第36回管理栄養士国家試験問題~応用力試験~
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次の文を読み「171」、「172」、「173」に答えよ。
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1 日の食事内容を聞き取った(表)。普段も同じような食事をしているという。 「このような食事で大丈夫ですか。」という A さんに対する返事である。 最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- エネルギーはほぼ足りていますし、主食・主菜・副菜も摂れているので、大きな問題はないですよ。
- エネルギーは足りていますが、主菜が足りなく改善が必要ですね。
- エネルギーはかなり不足していますが、主食・主菜・副菜は摂れているので、問題はないですよ。
- エネルギーは不足していますし、主菜も足りなく改善が必要ですね。
- A171 正解(1)
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解説
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さらに、妊娠中期に向けて優先すべきアドバイスである。 最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 葉酸のサプリメントを摂取しましょう。
- 間食に果物を食べましょう。
- 朝食に主食も食べましょう。
- 夜の間食はやめましょう。
- A172 正解(3)
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解説
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A さんから簡単にできる料理を教えてほしいと言われた。要望を踏まえ、さら に A さんの状況を考慮して提案する料理である。最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 1 回で食べきれる料理
- 有機農産物を利用した料理
- 多様な食材を使った料理
- 食材費が安価な料理
- A173 正解(4)
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解説
次の文を読み「174」、「175」、「176」に答えよ。
K 保育園に勤務する管理栄養士である。 保育園児は、 2 歳 10 か月、女児。 0 歳 9 か月のときに、小児クリニックで大豆ア レルギーと診断された。 2 歳 0 か月のとき、自宅でアナフィラキシーを起こし、救急 搬送されたことがある。 医師が記載した「保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表」をもとに、大豆・ 大豆製品を完全除去した給食を提供している。エピペン®を保育園に預けている。 身長 90 cm、体重 13 kg、成長の遅滞はみられない。父、母、兄( 5 歳)と暮らして いる。
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保育園で提供しているおやつである。女児のおやつとして、最も適当なのはどれ か。 1 つ選べ。
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- ドーナツ 原材料:バター、卵、砂糖、おからパウダー、小麦粉、植物油
- マカロニきな粉 原材料:マカロニパスタ、きな粉、砂糖、食塩
- プリン 原材料:豆乳、砂糖、寒天パウダー、バニラエッセンス
- クッキー 原材料:小麦粉、バター、砂糖、食塩、イースト
- せんべい 原材料:うるち米、植物油脂、食塩、もち米粉、調味料(アミノ酸等)、植物 レシチン(一部に大豆を含む)
- A174 正解(4)
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解説
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毎月 1 回行われる女児の保護者との献立確認の席で、女児が最近、兄の食べる市 販のチョコレート菓子を口にしていることを保護者が相談した。「湿疹も出ていま す。ダメと注意すると、もっと食べたがって、どうしたらよいか困っています。」と 訴えた。これに対する管理栄養士の発言である。最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- チョコレート菓子が湿疹の原因ですね。お兄ちゃんが食べるのをやめさせましょう。
- お兄ちゃんが食べているのを見たら、食べたくなりますよね。お菓子の原材料表示を確認してみてください。
- お話も上手になってきたので、保育園で、お子さんに食物アレルギーについて話してみます。
- ご家庭でのおやつについては、保育園ではお答えできません。
- A175 正解(2)
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解説
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翌月の保護者との献立確認時に、その後の状況を把握するための質問内容であ る。最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 兄は、チョコレート菓子を食べなくなったか。
- 大豆が含まれる菓子を家に置かなくなったか。
- 女児が、「ダメ」の注意を聞き入れるようになったか。
- 女児の湿疹はよくなったか。
- A176 正解(2)
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解説
次の文を読み「177」、「178」、「179」に答えよ。
K クリニックの管理栄養士である。 患者は、38 歳、男性。事務職。健康診断で肝機能異常を指摘され、受診した。精 査の結果、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と診断された。 身長 170 cm、体重 79 kg、BMI 27.3 kg/m2 、腹囲 92 cm。AST 66 U/L、ALT 88 U/L。 1 年前の健康診断時は、体重 72 kg、BMI 24.9 kg/m2 、腹囲 87 cm であった。 飲酒は、缶ビール 350 mL を週 3 回程度。喫煙習慣なし。運動習慣なし。朝は食欲 がなく、ヨーグルト(脱脂加糖)を 1 個食べて出勤する。間食として毎日 3 回程度、缶 コーヒー(乳成分入り・加糖)を飲む。この 1 年間は仕事が忙しく、残業が増えて帰宅 時間が遅くなり、夕食を遅く摂ることが多かった。
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主治医と相談し、まず 3 か月間の食事療法と生活習慣の改善を試みることにな り、栄養食事指導を行うことになった。 3 か月後の目標である。 最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 3 kg の減量
- BMI 22 kg/m2 への減量
- 腹囲 85 cm 未満の達成
