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第30回管理栄養士国家試験問題~基礎栄養学~

問題をクリックすると解答が開きます。

  • Q70

遺伝子多型と倹約(節約)遺伝子に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. フェニルケトン尿症は、遺伝子多型によって発症する。
  2. 遺伝子多型の出現頻度には、人種差は存在しない。
  3. 倹約(節約)遺伝子とは、体脂肪の蓄積しやすい体質を生む遺伝子である。
  4. 倹約(節約)遺伝子仮説を唱えたのは、リネン(Lynen F)である。
  5. 脱共役たんぱく質(UCP)遺伝子は、倹約(節約)遺伝子の候補である。
A70 正解(3)かつ(5)
  • (1)フェニルケトン尿症は単一遺伝子病の常染色体劣性遺伝病。(2)遺伝子多型の出現頻度は人種差がある。(4)倹約(節約)遺伝子仮説はジェームス・ニールによって提唱。(5)倹約遺伝子はβ3アドレナリン受容体遺伝子、脱共役たんぱく質1(UCP-1)遺伝子、ペルオキシソーム増殖剤活性化受容体(PPAR-γ)遺伝子がある。

  • Q71

消化器系の調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. セチルコリンは、胃液の分泌を促進する。
  2. ガストリンは、胃の運動を抑制する。
  3. ヒスタミンは、胃酸の分泌を抑制する。
  4. コレシストキニンは、膵臓からHCO3-の分泌を促進する。
  5. セクレチンは、胃酸の分泌を促進する。
A71 正解(1)
  • (2)ガストリンは胃の運動と胃酸分泌を促進。(3)ヒスタミンは胃酸分泌を促進。(4)コレシストキニンは膵臓からの膵液酵素、胆汁分泌を促進。(5)セクレチンは胃酸分泌を抑制。

  • Q72

栄養素の吸収と体内動態に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. ルコースとフルクトースの刷子縁膜の輸送担体(輸送体)は、同一である。
  2. 小腸上皮細胞内で再合成されたトリアシルグリセロールは、その細胞内でLDLを形成する。
  3. 小腸上皮細胞に吸収された中鎖脂肪酸は、リンパ管を経て全身に運ばれる。
  4. 3価の鉄(Fe3+)は、2価の鉄(Fe2+)に還元されて吸収される。
  5. 葉酸は、ポリグルタミン酸型として吸収される。
A72 正解(4)
  • (1)グルコースの輸送担体はSGLT-1(Na+/グルコース共輸送担体)で、フルクトースの輸送担体はGLUT-5(グルコース輸送体5)であり、同一でない。(2)小腸上皮細胞内で再合成されたトリアシルグリセロールはその細胞内でカイロミクロンを形成。(3)小腸上皮細胞に吸収された中鎖脂肪酸は門脈を経て肝臓に運ばれる。(5)葉酸はモノグルタミン酸型として吸収。

  • Q73

アミノ酸の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. ロイシンは、糖新生の材料として利用される。
  2. トリプトファンは、葉酸に変換される。
  3. 芳香族アミノ酸を代謝する組織は、主に筋肉である。
  4. 分枝アミノ酸を代謝する組織は、主に小腸である。
  5. フィッシャー比に用いる血漿芳香族アミノ酸は、フェニルアラニンとチロシンである。
A73 正解(5)
  • (1)ロイシンは分枝アミノ酸(ロイシン・イソロイシン・バリン)であり為筋肉中でアラニンに転換せず、糖新生の材料として利用できない。(2 )トリプトファンはナイアシンに変換。(3)芳香族アミノ酸を代謝する組織は主に肝臓。(4)分枝アミノ酸を代謝する組織は主に筋肉。(5)フィッシャー比は分枝アミノ酸と血漿芳香族アミノ酸(フェニルアラニン・チロシン)のモル比。

  • Q74

たんぱく質の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 窒素平衡の状態は、体内の窒素量が増加していることを示す。
  2. 生物価は、摂取した窒素量のうちの体内に保留された窒素量の割合を示す。
  3. 不可欠(必須)アミノ酸の必要量は、種類に関わらず一定である。
  4. アミノ酸価は、食品たんぱく質中の不可欠(必須)アミノ酸量によって決まる。
  5. たんぱく質の栄養価は、摂取する食品の組合せでは変化しない。
A74 正解(4)
  • (1)窒素平衡の状態は体内の窒素量と尿中窒素排泄量とが同じ量であることを示す。(2)生物価は消化吸収した窒素量のうちの体内に保留された窒素量の割合を示す。(3)不可欠(必須)アミノ酸の必要量は種類によって異なる値。(5)たんぱく質の栄養価は摂取する食品の組合せによって変化。このことをたんぱく質の補足効果。

  • Q75

炭水化物の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 筋肉のグリコーゲンは、血糖値の維持に利用される。
  2. 赤血球は、エネルギー源として乳酸を利用している。
  3. 肝臓は、脂肪酸からグルコースを産生している。
  4. 脳は、エネルギー源としてリボースを利用している。
  5. 脂肪組織は、グルコースをトリアシルグリセロールに変換して貯蔵する。
A75 正解(5)
  • (1)筋肉グリコーゲンはグルコースは分解されず、そのまま解糖系に進み血糖値の維持に利用されない。血糖値の維持には肝臓グリコーゲンからのグルコースが利用。(2)赤血球はエネルギー源としてグルコースを利用。(3)肝臓は脂肪酸からグルコースを産生出来ない。(4)脳はエネルギー源としてグルコースを利用。

