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薬膳に親しもう 第7回 免疫力を高めよう~ウイルス・花粉に負けない身体づくり~

2020.03.07

こんにちは、執筆スタッフの首藤です。

 

今年の冬はインフルエンザだけでなく、それ以上にコロナウイルスの感染拡大が深刻化してしまいました。

 

マスクや消毒用の商品が店頭から消え、感染症対策の情報は交錯し、正直な話、確実な予防策は無く

 

結局は 手洗い・うがい・咳エチケット など日常のことを確実に行うこと

 

食事は何か特定の食材に頼るよりも

 

偏りなく食べること 

 

が大切だと改めて感じます。

 

 

 

そのような状況の中、花粉症に悩まされている方も見かけます。

 

いずれも試されるのは「免疫力」

 

「免疫力」は一昼夜で養えるものではありません。

 

気温が下がってから

感染症の蔓延が見られてから

そして花粉の多い季節になってから

 

それらの対応は、すぐにどうにかできるものではなく

 

日々の生活習慣

 

から養われていくものなのです。

 

花粉症を例にした場合

 

西洋医学ではアレルゲンに着目した治療が多いように、アレルゲンが原因と捉えられますが、

 

中国伝統医学(中医学)では身体の内側に原因があると考えます。

 

身体の抵抗力を指す

 

「衛気」が充実していれば

「邪気」(ウイルス・花粉など発病させる物質)

 

は、体内に入らないとされています。

 

 「衛気」とは?

 

「衛気」は身体を構成する要素である「気」の一つです。

 

「気」は何から生み出されるかと言うと、食べたものからなのです。

 

「気」を補う働きがある食材を摂ることが基本で、米、芋類、南瓜、きのこ、肉類、魚類、大豆、甘酒等多くの食品が挙げられます。

 

 

 

主食・主菜・汁物を準備すれば、網羅できますが、多忙などで欠食・インスタント食品等に頼ることが多くなっている時は要注意です。

 

何を食べるかに加えて、消化吸収の働きをす「脾」の状態を良くしておくことも大切です。

 

「脾」が上手く働かないと、消化吸収がうまくできなくなり、せっかくの食事から十分な「気」を生み出すのが難しくなります。

 

また身体を構成する三要素

 

「気」「血」「津液」

 

の流れが悪くなり、全身に栄養が行き渡らなかったり、水分代謝が落ち特定の箇所に水分がたまり、花粉症の症状に繋がったりします。

 

「脾」の働きを鈍らせないために

「脾」の働きを鈍らせてしまう要因は、冷たいもの・脂っこいもの・甘いものの摂り過ぎ、また飲み過ぎ・食べ過ぎです。

 

また中医学では感情と臓腑には関係が深いと考えられており、「くよくよ思い悩む」のは「脾」に影響すると言われています。

 

 

特に疲れている時、不規則な生活が続いている時は、気を補う食材を使った煮物、蒸し物、汁物など刺激の少ない調理法にして、とにかく自分の身体に優しくすることを心がけてみられてください。

 

「気」を養う

「気」を養うことは、症状への直接的なアプローチと言うよりも、ウイルスや花粉に侵されないために身体のバリア機能を高めていくようなイメージです。

 

今、花粉症の症状で辛い方には、香味野菜やハーブを取り入れてみることをお勧めします。

 

▢水っぽい鼻水でくしゃみが多い → しそ・葱・生姜

 

身体が冷え水分の流れが滞ったことで出てくる症状と考えられます。

 

温めて水分の巡りを良くすることが大切です。

 

薬味にも使える香味野菜は、身体の表面を温めて、邪気を体外に発散させる働きがあります。

 

スープや湯豆腐など温かいお料理で使うと「脾」も労わることができます。

 

 

 

▢黄色い粘りのある鼻づまりや、目の充血が見られる → セロリ・ミント・菊の花

 

身体の上部に余分な熱がたまることによって起きる症状と考えられます。

 

これらの食材は熱を冷ます働きがあり、頭痛にも働きかけると言われています。

 

身体全体を冷やすと言うよりも、熱のこもった局所を冷ますイメージです。

 

ミントは喉の腫れにも働きかけると言われています。

 

お湯にフレッシュミントを入れたミントティーがおすすめです。

 

 

 

 

多量の鼻水・くしゃみの症状と同時に、目のむくみ、身体の重だるさが気になる場合は、水分代謝が落ちている可能性もあるので、豆類はと麦を取り入れることをお勧めします。

 

スープやご飯の具材にすると手軽に取り入れられます。

 

 

免疫力を高める

免疫力を高めるには、一時的に話題の食材を食べてみるよりも、今の食生活も含めた生活習慣全般で良くないな…と感じられていることを整えていくことが先決です。

 

また乾燥した秋、寒い冬、花粉の多い時期ではその気候自体が身体にとってストレスになってしまうので、過ごしやすい季節から日々身体を労わっておくことが大切です。

 

次の秋・冬や花粉の多い時期に慌てなくてもいいように、今一度「食」も含めた生活習慣を見直してみませんか?

 

 

参考文献:

現代の食卓に生かす「食物性味表」:日本中医食養学会

中医基礎理論:上海科学技術出版社

再春館製薬所が教えるおうち漢方:新星出版社

 

 

※前回のコラムはこちら

薬膳に親しもう! 第6回 紅茶で冬の身体を労わろう

薬膳に親しもう! 第5回 身体を構成する三要素 その2

薬膳に親しもう! 第4回 身体を構成する三要素 その1

薬膳に親しもう! 第3回 食性

薬膳に親しもう! 第2回 五味の作用

薬膳に親しもう! 第1回 薬膳とは

 

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