- AST、ALT の正常化
- A177 正解(1)
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解説
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目標達成を目指した食事改善のアドバイスである。 最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 朝のヨーグルトに、バナナなど果物を入れて食べるよう助言する。
- 間食の缶コーヒーを、無糖のものに替えるよう提案する。
- 帰宅が 20 時を過ぎたときは、夕食を抜くことを提案する。
- 禁酒を勧める。
- A178 正解(2)
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解説
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3 か月後再診し、目標は達成されていた。さらに 3 か月後にフォローアップする 予定であったが、以降来院しなくなった。翌年の健康診断では、体重、腹囲はほぼ 前年の状態にまでリバウンドしており、肝機能異常も再燃したため来院した。再 度、栄養食事指導を行う際、患者との信頼関係を構築するための声掛けである。 最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- せっかく目標達成したのに、リバウンドしてしまいましたね。
- お仕事が忙しくて、来られなかったのですね。
- ご自分では、リバウンドの原因をどのようにお考えですか。
- 脂肪肝の怖さを、理解されていますか。
- A179 正解(2)
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解説
次の文を読み「180」、「181」、「182」に答えよ。
K 透析クリニックに勤務する管理栄養士である。 患者は、47 歳、女性。糖尿病腎症により、週 3 回の血液透析を行うため通院している。 身長 150 cm、ドライウエイト 50 kg、標準体重 50 kg、尿量 200 mL/日、透析間体重 増加量 4 kg(中 2 日)。透析前の血液検査値は、HbA1c 7.6%、尿素窒素 53 mg/dL、 クレアチニン 8.5 mg/dL、ナトリウム139 mEq/L、カリウム 4.8 mEq/L、リン 4.8 mg/dL。 普段の食事内容を聞き取った(表 1 )

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聞き取った食事内容から、 1 日当たりの栄養素等摂取量を概算した値である。改 善すべき点として、最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- エネルギー 1,500 kcal
- たんぱく質 50 g
- カリウム 2,000 mg
- 水分 2,100 mL
- A180 正解(4)
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解説
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まず取り組んでもらう具体的な内容を伝えた。最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- ごはんは、毎食、半分量にしましょう。
- 主菜の肉や魚は、半分量にしましょう。
- 生野菜サラダの代わりに、野菜は煮物にしましょう。
- 飲み物のお茶やコーヒーは、半分量にしましょう。
- A181 正解(4)
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解説
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半年後、再び食事内容を聞き取った(表 2 )。主菜の量が少ないことが気になっ た。 1 日当たりの摂取量を概算したところ、エネルギー 1,400 kcal、たんぱく質 35 g、 脂質 40 g であった。聞き取った主菜に対する助言である。 最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 肉や魚の量を、倍にすると良いですよ。
- 朝食のソーセージは、ポトフにすると良いですよ。
- 昼食の豚肉は、野菜と一緒に炒めると良いですよ。
- 夕食のさわらは、衣をつけて揚げると良いですよ。
- A182 正解(1)
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解説
次の文を読み「183」、「184」、「185」に答えよ。
K 病院に勤務する管理栄養士である。 患者は、84 歳、女性。基礎疾患はない。自宅で娘夫婦と同居していたが、家の中 で転倒し、大腿骨頸部を骨折したため、入院し手術を受けた。 入院時の身長 140 cm、体重 35 kg、BMI 17.9 kg/m2 。標準体重 43 kg。筋肉および 皮下脂肪の喪失がみられた。血液検査値は、ヘモグロビン 9.7 g/dL、総たんぱく質 6.3 g/dL、アルブミン 3.0 g/dL。咀嚼・嚥下障害はない。自宅での食事は娘が作っ ており、家族と同じものを食べていた。
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患者の入院時に開始する食事である。最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 常食 1,200 kcal/日
- 常食 1,600 kcal/日
- 軟菜食 1,200 kcal/日
- 軟菜食 1,600 kcal/日
- A183 正解(1)
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解説
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リハビリの開始日から、 1 日当たりの給与目標エネルギー量を 200 kcal 増やす こととした。間食として経腸栄養剤 1 パック(200 kcal/200 mL)を提供したが、「お なかが、いっぱいになるので飲めない。」と、摂取が進まなかった。その場合の対応 である。最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 現在の経腸栄養剤の提供を続け、飲める範囲で飲んでもらう。
- 異なる味の経腸栄養剤に変更する。
- 200 kcal/125 mL の経腸栄養剤に変更する。
- 経腸栄養剤の代わりに、みかんを 1 日 1 個提供する。
- A184 正解(3)
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解説
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リハビリが進み、自宅への退院の目途が立ったため、患者とその家族に対し栄養 食事指導を行うこととなった。優先すべき指導内容である。 最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- エネルギー摂取
- ビタミン D 摂取
- カルシウム摂取