  • Q76

食物繊維と難消化性糖質に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 不溶性食物繊維には、便量を増加させる作用がある。
  2. 水溶性食物繊維には、血清コレステロールの低下作用がある。
  3. 大腸での発酵により生成された短鎖脂肪酸は、エネルギー源になる。
  4. 大腸での発酵により生成された短鎖脂肪酸は、ミネラル吸収を促進する。
  5. 有用菌の増殖を促進する難消化性糖質を、プロバイオティクスという。
A76 正解(5)
  • プロバイオティクスとは人体に良い影響を与える微生物(有用菌)又はそれらを含む食品。

  • Q77

脂質代謝に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 食後、血中のキロミクロン(カイロミクロン)濃度は低下する。
  2. 食後、肝臓では脂肪酸合成が低下する。
  3. 空腹時、血中の遊離脂肪酸濃度は上昇する。
  4. 空腹時、脳はケトン体をエネルギー源として利用する。
  5. 空腹時、筋肉はケトン体を産生する。
A77 正解(3)かつ(4)
  • (1)食後、血中のキロミクロン(カイロミクロン)濃度は上昇。(2)食後、肝臓は脂肪酸合成が上昇。(5)空腹時、肝臓はケトン体を産生。

Q78
ビタミンB群の機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 核酸の合成には、ビタミンB1が関与している。
  2. アミノ基転移反応には、ビタミンB2が関与している。
  3. ピルビン酸からオキサロ酢酸への変換には、ナイアシンが関与している。
  4. ピルビン酸からアセチルCoAへの変換には、ビタミンB12が関与している。
  5. 脂肪酸の合成には、パントテン酸が関与している。
A78 正解(5)
  • (1)核酸の合成は葉酸が関与。(2)アミノ基転移反応はビタミンB6の補酸素型(ピリドキサールリン酸)が関与。(3)ピルビン酸からオキザロ酢酸への変換にはビオチンが関与。(4)ピルビン酸からアセチルCoAへの変換はビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸が関与。

  • Q79

ミネラルとそれを構成成分とするたんぱく質の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 亜鉛ーアルカリホスファターゼ
  2. セレンートランスフェリン
  3. 鉄ーセルロプラスミン
  4. 銅ーグルタチオンペルオキシダーゼ
  5. ヨウ素ーヘモグロビン
A79 正解(1)
  • (2)セレンーグルタチオンペルオキシダーゼ (3)鉄ートランスフェリン、ヘモグロビン (4)銅ーセルロプラスミン (5)ヨウ素ー甲状腺ホルモン(チロキシン)

  • Q80

鉄の吸収と代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 非ヘム鉄の吸収は、共存する食品成分の影響を受けない。
  2. 非ヘム鉄の吸収率は、ヘム鉄より高い。
  3. 鉄の消化管からの吸収は、貯蔵鉄量の影響を受ける。
  4. シトクロムaは、鉄を貯蔵する機能をもつ。
  5. ミオグロビンは、鉄の血中輸送を担う。
A80 正解(3)
  • (1)非ヘム鉄の呼吸は共存する動物性たんぱく質やビタミンCなどの食品成分の影響を受ける。(2)非ヘム鉄の吸収率はヘム鉄より低い。(4)シトクロムaはミトコンドリア中での電子伝達系でATP産生に関与。(5)ミオグロビンは筋肉中の鉄の貯蔵庫。

    • Q81

  • 血漿、間質液(組織間液)および細胞内液に存在する電解質として、最も濃度の高い陽イオンの組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
      血漿   間質液   細胞内液
  1. カリウムーナトリウムーナトリウム
  2. カリウムーカリウムーナトリウム
  3. ナトリウムーカリウムーカリウム
  4. ナトリウムーナトリウムーカリウム
  5. ナトリウムーナトリウムーナトリウム

 

A81 正解(4)
  • 血漿と間質液は細胞外液でそれ以外が細胞内液。細胞内液はカリウムが多く含まれているがナトリウムは少ない。細胞外液にはナトリウムが多く含まれているがカリウムは少ない。

  • Q82

エネルギー代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 基礎代謝量は、除脂肪体重より体重との相関が高い。
  2. 基礎代謝量は、甲状腺機能が低下すると上昇する。
  3. 身体活動レベル(PAL)は、総エネルギー消費量を安静時のエネルギー消費量で除して求める。
  4. メッツ(METs)は、各種身体活動時のエネルギー消費量を安静時の消費エネルギーで除して求める。
  5. 食事誘発性熱産生は、脂質が一番高い。
A82 正解(4)
  • (1)基礎代謝量は除脂肪体重の方が体重より相関が高い。(2)基礎代謝量は甲状腺機能が亢進すると上昇。(3)身体活動レベル(PAL)は総エネルギー消費量を基礎代謝時のエネルギー消費量で除して求める。(5)食事誘発性熱産生はたんぱく質が一番高い。

  • Q83

エネルギー代謝の測定に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 直接法では、体温の変化を測定する。
  2. 二重標識水法では、呼気中の安定同位体の経日的変化を測定する。
  3. 呼吸商は、酸素消費量を二酸化炭素産生量で除して求める。
  4. グルコースのみが燃焼した場合の呼吸商は、0.7である。
  5. たんぱく質の燃焼量(g)は、尿中窒素排泄量(g)に6.25を乗じて求める。
A83 正解(5)
  • (1)直接法は活動時に産生された熱を水温の上昇で測定。(2)二重標識水法は尿中の安定同位体の経日変化を測定。(3)呼吸商は二酸化炭素産生量を酸素消費量で除して求める。(4)グルコースのみが燃焼した場合の呼吸商は1.0。

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