糖尿病が世界で急増している。
各国の糖尿病関連団体でつくる国際糖尿病連合によると、二〇一三年の世界の糖尿病人口(二十~七十九歳)は三億八千二百万人で、一億九千四百万人だった〇三年から倍増。

三五年には五億九千二百万人に達する見込みだ。
経済成長に伴い中国やインド、アフリカでも年々深刻化しており、欧米では糖尿病や肥満の対策として糖分を多く含んだ清涼飲料などに課税する動きも出始めている。