- 鉄摂取
- A185 正解(1)
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解説
次の文を読み「186」、「187」に答えよ。
K 介護老人福祉施設に勤務する管理栄養士である。多職種で栄養ケア・マネジメ ントを実施している。 入所者は、90 歳、女性。末期がんと診断されている。自分が食べられなくなった ときには、胃瘻を造設しないと入所時から話していた。 以前は、軟菜食を自分で摂取していたが、 1 か月前から、介護者が食事介助してい る。食べ物を口に運ぶと、口を開けてゆっくり食べるが、食事の後半は疲労がみら れ、傾眠やむせることもある。排便は 1 週間に 1 回、尿量は減少しており、口腔内や 腋窩の乾燥がみられる。 身長 153 cm、体重 37 kg、体重減少 2 kg/ 3 か月、血圧の低下、呼吸数の低下、下 肢の浮腫あり。
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本人および家族を交えたカンファレンスにおいて、予後を踏まえて栄養補給の方 法について話し合った。本人の希望を尊重し、積極的な延命処置はしないことに なった。栄養ケアの目標に関する記述である。最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 経鼻経管栄養法により栄養補給し、栄養状態を維持する。
- 嚥下訓練を行い、経口摂取の機能を維持する。
- 本人が食べたい食事を尊重し、対応する。
- 食事は提供せず、水分のみを提供する。
- A186 正解(3)
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解説
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眠っている時間が増え、家族が面会に来たときにも本人は眠っていた。「好物 だった干し柿を持ってきたので、食べさせたい。」と相談があった。その返答であ る。最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 眠っていらっしゃるので、ベッドを起こして、口に少し入れてみましょう。
- 今は眠っていらっしゃるので、起きたときに、召し上がるかどうか聞いてみ ましょう。
- 干し柿は硬いので、食べさせてあげられませんね。
- もっと栄養のある食べ物を持ってきてあげてください。
- A187 正解(2)
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解説
次の文を読み「188」、「189」、「190」に答えよ。
K 小学校に勤務する栄養教諭である。児童の望ましい食習慣の形成を目的に、 3 年計画で、「朝食を毎日食べる子どもの割合の増加」を目標とした食育に取り組んでい る。評価の対象は、計画期間の 3 年間を通して在籍する 1 年生から 4 年生までの 600 人である。
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「朝食を毎日食べる子どもの割合の増加」の達成に向けて、設定した目標である (表)。表の a ~ c に入る目標の種類として、最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

- A188 正解(3)
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解説
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表に示す目標「朝食摂取の大切さを理解している保護者の割合の増加」の取組内容 の経過評価である。目標達成のために重要な評価指標として、最も適切なのはどれ か。 1 つ選べ。
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- 食育だよりの発行部数
- 食育だよりの発行にかかった費用
- 食育だよりを読んだ保護者の割合
- 保護者の朝食欠食の割合
- A189 正解(3)
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解説
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2 年間同じ取組を実施した。 2 年目が終了し、 3 年目の取組内容を検討してい る。「朝食を毎日食べる子どもの割合の増加」の目標達成に向けて 3 年目に取り組む べき内容である。最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 朝食欠食の子どもとその保護者を対象に、個別的な相談指導を実施する。
- 食育の授業回数を、全クラスで年 1 回から年 4 回に増やす。
- 希望者を対象に、夏休みに子ども料理教室を開催する。
- 簡単朝食メニューのレシピを冊子にして、全児童に配布する。
- A190 正解(1)
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解説
次の文を読み「191」、「192」、「193」に答えよ。
K 社に勤務する管理栄養士である。これまでも、特定健康診査・特定保健指導を 実施していたが、社員の脳・心血管疾患の罹患率は高い状態が続き、改善がみられな い。そこで、健康保険組合と協議して、実施内容を見直すことになった。
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特定健康診査の結果の一部である(表)。この結果から、健康管理の一環として、 40 歳以上の社員の保健指導の内容を見直した。その内容に関する記述である。 最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 積極的支援期間の延長
- 動機付け支援回数の増加
- 情報提供内容の充実
- 非肥満のリスク保有者に対する保健指導の実施
- A191 正解(4)
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解説
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これまで保健指導を呼びかけても反応しなかった無関心層をターゲットとし、保 健指導の利用を促すチラシを作成した。ナッジを活用したチラシとして、最も適切 なのはどれか。 1 つ選べ。
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- A192 正解(1)
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解説
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特定健康診査受診者の 70% が社員食堂を利用していたことから、社員食堂のメ ニューを見直すことにした。見直す内容として、最も適切なのはどれか。 1 つ選 べ。
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- メニューに無料で果物を付ける。
- メニューの食塩相当量を減らす。
- 低糖質のメニューを増やす。
