝改善作用もある。

  • Q132

循環器疾患とその栄養管理に関する組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 狭心症ー低カリウム食
  2. 脳出血ー減塩食
  3. うっ血性心不全ー低リン食
  4. 心房細動ー低脂肪食
  5. 高血圧ー高炭水化物食
A132 正解(2)
  • (1)カリウムは低ではなく十分摂取。(3)低リン食ではなく水分・塩分制限。(4)血液凝固防止に努め、ビタミンK摂取に注意。服薬治療時はビタミンKの含有量の多い納豆・グレープフルーツ等は控える。(5)食塩摂取量を少なく、カリウムを十分摂取。バランスの摂れた食事。

  • Q133

CKD(慢性腎臓病)の栄養アセスメントに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 重症度分類には、尿中尿素窒素値を用いる。
  2. たんぱく質摂取量の推定には、血清総たんぱく質値を用いる。
  3. 食塩摂取量の推定には、血清ナトリウム値を用いる。
  4. ビタミンD活性化障害の評価には、血清カリウム値を用いる。
  5. 代謝性アシドーシスの評価には、動脈血重炭酸イオン値を用いる。
A133 正解(5)
  • (1)尿中尿素窒素値ではなく糸球体濾過量・たんぱく尿値・アルブミン尿値。(2)血清総たんぱく質値ではなく1日の尿中窒素排泄量。(3)血清ナトリウム値ではなく早朝第一尿のナトリウム排泄量。(4)血清カリウム値ではなく血清カルシウム値。

  • Q134

65歳、女性。身長150cm、標準体重49.5kg。週3回血液透析を受けている。透析前体重52kg、ドライウェイト50kg、無尿。透析前の血液検査値は、尿素窒素65mg/dL、クレアチニン8.3mg/dL、カリウム5.8mEq/L、リン5.2mg/dL。この患者の1日当たりの目標栄養量である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. エネルギー量1,300kcal
  2. たんぱく質量50g
  3. カリウム量1,500mg
  4. リン量1,500mg
  5. 飲水量1,300mL
A134 正解(2)かつ(3)
  • 慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版より(1)エネルギー摂取量は30~35kcal/kg標準体重/日。適切な量は1485~1733kcal/日。(4)たんぱく質摂取量は0.9~1.2g/kg体重/日。適切量は45~59g/日。血液透析のリン摂取量はたんぱく質(g)×15mg/日以下。適正摂取量は675~885mg/日以下。(5)食事外水分は出来るだけ少なく、1,300ml/日多い。

  • Q135

甲状腺疾患の病態と栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. バセドウ病では、甲状腺刺激ホルモン(TSH)受容体抗体が陽性となる。
  2. バセドウ病では、エネルギー摂取量を制限する。
  3. バセドウ病では、水分摂取量を制限する。
  4. 橋本病では、甲状腺刺激ホルモンが低下する。
  5. 橋本病では、たんぱく質摂取量を制限する。
A135 正解(1)
  • (2)制限しない。エネルギー代謝は亢進するから。(3)制限しない。水分代謝は亢進するから。(4)低下ではなく甲状腺ホルモン分泌が低下し甲状腺刺激ホルモンは増加。(5)制限しない。

  • Q136

70歳、男性。慢性閉塞性肺疾患(COPD)である。身長170cm、体重45kg。基礎代謝量は1,125kcal/日で、半年前と比較して5kgの体重減少がみられた。栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 高度栄養障害である。
  2. エネルギー摂取量は、900kcal/日とする。
  3. たんぱく質のエネルギー比率は、10%Eとする。
  4. 脂肪のエネルギー比率は、15%Eとする。
  5. 経腸栄養剤の使用は、禁忌である。
A136 正解(1)
  • (2)エネルギー摂取量は安静時代謝量の1.5~1.7倍。1,125×1.2=安静時代謝量1,350。適切量は2,025~2,295kcal/日。(3)日本人の食事摂取基準2015年版より目標量は13~20%E。(4)日本人の食事摂取基準2015年版より目標量は20~30%E。(5)特に禁忌ではない。

  • Q137

がん患者に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. がん悪液質には、サイトカインが関与する。
  2. がん悪液質では、除脂肪体重が増加する。
  3. がん化学療法では、食欲不振がみられる。
  4. 緩和ケアは、がんと診断されたときから開始される。
  5. 緩和ケアには、家族への支援が含まれる。
A137 正解(2)
  • (2)増加ではなく減少。体たんぱく質の分解が進むので。

