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第31回管理栄養士国家試験問題~人体の構造と機能及び疾病の成り立ち~

問題をクリックすると解答が開きます。

  • Q18

ヒトの細胞と組織に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 基底膜は、脂質二重膜からなる。
  2. 膠原線維は、コラーゲンから構成される。
  3. 線維芽細胞は、上皮組織を形成する。
  4. 褐色脂肪組織は、加齢とともに肥大する。
  5. 心筋は、再生能力が高い。
A18 正解(2)
  • (1)たんぱく質。上皮細胞層と間質細胞層等の間にある薄い膜状した細胞外マトリックス。Ⅳ型コラーゲン・フィブロネクチン・ラミニン等が主。(3)結合組織を形成。結合組織は細胞成分と細胞間物質で構成。繊維芽細胞・脂肪細胞・組織球・形質細胞・肥満細胞等が細胞成分に含まれる。(4)減少。エネルギー消費・体温調節、寒冷時・過食時の熱産生の働き。ミトコンドリアが多いから褐色・サーモゲニンが存在。(5)ない。再生能力がない為、冠状動脈に閉塞が生じ側副循環で血流を確保できず、心筋は壊死(心筋梗塞)。

  • Q19

核酸およびたんぱく質の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. アデノシン3-リン酸(ATP)は、ヌクレオチドである。
  2. イントロンは、RNAポリメラーゼにより転写されない。
  3. アミノ酸を指定するコドンは、20種類である。
  4. たんぱく質の変性では、一次構造が変化する。
  5. プロテインキナーゼは、たんぱく質脱リン酸化酵素である。
A19 正解(1)
  • (2)転写される。RNAポリメラーゼは構造遺伝子中のエキソン・イントロンも転写しhnRNAを生成。その後イントロンがスプライシングにより除去、エキソンがつながる成熟mRNAになる。単にmRNAの場合もある。(3)64種類。コドンは三連塩基により決定。塩基は4種類。この内3種類は終止コドン、特定のアミノ酸に対応しない。(4)三次構造が変化。一次構造はアミノ酸配列、たんぱく質が変性しても変わらない。(5)たんぱく質リン酸化酵素。キナーゼは基質をリン酸化する酵素。キナーゼの前にリン酸化する対象をつける。

  • Q20

ヒトの生体エネルギーと代謝・栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 栄養形式は、独立栄養である。
  2. 体の構成成分として、糖質は脂質よりも多い。
  3. 解糖系は、好気的に進む。
  4. 脱共役たんぱく質(UCP)は、ミトコンドリアに存在する。
  5. 電子伝達系では、窒素分子が電子受容体として働く。
A20 正解(4)
  • (1)従属栄養。ヒトは他の生物・他の生物が生産した栄養物質に依存しているので従属栄養生物。(2)少ない。体重の脂質の割合は17~26%、糖質は1%程度。水分が55~60%、たんぱく質が15~17%。(3)嫌気的に進む。グルコースがピルビン酸に分解される過程を解糖系。酵素が無くても進行するが、ピルビン酸の生成で反応が完結するのではない。嫌気的条件下は乳酸、好気的条件下は二酸化炭素と水に変化し終了。(5)酸素分子が電子受容体として働く。電子と水素イオンにより酸素は還元、水分に。途中で活性酸素を生じる。

  • Q21

酵素に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 律速酵素は、代謝経路で最も速い反応に関与する。
  2. Km値は、反応速度が最大反応速度の1/4に達するのに必要な基質濃度である。
  3. 反応速度は、至適pHで最小となる。
  4. ペプチダーゼは、二つの基質を結合させる酵素である。
  5. アロステリック酵素の反応曲線は、S字状(シグモイド)である。
A21 正解(5)
  • (1)最も遅い反応に関与。不可逆酵素で代謝系の速度調節に寄与。(2)1/2に達するのに必要な基質濃度。Km値が小さいことはより低濃度基質で反応が進行することで、基質と酵素の親和性が高い。(3)最大となる。至適pHは酵素により異なる。(4)たんぱく質を分解する酵素。たんぱく質のペプチド結合の中間部を切断するエンドペプチターゼ、末端部を切断するエキソペプチターゼがある。結合させる酵素はリガーゼ、又はシンテターゼ。