- 野菜の小鉢を増やし、野菜から食べることを推奨する。
- A193 正解(2)
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解説
次の文を読み「194」、「195」、「196」に答えよ。
K 県健康増進課の管理栄養士である。 K 県では 5 年ごとに国民健康・栄養調査に準じた方法で、統計的に十分な対象者 数を得て、県民健康・栄養調査を 11 月に実施している。 これまでは 1 日間の食事記録法による食事調査を行い、県民摂取量の代表値を得 て、前回調査からの変化を評価できるように実施してきた。今回の調査目的は、経年 比較に加え、日本人の食事摂取基準を用いた摂取状況のアセスメントを行い、施策立 案の資料を得ることである。
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調査目的を達成するための食事調査方法である。 最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 従来と同じ 1 日間の食事記録法
- 不連続の複数日の食事記録法
- K 県で妥当性が確認された食物摂取頻度調査法
- 全国規模のコホート研究で実績のある食物摂取頻度調査法
- A194 正解(2)
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解説
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1,000 kcal 当たりの食塩摂取量について、男女とも等分散の正規分布であること を確認した上で、今回と前回の平均値の差を成人男女別に比較したところ、表のよ うな結果を得た。統計的な有意水準は両側 5 % とする。評価結果として、最も適 当なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 男女とも、摂取量に有意な変化は見られなかった。
- 男女とも、摂取量は有意に減少した。
- 男性は、摂取量が有意に減少した。
- 女性は、摂取量が有意に減少した。
- 男女とも、変化を判断できなかった。
- A195 正解(4)
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解説
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年代別の検討の結果、40~60 歳台男性で食塩を目標量以上摂取している者の割 合が、85% と多いことがわかった。40~60 歳台男性の食塩摂取量低減に向けて、 1 年間の食環境整備モデル事業を行うことになった。県内在住従業員が多く、社員 食堂の利用率が 80% と高い事業所から協力を得た。食塩摂取量の低減が期待でき る取組である。最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 社内ウェブサイトで、栄養成分表示を活用した減塩食品の選び方や使い方を紹介する。
- 社員食堂で、調理に使用する調味料の量を少しずつ低減する。
- 社員食堂で、食塩量が 2.5 g 未満の食事に「適塩マーク」をつける。
- 社員食堂で、県民の健康課題と食塩摂取の現状を伝えるポスターを掲示する。
- A196 正解(2)
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解説
次の文を読み「197」、「198」に答えよ。
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食品表示基準に基づき、栄養成分表示(図 1 )の改善点の助言を行った。 最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

- 栄養成分等の含有量は、100 g 当たりで表示する必要があります。
- 表示値は一定値にする必要があります。
- DHA は、栄養成分表示の枠外に区別して表示する必要があります。
- ポリフェノールは、栄養成分表示の枠内にその含有量を表示する必要があり ます。
- 「カルシウムたっぷり」と記載しているので、栄養機能食品であることの表示 が必要です。
- A197 正解(3)
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解説
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相談があった商品について、インターネットに図 2 の内容で広告を出したいと相 談があった。健康増進法に基づいた回答として、最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 県では、この相談には応じられません。
- この内容の広告を出すには、医師や識者の談話の記載が必要です。
- この内容の広告を出すには、人を対象とした試験結果の記載が必要です。
- 消費者を著しく誤認させる可能性がある健康の保持増進効果は、記載できません。
- A198 正解(4)
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解説
次の文を読み「199」、「200」に答えよ。
500 床の K 病院に勤務する管理栄養士である。直営で給食を運営している。昼食 時に 1 名の患者から、主菜の付け合わせの、せんキャベツに金属片が入っていると苦 情があり、病棟の看護師から管理栄養士に来てほしいと要請があった。病棟に見に 行ったところ、その金属片は、せんキャベツに用いた生食用食材のフードスライサー の刃のようであった。
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この後、管理栄養士が、最初に取るべき行動である。 最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- 代わりのせんキャベツを盛り付けた主菜を、病棟に届ける。
- せんキャベツが提供されている患者全員に、その皿の喫食を中止するように 要請する。
- 金属片が混入していた患者が、他にいないか問い合わせる。
- 厨房の中の調理機器を確認する。
- A199 正解(2)
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解説
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金属片は、生食用食材のフードスライサーの刃であることが判明し、フードスラ イサーを買い替えることにした。新品が届くまでの間に、生食用食材のフードスラ イサーを使用する料理が 5 回予定献立に入っていた。この間の対応である。 最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。
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- フードスライサーを使用する生食用野菜を、予定献立から削除する。
- 加熱用食材のフードスライサーを使用する。
- 包丁を用い手作業で切る。
- 生食用カット野菜を使用する。
- A200 正解(4)
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解説