厚生労働省は12月24日「「日本人の食事摂取基準」策定検討会」の報告書を公表した。
令和2年度から使用する新たな基準(2020年版)については、この報告書を踏まえ、今年度中に告示をする予定。

主な改定のポイントは以下の通り。
【活力ある健康長寿社会の実現に向けて】
・きめ細かな栄養施策を推進する観点から、50歳以上について、より細かな年齢区分による摂取基準を設定。
・高齢者のフレイル予防の観点から、総エネルギー量に占めるべきたんぱく質由来エネルギー量の割合(%エネルギー)について、65歳以上の目標量の下限を13%エネルギーから15%エネルギーに引き上げ。
・若いうちからの生活習慣病予防を推進するため、以下の対応を実施。
・飽和脂肪酸、カリウムについて、小児の目標量を新たに設定。
・ナトリウム(食塩相当量)について、成人の目標量を0.5 g/日引き下げるとともに、高血圧及び慢性腎臓病(CKD)の重症化予防を目的とした量として、新たに6g/日未満と設定。
・コレステロールについて、脂質異常症の重症化予防を目的とした量として、新たに200 mg/日未満に留めることが望ましいことを記載。

【EBPM(Evidence Based Policy Making:根拠に基づく政策立案)の更なる推進に向けて】
・食事摂取基準を利用する専門職等の理解の一助となるよう、目標量のエビデンスレベルを対象栄養素ごとに新たに設定。

《詳しくはこちら》⇒ 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書