こんにちは、DietitianJob(ダイエティシャンジョブ)運営会社(株式会社東洋システムサイエンス)福岡人材事業部の小幡です。
人材紹介のコーディネーターとして仕事をする関係で、たくさんの応募書類を目にする機会があります。
応募書類とは企業とをつなぐ最初のきっかけとなるものですが、いままで「会ってみたい」と思わせる応募書類を書けている方がとても少なく・・・・
そんな中、管理栄養士国家試験対策をサポートされている『ファンスタディ』の『ファンスタディサークル』にて、栄養士のための「履歴書,職務経歴書の書き方講座」の講師を務めさせて頂く機会がありました。
ブログでは、そのお話を交え数回に分けて、履歴書,職務経歴書の書き方についてお話しさせていただきたいと思います。
先日のファンスタサークルのウェブセミナーは、金曜日の21:00~22:00開催の講座でしたが、参加者は、70名超え!
悩んでいらっしゃる方は多いんですね。
今回のセミナーでお話させて頂いた内容は、私が皆さんに常々「まず、ここだけは押さえて欲しい!」と思っている、履歴書,職務経歴書を書く上での『そもそも』論を重視しました。
何故か?
日々、調理師,栄養士,管理栄養士、皆さんの履歴書,職務経歴書を拝見しますが、内容以前の問題が散見される書類があまりにも多いからです。
そして受講者の方からのご意見、私が懸念していた通りの感想を頂きました。
『先日、書類選考で落とされたことがあったのですが、小幡さんが話をされていたまさにその内容ズバリの失敗をしていた事が分かりました。
良い応募書類なら、せめて面接には呼んでもらえたかもしれないと思うと、悔しくて仕方がありません。』
履歴書,職務経歴書(応募書類)を書く目的は?
応募書類を通じて、あなたの事を知ってもらい、「面接の機会を得ること」です。
応募書類を見て貰った時点で「是非、会ってみたい!!」と、採用側に思って貰えなければ、もちろん、面接の機会,その先にある「採用」はありません。
そのため、応募書類の中でも「志望動機」,「自己PR」の内容には力を入れて頂きたいのですが、採用側は、応募書類に書いてある内容のチェックより、先に、「様々な角度から、応募者に、ビジネスマナーがあるか?」を見ています。
つまり、「相手目線になって、仕事が出来る人なのか?」に着目しています。
この視点は、「採用」の場面だけではなく、どんな仕事の場面でも、必要な能力ですよね。
例えば、栄養士なら、発注書の書き方,送り方は、業者サンが分かりやすいように、
調理師なら、喫食者が食べやすい食材の切り方,盛り付けを、など、常々心掛けていると思います。
皆さんの実際の仕事では、出来ているそういった気遣い、相手目線でのアクションを、応募書類にも発揮して頂きたいのです。
何より、経験が無い事柄,場面でも、この視点を元に、考えて行けば、自ずと、選択の答えは出るようになるので、是非、今一度、「自分が(書類を)受け取る側なら・・・」の視点で、応募書類も作成して頂きたいと思います。
下記は、私が講座内でお話させて頂いた「あなたは大丈夫?「採用担当者の本音『嫌われる応募書類』」の中から抜粋したものです。
各項とも、「当たり前の事」,「これぐらい(自分は)出来ている」と思われるかと思いますが・・・
下記項目だけでも全て出来ている方は、少ないのでは無いでしょうか?
是非、皆さんも「回答」を考えてみて下さい。
- 履歴書,職務経歴書のサイズは、A4(見開きA3)にしますか?,B5(見開きB4)にしますか?切手の貼り忘れ,料金不足はありませんか?
- 書類を入れる順番は、正しいですか?,書類を「折って」入れてませんよね?
- 「折った」書類は、何故NGなのでしょうか?
- 履歴書,職務経歴書の他、必要な書類がありますよね?
- 応募書類をそのまま封筒に入れていませんか?
- 顔写真のサイズ,服装,色味は、適正ですか?,自撮りしたものを使用していませんか?
- 記載ミスを修正液,二重線で消していませんか?
答えは、次回ブログで。