  • Q22

アミノ酸・たんぱく質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 唾液は、たんぱく質分解酵素を含む。
  2. アラニンは、アミノ基転移反応によりオキサロ酢酸になる。
  3. アドレナリンは、トリプトファンから合成される。
  4. 尿素回路は、アンモニア代謝に関与する。
  5. ユビキチンは、たんぱく質合成を促進する。
A22 正解(4)
  • (1)含まない。含むのは、でんぷんを分解する酵素アミラーゼ。(2)オキサロ酢酸ではなくピルビン酸。(3)トリプトファンではなくチロシン。(5)合成ではなく分解に関与。ユビキチンは細胞内で役割を終えたたんぱく質や欠陥を生じたたんぱく質に分解の為の目印を付ける役割。

  • Q23

糖質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. グリコーゲンホスホリラーゼは、グリコーゲンを加水分解する。
  2. 肝細胞内cAMP(サイクリックAMP)濃度の上昇は、グリコーゲン合成を促進する。
  3. グルコース-6-ホスファターゼは、筋肉に存在する。
  4. ペントースリン酸回路は、NADHを生成する。
  5. 糖新生は、インスリンによって抑制される。
A23 正解(5)
  • (1)加水分解ではなく加リン酸分解。リン酸の付加によって分解、グルコース-1-リン酸生じる。(2)合成ではなく分解を促進。アドレナリンが肝細胞アドレナリンβ2受容体に結合、Gたんぱく質を介してアデニル酸シクラーゼを活性型に変えcAMPwp上昇。(3)存在しない。筋肉ではグルコース-6-リン酸が脱リン酸化されないので、グルコースが生成されない。筋肉グリコーゲンが血糖の供給源とならない。(4)NADHではなくNADPH。NADPHは脂肪酸合成・コレステロール合成に使用。

  • Q24

内分泌系と神経系による情報伝達機構に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. セカンドメッセンジャーは、細胞質内で働く。
  2. 脱分極は、細胞膜電位が負の方向に変化することをいう。
  3. 神経活動電位の伝導速度は、無髄線維が有髄線維より速い。
  4. アドレナリンは、細胞質内の受容体に結合する。
  5. ノルアドレナリンは、内分泌系と神経系で働く。
A24 正解(1)かつ(5)
  • (2)負の方向ではなく正の方向。細胞膜電位は細胞内外の電位差のこと。静止状態は細胞内が負の電位=分極。(3)速いではなく遅い。(4)内ではなく細胞膜上の受容体に結合。アドレナリンは水溶性アミンの一種。膜を通過できないので受容体は細胞膜上。

  • Q25

症候に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 直腸温は、腋窩温より低い。
  2. 起座呼吸(起坐呼吸)は、呼吸を楽にするために座位をとる状態である。
  3. タール便は、直腸からの出血でみられる。
  4. 高張性脱水は、水に比べてNaが多く喪失した場合にみられる。
  5. JCS(Japan Coma Scale)は、呼吸機能の指標である。
A25 正解(2)
  • (1)高い。体中心部の温度は外気温に影響されず真の体温に近い。腋窩温は日常的な測定に有用。(3)直腸ではなく上部消化管。直腸からの出血は血便。(4)主に水が喪失した場合。体内の水が失われると高ナトリウム血症となり血漿の浸透圧が上昇している状態。(5)呼吸機能ではなく意識障害の評価指標。「Ⅰ刺激しないでも覚醒」「Ⅱ刺激すると覚醒。刺激をやめると眠る」「Ⅲ刺激をしても覚醒しない」の3段階。さらに刺激に対する反応で3段階にわける。

