こんにちは!Dietitianjob運営会社 管理栄養士の那須野です。
今回は育児用ミルクメーカーで働く栄養士の1日を紹介します。
👉 目次
簡単な来歴
この職場に就職する前は、新卒で栄養士とは全く関係のない、デパートでの化粧品販売を行っておりました。結婚出産を経て、お仕事を再開するにあたり、せっかく取得した管理栄養士の資格を活かしたいと思い、出産(育児)経験も活かせそうな育児用ミルクメーカーへ定時契約社員として入職しました。
この職場に就職してからは約5年半、複数の担当産婦人科で調乳指導や栄養相談を中心に行ってきました。
育児用ミルクメーカー栄養士(提示契約社員)の主な仕事内容
月によって多少前後はありますが、私は5~7か所の産婦人科と2~3か所の赤ちゃん用品店でのイベントを担当しており、平均すると月~土のうち週4~5日、お仕事をしておりました。
業務内容としては
・産後ママへの調乳指導
・妊婦さんの栄養相談
・母親学級での栄養講話
・育児相談
・離乳食教室
・赤ちゃん用品店での販促イベント
です。

ミルクメーカー栄養士の一日のタイムスケジュール
*9時~12時
午前中は調乳指導がメインでした。
担当産院によって訪問時刻は前後しますが、9時頃にその日の担当産婦人科へ伺います。
10名前後の産後ママたちを集めての集団調乳指導を1~2回と、体調の優れない産後ママへは個別で部屋に伺い、簡単な調乳指導を行います。
産院の規模にもよりますが、私が担当していた産院はお産の数が多かったので、3時間程度かけて集団と個別の調乳指導を行っておりました。
*お昼休憩と移動

(前の仕事が長引くと、昼休憩が取れなかったり、ダッシュしないと電車に間に合わなかったり…)
*13~18時
午後は別の担当産婦人科へ伺います。
訪問時刻は13時以降さまざまで、担当産婦人科との契約の時間に伺います。
午後は13時~と15時半~で別の産婦人科に2件伺う日もあります。
曜日により、午前中と同じく集団と個別で調乳指導を行う日もあれば、母親学級や育児相談、離乳食教室を行うこともあります。
早い日は16時頃には終業し、遅い日は18時頃でした。
※時期によっては午前のみ午後のみお仕事の日もあります。
育児用ミルクメーカー栄養士の一番忙しいのはここ!
午前午後で2~3か所の産院を掛け持ちするので、前の仕事が長引くと、昼休憩が取れなかったり、ダッシュしないと電車に間に合わなかったりなんてこともありました。
育児用ミルクメーカー栄養士のやりがいはこれ!
一生に皆さん数回しか経験しないであろう、貴重な出産の時期に携われること!幸せな気分になります。
産まれたてふにゃふにゃのかわいい赤ちゃんをいっぱい愛でることができるので、ただただ癒される!!(やりがいとは違うかな!?)

育児用ミルクメーカー栄養士の正直ここは大変…!
産後のお母さん達は、お疲れなのでゆっくり休みたいところ、授乳指導、沐浴指導、産後マッサージ、実際の授乳などもあり、意外と忙しくされており、調乳指導をしたくても、お部屋にいない!?ということも多々あります。
経産婦さんで調乳指導が不要な方にも、必ず一度はお顔を合わせてお祝いの言葉と注意事項、プレゼントをお渡ししていたので、おにごっご?かくれんぼ?のように何度も行き違いになったり…たくさん階段を上り下りしたなぁ~。
大人数の前での調乳指導や母親学級が続くと、声を張り続けるせいで、喉がやられます。のど飴、喉の保湿は必須!
気持ちの不安定な妊婦さんの栄養相談では、泣き出しちゃったり、お姑さんやご主人への愚痴のオンパレードを聞くことになったり…(笑)
育児用ミルクメーカー栄養士が仕事で一番大切にしていること
妊婦さんの栄養相談では、不安を抱えていらっしゃる方も多く、気持ちが不安定な方もいるので、できるだけ気持ちが楽になって帰ってもらえるよう心がけていました。
調乳指導では、産婦人科によりますが、当時は母乳神話の強い時代でした…でも母乳の出方は個人それぞれなので、安心して粉ミルクを使っていただけるよう、粉ミルクは実際の母乳研究により作られており、成分も母乳に近いことや、使うメリットを丁寧に説明しておりました。
どうして育児用ミルクメーカー栄養士を選んだの?
栄養士の資格を活かしつつ、出産・育児の経験も活かせること。
学生の頃から、妊産婦期の栄養に興味があり、産婦人科で働くことが夢だったが、産婦人科の求人は少なかったので、少しでも近い仕事をしたくて選びました。
こういう人が育児用ミルクメーカー栄養士に向いてる!
産院で使ってたり、紹介されたりしたミルクを退院後も使う方が多いので、ミルクメーカーにとっての調乳指導は販売・営業職です。
単に調乳方法を教えるのではなく、いかに自社製品の良さを伝えられるか、自社製品を愛し、売り込めるか…が重要です。
そして赤ちゃんに癒されたい人におススメのお仕事です。

育児用ミルクメーカー栄養士(提示契約社員)の年収・給与事情
私は定時契約社員であり、フルタイムではありませんでした。(子どもを幼稚園にいれ、育児をしながら働いていました。)
時給制で業務内容により、時給が3段階に変動します。
育児用ミルクメーカーなので、ミルク販売につながる「調乳指導」の時給が一番高く、次いで資格を使った「妊婦栄養指導」や「母親学級」「育児相談」「販促イベント」、一般事務処理は最低時給に近い金額でした。
私は比較的多くの産婦人科を担当させていただいていたので、月給で平均12~14万でした。(10年以上前の時給で…なので今ですと15万~17万になるのではないかと思います。)
担当産婦人科の数が月によって変動するので、収入は不安定で日中空いている時間に少し働きたい方にはちょうど良いですが、しっかり稼ぎたい方には向かないです。
定時契約社員でも賞与・昇給があり、有給休暇もしっかり使えました。
まとめ
ミルクメーカー企業で働く栄養士の一日、いかがでしたか?
産婦人科での調乳指導や妊婦さんへの栄養相談など、赤ちゃんとお母さんの大切な時期に関わることができる、やりがいの大きい仕事ですね。
一方で、ミルクメーカーにとっての調乳指導や両親学級(プレパパ・プレママ教室)は販売・営業の側面もあり、自社製品の魅力を伝えるコミュニケーション力も求められます。縁の下の力持ちポジションになりがちな栄養士のお仕事としては珍しいですね。
求人自体は多くありませんが、
「妊産婦の栄養に関わりたい」「企業で働く栄養士に興味がある」
という方には魅力的なキャリアの一つです。
💗栄養士の一日シリーズ
*特別養護老人ホームの栄養士
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