  • Q138

消化管手術後の病態とその栄養管理の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 食道がんの術後ー少量頻回食
  2. 胃切除後の早期ダンピング症候群ー高炭水化物食
  3. 胃切除後の後期ダンピング症候群ー低カリウム食
  4. 小腸の大量切除後ー低たんぱく質食
  5. S状結腸がんの術後ー水分制限
A138 正解(1)
  • (2)高炭水化物食ではなく低糖質・高たんぱく質・適度な脂肪食。水分を少なくし冷たい物は避け、1日5~6回の少量頻回食。食後20~30分横になることが必要。(3)低カリウム食ではなく1回の食事量を少なく時間をかけて摂る。症状があらわれた時は飴等少量の糖分を補給。(4)低たんぱく質食ではなく回復を早めるために、適度なたんぱく質・エネルギー・ビタミン・ミネラルは十分摂取。脂質は控える。(5)水分制限はしない。食事制限はないが消化の悪い食品・食物繊維は避ける。

    • Q139

  • 胃瘻を施行している患者に経口移行のため嚥下訓練を開始する。嚥下訓練開始時に用いる食事である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. 寒天ゼリー
  2. くずゆ
  3. 牛乳
  4. 湯豆腐
A139  正解(2)
  • (2)提示されている食品の中で最も嚥下されやすい低張性食品。

  • Q140

食物アレルギーに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 卵白のアレルゲンには、オボムコイドがある。
  2. 小麦のアレルゲンには、グルテンがある。
  3. ピーナッツは、アナフィラキシーの原因となる。
  4. 鶏肉のアレルゲン性は、加熱により低下する。
  5. 牛乳アレルギーでは、ヨーグルトを代替食品とする。
A140 正解(5)
  • (5)牛乳で作られているので代替食品には使用できない。

  • Q141

先天性代謝異常症とその栄養管理で制限する栄養素の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. フェニルケトン尿症ーチロシン
  2. メープルシロップ尿症ー芳香族アミノ酸
  3. ホモシスチン尿症ーメチオニン
  4. 糖原病Ⅰ型ーブドウ糖
  5. ガラクトース血症ー果糖
A141 正解(3)
  • (1)フェニルアラニンの代謝障害なのでフェニルアラニンを制限。(2)分枝アミノ酸のバリン・ロイシン・イソロイシンを制限。(4)ブドウ糖は制限しない。糖新生・グリコーゲン分解が障害され低血糖・肝腫大を生じる疾病なので。(5)乳糖を制限。分解するとガラクトースが生じるので。

  • Q142

褥瘡の病態と栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 栄養状態の低下は、発症の外的要因である。
  2. 糖尿病患者では、悪化しやすい。
  3. 踵骨部は、好発部位である。
  4. たんぱく質漏出期には、低たんぱく質食とする。
  5. 水分制限は、褥瘡を改善させる。
A142 正解(2)かつ(3)
  • (1)外的ではなく内的要因。(4)低ではなく高たんぱく質食で組織改善を早期に図る。(5)水分は損失が多いので十分に投与し改善を図る。

  • Q143

地域の公衆栄養活動についての記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 主な目的は、疾病の治療である。
  2. 主な対象者は、地域住民である。
  3. 主な活動の拠点は、保健所や保健センターである。
  4. 様々な団体と連携して取り組む。
  5. 食の循環を意識した活動を行う。
A143 正解(1)
  • (1)疾病の治療ではない。主な目的は地域・地域住民の生活の質・健康の保持・増進・疾病予防である。

  • Q144

最近の国民健康・栄養調査結果からみた、成人の栄養・食生活状況に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 肥満者(BMI≧25.0kg/m2)の割合は、60歳代が20歳代より低い。
  2. やせの者(BMI<18.5kg/m2)の割合は、男性が女性より高い。
  3. 都道府県別の食塩摂取量の差は、1g未満である。
  4. 野菜摂取量は、世帯の所得が高いほど多い。
  5. 朝食の欠食率は、39歳以下が40歳以上より高い。
A144 正解(4)かつ(5)
  • (1)平成27年国民健康・栄養調査より、60歳代の方が20歳代より多い。(2)平成27年国民健康・栄養調査より、女性が男性より高い。(3)平成24年国民健康・栄養調査より、1g以上である。

  • Q145

わが国の食料自給率に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 食料安全保障という観点から算出される指標である。
  2. 食品安全委員会によって算出・公表されている。
  3. 国民健康・栄養調査データを再集計して算出する。
  4. カロリーベースでは、近年、上昇傾向にある。
  5. 先進国の中で最高の水準にある。
A145 正解(1)
  • (2)・(3)農林水産省が国際連合食糧農業機関の作成手引きに準拠、毎年作成する食糧需給表から算出。(4)食糧自給率は40%前後で推移。(5)先進国の中で最低水準。