  • Q26

臨床検査に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 閉塞性肺障害では、1秒率が上昇する。
  2. ASTは、ALTより肝特異性が高い。
  3. 鉄欠乏性貧血では、平均赤血球容積(MCV)が大きくなる。
  4. 溶血性貧血による高ビリルビン血症では、直接ビリルビンが優位になる。
  5. 抗核抗体は、自己抗体である。
A26  正解(5)
  • (1)上昇ではなく低下。1秒率は努力性肺活量のうち最初の1秒間に呼出される空気量の割合。70%以上が正常。(2)ALTのが高い。心疾患・筋疾患はASTが増加。(3)大きくではなく小さくなる。鉄不足はヘモグロビン合成が障害され、赤血球に含まれるヘモグロビン量が減少し小さくなる。(4)直接ではなく間接ビリルビンが優位。間接型ビリルビンは肝細胞運ばれ、直接型ビリルビンになる。直接型ビリルビンの大部分は胆汁中に排出、血液中への漏出は少量、溶血によりヘモグロビンが分解しても増加しない。

  • Q27

治療の方法に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 自己血輸血の副作用として、GVHD(移植片対宿主反応)がある。
  2. アルブミン製剤の投与は、成分輸血にあたる。
  3. 15歳未満のドナーからの脳死移植は 、禁止されている。
  4. 骨髄移植は、臓器移植に含まれない。
  5. 腹膜透析は、血液浄化療法である。
A27  正解(2)かつ(5)
  • (1)危険がない。同種血輸血の場合GVHDが起こる。(3)2010年7月17日の改正臓器移植法の全面施行で可能に。本人の意思が不明な場合は家族の承諾で提供できる。(4)含まれる。白血病・再生不良性貧血患者等に、造血能・免疫能の回復を目指し、骨髄の再構築の為正常な造血幹細胞を移植。
  • Q28

アディポカイン(アディポサイトカイン)に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. レプチンは、食欲を亢進する。
  2. TNF-α(腫瘍壊死因子α)は、インスリン抵抗性を改善する。
  3. アディポネクチンは、インスリン抵抗性を引き起こす。
  4. PAI-1(プラスミノーゲン活性化抑制因子1)は、血栓溶解を抑制する。
  5. アンギオテンシノーゲンは、血管を拡張する。
A28 正解(4)
  • (1)亢進ではなく抑制。エネルギー消費を亢進。(2)改善ではなく高める。TNF-αは単球・血管内皮細胞・脂肪細胞・ミクログリアが産生。TNF-αの他にレジスチンがある。(3)インスリン感受性を亢進する。作用を亢進し、糖代謝・脂質代謝を活発に。肥満はアディポネクチンの分泌が減少。(5)拡張ではなく収縮。主に肝臓で産生されるが脂肪細胞でも産生。内臓脂肪の増加に伴い産生・分泌が高まり血中濃度が増加。最終アンギオテンシンⅡに変化末梢血管を収縮、血圧の上昇を引起す。

  • Q29

尿酸の代謝および高尿酸血症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. ロイシンは、尿酸の前駆体である。
  2. アルコールの摂取は、尿酸の排泄を抑制する。
  3. 肥満度が上がれば、尿酸値が低下する。
  4. 尿酸結石の予防には、尿を酸性化する。
  5. 高尿酸血症では、水分制限をすすめる。
A29 正解(2)
  • (1)ロイシンではなくキサンチン。(3)低下ではなく上昇。(4)酸性化ではなくアルカリ化。(5)制限ではなく摂取。

  • Q30

消化器系の構造と機能に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

  1. 舌下腺は、唾液腺である。
  2. 食道には、漿膜がない。
  3. ビタミンB12は、胃で吸収される。
  4. 十二指腸は、腹腔の後壁に固定されている。
  5. 虫垂は、盲腸の部位にある。
A30  正解(3)
  • (3)胃ではなく回腸で吸収。胃腺の壁細胞から分泌される内因子と結合し吸収。

