文部科学省は2015年12月25日、日本食品標準成分表の改訂版を公表した。
1950年に初版が作られ、今回の改訂は5年ぶり7回目。

食生活の変化にあわせ、日常的に食べる機会が増えた発芽玄米やベーグル、黄色果肉のキウイフルーツなどを新たに掲載した。

さらに、からあげやとんかつ、ギョーザなど調理済みの加工食品も加え、掲載する食品数は1878から2191へ増えた。
表示が大きく変わったのが「鉄分の王様」とも呼ばれるヒジキ。100gあたり55mgあった鉄分が6.2mgと、9分の1になった。

ステンレス製の釜が普及し、以前より鉄分が少ないものが流通していることが理由。
切り干し大根もステンレス製包丁の普及を受け、鉄分が9.7mgから3.1mgに減った。

その他にも、検出方法の変更や再分析により、米や野菜類等給食に多用される食品の多くにも成分値に変更が出ている。
成分表は文科省のウェブサイトに掲載され、書店でも販売される。

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