  • Q146

世界の栄養問題に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 世界の農業生産量は、減少している。
  2. 世界の栄養不足人口の割合は、増加している。
  3. 飢餓状態にある人口は、世界で約2億人と推計されている。
  4. 先進国と開発途上国ともに、低栄養と過栄養の問題がある。
  5. 地域間の栄養状態の比較に、5歳未満児死亡率が用いられる。
A146 正解(4)かつ(5)
  • (1)減少ではなく増加している。(2)増加ではなく減少している。(3)約8億人と推定。

  • Q147

都道府県が設置する保健所の事業に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 地域住民に対して、身近な対人サービスを行う。
  2. 特定給食施設に対して、指導を行う。
  3. 地域の栄養改善業務の企画・調整を行う。
  4. 市町村に対して、技術的支援を行う。
  5. 地域保健における広域的、専門的拠点としての業務を行う。
A147 正解(1)
  • (1)広域的に専門的な市町村の技術的支援の拠点。健康作り・栄養改善等に取組む機関。

  • Q148

地域保健法に定められている事項である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 健康増進計画の策定
  2. 食育推進基本計画の策定
  3. 国民健康・栄養調査の実施
  4. 保健所の事業内容
  5. 栄養指導員の任命
A148 正解(4)
  • (1)健康増進法に規定。(2)食育基本法に規定。(3)健康増進法第10条・第11条に規定。(5)健康増進法第19条に規定。

  • Q149

わが国の管理栄養士・栄養士制度に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 戦後の栄養士制度は、栄養改善法によって規定されていた。
  2. 管理栄養士制度は、栄養士制度と同時に設けられた。
  3. 管理栄養士制度の見直しは、5年に1度行われている。
  4. 栄養士は、給食管理に従事する者と定義されている。
  5. 栄養士の免許は、都道府県知事が与える。
A149 正解(5)
  • (1)栄養士規則により規定。(2)1962年なので1947年の栄養士制度より後に設けられた。(3)見直しは、特に定期的に定められていない。(4)都道府県知事の免許を受け、栄養士の名称を用いて栄養指導に従事することを業とする者。

  • Q150

国民健康・栄養調査に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 調査の始まりは、戦前である。
  2. 調査は、隔年で実施されている。
  3. 調査対象地区は、都道府県知事が選定する。
  4. 調査の構成は、身体状況調査と栄養摂取状況調査の2つである。
  5. 近年、地域格差を把握するための大規模調査を実施している。
A150 正解(5)
  • (1)戦前ではなく終戦直後。(2)健康増進法10条・11条に基づき毎年同時期に実施。(3)同法11条に基づき厚生労働大臣が定め都道府県知事が世帯指定を行う。(4)身体状況・栄養摂取状況・生活習慣調査の3つ。

  • Q151

健康日本21(第二次)の栄養・食生活に関連した目標項目である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 低栄養傾向の高齢者の割合の増加の抑制
  2. 食事を1人で食べる子どもの割合の減少
  3. 適切な量と質の食事をとる者の増加
  4. 食品中の食塩や脂肪の低減に取り組む食品企業や飲食店の登録数の増加
  5. 市町村の保健センターに勤務する管理栄養士数の増加
A151 正解(5)
  • (5)管理栄養士の増加は目標項目ではない。

  • Q152

食育基本法施行から約10年を経過した現在における食をめぐる状況である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 食育に関心を持っている国民の割合は、90%以上である。
  2. 朝食や夕食を家族と一緒に食べる共食の回数は、減少している。
  3. 全国の公立学校の栄養教諭の配置数は、1,000人程度にとどまっている。
  4. 保育所保育指針の中には、食育が盛り込まれている。
  5. 食育推進計画を作成している市町村の割合は、約40%である。
A152 正解(4)
  • (1)平成29年の食育に関する意識調査報告書より、関心を持っている割合は79.6%。(2)平成29年度の食育に関する意識調査より、増加している。(3)平成27年度の学校給食実施状況調査より、5,400人。(5)平成27年度第3次食育推進基本計画における目標値と現状値より、約77%。

  • Q153

食事調査に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 季節変動を小さくするため、年数回の調査を繰り返す。
  2. 個人内変動を小さくするため、調査日数を多くする。
  3. 調査員間に発生する変動を小さくするため、調査員の訓練を行う。
  4. 申告誤差を小さくするため、無作為抽出法によって対象者を選定する。
  5. 環境汚染物質の摂取量を把握するため、陰膳法を用いる。
A153 正解(4)
  • (4)無作為抽出法で行っても申告誤差は小さくならない。