  • Q31

肝障害に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. B型肝炎ウイルスは、RNAウイルスである。
  2. E型肝炎ウイルスは、主に血液を介して伝播する。
  3. 劇症肝炎では、意識障害を認める。
  4. 肝硬変では、プロトロンビン時間が短縮する。
  5. 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)では、肝線維化を認めない。
A31 正解(3)
  • (1)RNAウイルスではなくDNAウイルス。(2)主にウイルスに汚染された食物・水を介して伝播。動物の内臓・特に豚レバー、野生動物(シカ・イノシシ等)の肉の生食からヒトへ感染の可能性も示唆。B・C・D型肝炎ウイルスは血液を介して伝播。(4)短縮ではなく延長。(5)認める。

  • Q32

循環器疾患の成因と病態に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. くも膜下出血は、心房細動で起こる。
  2. 肺塞栓は、静脈血栓症で起こる。
  3. 右心不全では、肺うっ血が生じる。
  4. 狭心症では、心筋壊死が生じる。
  5. 腎血管性高血圧では、レニン分泌が低下する。
A32 正解(2)
  • (1)脳動脈瘤破裂が多い。他には頭部外傷・脳動静脈奇形破裂・高血圧性脳内出血等で起こる。(3)右心不全ではなく左心不全。右心不全は肝腫大・浮腫・胸水・腹水が生じる。(4)狭心症ではなく心筋梗塞。狭心症は心筋は一過性虚血状態に陥る。(5)低下ではなく上昇。

  • Q33

腎臓での水・電解質調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. バソプレシンは、水の再吸収を抑制する。
  2. カルシトニンは、カルシウムの再吸収を促進する。  
  3. 副甲状腺ホルモン(PTH)は、リンの再吸収を抑制する。
  4. 心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)は、ナトリウムの再吸収を促進する。
  5. アルドステロンは、カリウムの排泄を抑制する。
A33 正解(3)
  • (1)抑制ではなく促進。血漿浸透圧の上昇で下垂体後葉から分泌されるホルモン。腎臓の集合管に作用し水の再吸収を促進。(2)促進ではなく抑制。血中カルシウム濃度の上昇を抑制。カルシウム再吸収の促進は副甲状腺ホルモン・活性型ビタミンDにより行われる。(4)促進ではなく抑制。尿の浸透圧が上昇し、水が尿細管管腔内に引込まれ尿量が増加。(5)カリウムではなくナトリウム。ナトリウムの再吸収を促進。ナトリウムはカリウムとの交換で再吸収が起こるのでカリウムの排泄は増加。

  •  

  • Q34

ホルモンとその分泌亢進によって生じる現象の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 成長ホルモンー低血糖
  2. プロラクチンー子宮収縮
  3. チロキシンーLDL-コレステロール上昇
  4. コルチゾールー血圧上昇
  5. プロゲステロンー排卵
A34 正解(4)
  • (1)低血糖ではなく血糖値が上昇。肝臓のグリコーゲン分解・血液中への放出が促進。成長期は骨端軟骨の形成を促し骨の成長を促進。又たんぱく質の同化を促進し筋肉・心臓・肝臓等を増殖・肥大させる。(2)子宮収縮ではなく乳腺発達・分娩後乳汁産生・母性発現に関与。(3)上昇ではなく減少。組織へコレステロールの供給が促進される為。(5)LH(黄体形成ホルモン)が排卵を誘発。プロゲステロンはエストロゲンと共に子宮分泌期にする。

  • Q35

神経系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 体温調節の中枢は、橋に存在する。
  2. くも膜は、脳の表面に密着している。
  3. 交感神経の興奮は、小腸の運動を抑制する。
  4. 舌下神経は、味覚を伝達する。
  5. 錐体路は、筋からの深部感覚を伝達する。
A35 正解(3)
  • (1)橋ではなく間脳視床下部。身体各所の温度受容器から収集した温度情報により視床下部が一定の基準温度になるよう調節。(2)密着しているのは軟膜。脳と脊髄は硬膜・くも膜・軟膜の3層からなる髄膜に包まれる。くも膜と軟膜の間にはくも膜下腔(空間)がある。くも膜下腔は脳脊髄液で満たされている。(4)味覚を伝達ではなく舌の運動を支配。味覚は舌の前2/3を顔面神経、舌の後半1/3を舌咽神経が伝達。(5)筋からの深部感覚を伝達ではなく大脳皮質からの随意運動の神経信号を骨格筋に伝達。錐体路線維の大部分は延髄下端で交叉、右大脳半球から出た線維は左半身、左大脳半球から出た線維は右半身を支配。

  • Q36

呼吸器系に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 右肺は、2葉に分かれている。
  2. 中枢性化学受容器は、延髄に存在する。
  3. 肺活量は、全肺気量に残気量を加えたものである。
  4. 横隔膜は、呼気時に収縮する。
  5. 外呼吸は、末梢組織における酸素と二酸化炭素のガス交換である。
A36 正解(2)
  • (1)2葉ではなく3葉。左肺は上葉・下葉になっている。(3)全肺気量から残気量を引いたもの。全肺気量は肺内に入る最大空気量。残気量は息を吐いても肺内に残る空気量。(4)収縮ではなく弛緩。収縮は吸気時。(5)肺内の血液と肺胞の間で行われるガス交換。内呼吸は末梢組織における酸素と二酸化炭素のガス交換。

  • Q37

呼吸器疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. COPD(慢性閉塞性肺疾患)では、吸気時に口すぼめ呼吸がみられる。
  2. COPDでは、安静時エネルギー消費量が減少する。
  3. COPDでは、フィッシャー比が低下する。
  4. 気管支喘息では、発作時に気道が拡張する。
  5. ツベルクリン反応は、結核に対する予防接種である。
A37 正解(3)
  • (1)吸気時ではなく呼気時。口すぼめ呼吸は気管支内の圧力を高めると気管支がつぶされ難くなり呼吸が楽。(2)減少ではなく増加。(4)拡張ではなく収縮。(5)予防接種ではなく感染の有無の為。

  • Q38

骨格筋の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 筋小胞体は、滑面小胞体である。
  2. 筋線維の数は、筋力トレーニングで増加する。
  3. 筋収縮は、アクチンフィラメントの短縮で起こる。
  4. 遅筋線維は、速筋線維よりミオグロビンが少ない。
  5. 筋グリコーゲンは、血糖維持に利用される。
A38 正解(1)
  • (2)増減しない。筋繊維の中にある筋原線維がトレーニングにより数が増加し太くなる。(3)アクチンフィラメントがミオシンフィラメントに滑り込むことで筋収縮が起こる。筋収縮で短縮はない。(4)少ないのではなく多い。遅筋線維は長時間運動に適した筋肉。ミトコンドリア・酸素を蓄える為多い。速筋線維は短時間運動に適した筋肉。(5)利用されない。肝臓や筋肉のグリコーゲンは加リン酸分解しグルコース1-リン酸に。更にグルコース6-リン酸になった後、肝臓と腎臓ではグルコース6-ホスファターゼの作用でグルコースとなり血中に放出。筋肉にはグルコース6-ホスファターゼがない為、グルコース6-リン酸は解糖系に入りエネルギーを生成。

  • Q39

骨粗鬆症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 骨粗鬆症では、骨塩量が増加する。
  2. 骨粗鬆症は、骨の石灰化障害である。
  3. くる病は、小児に発症した骨粗鬆症である。
  4. エストロゲンは、骨吸収を促進する。
  5. 副腎皮質ステロイド薬の長期投与は、骨粗鬆症のリスク因子である。
A39 正解(5)
  • (1)増加ではなく減少。(2)骨の質的変化は伴わない。骨の石灰化障害は骨軟化症・くる病。(3)骨粗鬆症ではなく骨軟化症。(4)促進ではなく抑制。骨形成を促進。