  • Q154

地域住民(成人)の栄養アセスメントに、食事摂取基準を活用する方法である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. エネルギー摂取量の過不足の評価には、目標とするBMIの範囲を外れる者の割合を求める。
  2. 栄養素摂取量の不足の評価には、推奨量に対する平均摂取量の比率を求める。
  3. 栄養素摂取量の不足の評価には、推奨量を下回る者の割合を求める。
  4. 栄養素摂取量の過剰の評価には、推奨量を上回る者の割合を求める。
  5. 生活習慣病の予防を目的とした評価には、目安量を下回る者の割合を求め。
A154 正解(1)
  • (2)・(3)推定平均必要量を下回る者の割合を算出。(4)耐容上限量を上回る者の割合を算出。(5)目標量の範囲を逸脱する者の割合を算出。

  • Q155

公衆栄養アセスメントに用いる情報と既存資料の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 健診・人間ドックの受診状況ー患者調査
  2. 食中毒の患者数ー感染症発生動向調査
  3. 母乳栄養の割合ー乳幼児栄養調査
  4. 世帯の食料にかかる消費支出ー食料需給表
  5. 幼児・児童・生徒の発育状況ー学校給食実施状況等調査
A155 正解(3)
  • (1)患者調査ではなく国民生活基礎調査の情報。(2)感染症発生動向調査ではなく食中毒統計調査の情報。(4)食料需給表ではなく家計調査の情報。(5)幼児は乳幼児身体発育調査、児童・生徒は学校保健統計調査の情報。

  • Q156

公衆栄養プログラムの計画に当たり、課題の優先順位づけのため、重要度と改善可能性の2つの要素からマトリックスを作成した(図)。課題の優先順位の判断に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. AとBの優先度は、同じである。
  2. AとCの優先度は、同じである。
  3. BとDの優先度は、同じである。
  4. Bは、新たな手法を用いて取り組むべき課題である。
  5. Dは、プログラムの計画から除外する。
A156 正解(4)かつ(5)
  • (4)優先度は高い。他、再検討や評価が必要。(5)実現の可能性が低い。改善効果も低い為除外。

  • Q157

図はA保健所管内の地図である。B市の南部には鉄道の駅があり、また、市全域の路線バス網も発達している。駅周辺地域は商業地であり、保健所管内全体の中心的な地区となっている。一方、C村は少子高齢化が進む過疎地域である。A保健所が中心となり、C村住民の食環境整備プログラムを検討することになった。保健所が最初に取り組むべきことである。最も適切なのはどれか。1つ選べ。
  1. B市の食品流通事業者にC村への出張販売を依頼する。
  2. C村への大型ショッピングセンターの誘致を検討する。
  3. C村住民の食物入手行動を調査する。
  4. B市とC村の合併を提案する。
A157 正解(3)
  • (3)最初に取組む適切なことは、C村住民が食物をどのように入手しているか調査するのが望ましい。

  • Q158

生活習慣病の予防を目的とした、公衆栄養プログラムの評価項目と評価の種類の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. プログラムの進捗状況ー結果評価
  2. プログラムの参加者人数ー影響評価
  3. プログラムに対する満足度ー経過評価
  4. 食行動の改善ー結果評価
  5. 健康状態の改善ー影響評価
A158 正解(3)
  • (1)結果評価ではなく経過評価。(2)影響評価ではなく経過評価。(4)結果評価ではなく影響評価。(5)影響評価ではなく結果評価。

  • Q159

地域における食環境づくりプログラムである。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 食品の栄養成分表示の普及促進
  2. 地域住民を対象とした減塩教室の開催
  3. スーパーマーケットと連携したヘルシーメニューコンテストの開催
  4. 飲食店を対象とした減塩メニューの開発支援
  5. スーパーマーケットや飲食店のネットワークづくり
A159 正解(2)
  • 食環境作りは食物へのアクセス・情報へのアクセス両側面からなる食環境整備。(1)栄養成分表示の活用。(3)健康作りの為の外食料理の活用。(4)生活習慣病ハイリスク集団に対する地域集団の特性別展開であり、健康作りの為の外食料理の活用。(5)地域栄養ケアの為のネッワーク作りであり、健康作りの為の外食料理の活用。

    • Q160

  • A市保健センターでは、高齢者の自立と社会参加を目的に、男性料理教室を計画している。プログラムの運営方法として最も適切なのはどれか。1つ選べ。

  1. メニューづくりは、全期間を通して管理栄養士が行う。
  2. 使用する食材は、手に入りにくい、珍しい食材を使う。
  3. 食事づくりに必要な知識に関する講義時間を多くする。
  4. 他者との交流促進のための会食会を計画に入れる。
A160 正解(4)
  • 参加者同士が交流・情報交換の機会を得るのが適切。

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