  • Q40

妊娠と分娩に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 受精した日を妊娠0週0日とする。
  2. 妊娠43週の分娩は、正期産である。
  3. ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は、白体から黄体の形成を促す。
  4. 糖尿病がある妊婦は、巨大児分娩の頻度が高い。
  5. 浮腫は、妊娠高血圧症候群の定義に含まれる。
A40 正解(4)
  • (1)妊娠0週0日は最終正常月経初日。(2)正期産ではなく過期産。妊娠37週以上42週未満の分娩が正期産。(3)胎盤で合成される糖タンパクホルモンで黄体保持を促す。(5)含まれない。定義は、妊娠高血圧症候群を妊娠20週以降・分娩後12週まで高血圧な場合、又は高血圧に蛋白尿を伴う場合のどちらかで、症状が妊娠の偶発合併症によるものではないもの。

  • Q41

血液系疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 腎性貧血は、エリスロポエチンの増加で起こる。
  2. 再生不良性貧血は、ビタミンB12欠乏で起こる。
  3. 壊血病は、ビタミンA欠乏で起こる。
  4. 血友病は、ビタミンK欠乏で起こる。
  5. 播種性血管内凝固症候群(DIC)では、血小板減少がみられる。
A41 正解(5)
  • (1)増加ではなく低下。(2)ビタミンB12欠乏ではなく、末梢血中の汎血球減少・骨髄の低形成を特徴とし骨髄中の造血幹細胞が何らかの原因で傷害されて起こる。ビタミンB12欠乏は巨赤芽球性貧血を起す。(3)ビタミンA欠乏ではなくビタミンC欠乏。ビタミンA欠乏は夜盲症・眼球乾燥症・角膜乾燥症等を起す。(4)ビタミンK欠乏ではなく血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因子の欠乏又は機能低下で起こる。ビタミンK欠乏は頭蓋内出血が起こる。

  • Q42

免疫グロブリンについての記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. IgMは、胎盤を通過する。
  2. IgAは、唾液中に含まれる。
  3. IgGは、即時型アレルギー反応に関わる。
  4. IgEは、肥満細胞から分泌される。
  5. IgEは、免疫グロブリンの中で最も血液中濃度が高い。
A42 正解(2)
  • (1)通過しない。通過するのはIgGのみ。IgGは生後数か月まで新生児免疫に働く。(3)かかわらない。かかわるのはIgE。Ⅱ型・Ⅲ型アレルギーにかかわるのがIgG。(4)分泌されない。IgEを産生するのは抗原刺激を受けた形質細胞。肥満細胞はIgEに対する受容体をもち表面に結合する。(5)低い。高いのはIgG。

  • Q43

自己免疫疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 橋本病では、甲状腺機能は亢進する。
  2. 強皮症では、嚥下障害がみられる。
  3. 関節リウマチでは、蝶形紅斑がみられる。
  4. シェーグレン症候群では、唾液分泌が増加する。
  5. 全身性エリテマトーデス(SLE)は、男性に多い。
A43 正解(2)
  • (1)低下。(3)全身性エリテマトーデスは蝶形紅斑がみられる。(4)減少。(5)女性に多い。

  • Q44

感染症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. 大腸菌は、グラム陽性菌である。
  2. 麻疹の感染経路は、経口感染である。
  3. 結核は、再興感染症である。
  4. 重症急性呼吸器症候群(SARS)の病原体は、真菌である。
  5. 梅毒の病原体は、クラミジアである。
A44 正解(3)
  • (1)グラム陰性菌。(2)空気感染。他に飛沫・接触等様々な経路がある。人から人へ感染。(4)真菌ではなくSARSコロナウイルス。(5)クラミジアではなく梅毒トレポネーマ。

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